2月7日、広島県呉市総合体育館(オークアリーナ)で行われたJTサンダーズvs豊田合成トレフェルサの観戦レポートです。
JTサンダーズ 3-2 豊田合成トレフェルサ
第1セット 25-12
第2セット 21-25
第3セット 25-15
第4セット 25-27
最終セット 25-23
トレフェルサは粘りがあって侮れないチームです。
第1セットですが、終始JTのペースでした。
トレフェルサは波に乗り切れないところがありました。
何度もブロックでシャットアウトされたり、コンビが合わない場面もありました。
逆にJTはブロックで波に乗りました。
アンジェルコ選手をとめることができて、トレフェルサの攻撃を封じました。
JTは好調な出だしです。
しかし、第2セットではトレフェルサが調子を取り戻しました。
セッターが高橋(幸)選手の交代しています。
アンジェルコのスパイクも要所で決まるようになりました。
JTはちょっと選手ミスが目立ちました。
特に後半、ミスが続いて追いつくことが難しくなりました。
もう少し粘りがあれば、あるいは逆転の可能性もあったのにもったいないことをしました。
第3セットは再びJTが優位に試合を進めました。
続く第4セットは、じわりじわりとトレフェルサがリードしていく展開です。
途中、審判のジャッジをめぐって両チームがクレームをつける一場面が。
最初、JTの得点になったのをトレフェルサが不服を申し立て、トレフェルサの主張が通ってトレフェルサの得点に。
今度はJTが不服として、甲斐選手が執拗に抗議しましたが覆らず。
この後、甲斐選手が奮起、JTはトレフェルサに追いついてデュースに持ち込みます。
しかし、アンジェルコ選手に決められて、JTは第4セットを落としています。
試合は最終セットまでもつれ込みました。
力は拮抗していて一進一退の白熱した試合展開です。
トレフェルサはアンジェルコ選手、JTはゴメス選手を中心に両チームの攻防が続きます。
先にマッチポイントを迎えたのはトレフェルサ。
JTは粘りに粘って豊田合成に最後の1点を入れさせません。
そしていつしか立場が逆転して、JTがあと1点という状況に。
トレフェルサも最後の1点を許すまじと懸命にJTの攻撃を阻止します。
しかし、JTはゴメス選手が決めて長い攻防の終止符を打ちました。
ゴメス選手、第4セットあたりからジャンプサーブをやめて丁寧な打ち方になりましたね。
かなり接戦になっていましたから、サーブミスを懸念してのことでしょう。
最後も決めてくれてよかったです。
ただ、攻撃の中心がゴメス選手になるのはいたいかたないとしても、欲を言うならもう少しセンターを使った攻撃も見てみたかったです。
この試合では要所でブロックが決まってトレフェルサの攻撃を阻止しています。
最終セットも宮下選手、町野選手のブロックで同点に追いつきました。
町野選手はこの試合でヒーローになっています。
JT、はらはらさせます。
毎試合、毎セットが白熱した接戦になっているので、息つく暇がありません。
この後も連勝を延ばして上位4強に食い込んでいってもらいたいです。
思い出し思い出しなので正確さにかける部分があるかもしれません。
両チームに問い合わせたところ試合中の写真の掲載もOKということなので、機会があれば紹介します。
ただし、1枚としてまともに撮れたものがありませんが...(/π\)
難しいですわ、室内で、しかも動きの早い被写体を写すのは。
では。