岡崎神社の例祭に向けて、きょうから巫女舞のお稽古が始まります。
岡崎神社は、毎年11月2日に前夜祭、11月3日に例祭を行っております。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため、神楽・神輿・餅まきは中止になりましたが、
祭典の中での巫女舞だけは神事の一環という考えで、いつもの通り出て戴くことに致しました。
毎年、地元の氏子さんの中から、小学校4年生の女子四名に出て戴いております。
本番の巫女舞奉納は幣殿での祭典の中で行われますが、お稽古は社務所でしております。
会議に使うテーブルを臨時に案(「あん」。神社で使う「台」のことです)に見立て、
練習用の鈴と扇を使い、本番までに最低4日はお稽古に来て戴きます。
練習用の装束もつけて、袴をはいたときの動きにも慣れて戴きます。
ひとつの動作をするのに、左右どちらの足から出るか
お辞儀をするときの角度、扇や鈴の扱い方など、ひとつひとつ覚えて戴きます。
お稽古は権禰宜が太鼓を叩いて指導いたしますが、
幣殿で舞を奉納する前夜祭と例祭当日は、専門の笛太鼓さんが入り、
巫女さん達は本番用の正式な装束をつけ、綺麗な鈴と舞扇を使って舞って戴きます。
巫女さんたちにとっては二度とはない思い出になることと思います。
これからしっかり練習をして、立派な巫女舞を奉納できるよう、皆で頑張りましょう。