アメリカのファッションは奥深い | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


こんばんは。

今日も展示会廻りの一日でした。

巨大としか言えない、展示会のCOTERIE(コートリー)、最近徐々に人気の

STITCH、前から続く、MODAとFame.  。

巨大さに驚きです。何年振りかな。

COTERIE  ↓

image

image


image

image

image

運営会社が違うけど、6、7つの展示会が一つの場所で同時開催 ↓

image

STITCH ↓

image

image

image

MODA ↓

image

image

Feme.  ↓

image

image

どれも同じに見えるかもしれないけれど(笑)それぞれがかなり違う。

全部で何ブランドかな? 1000? 2000?

アメリカのファッションは奥深い

もちろん、すべての会社がアメリカではない。世界中のアパレルメーカーが

集まり、買いに来ているのも、アメリカ中心だけど、これも世界中から。

もちろん、日本からも出ているし、買いにも来ています。

アメリカと一口に言っても、広大な広さ。

ここ東海岸と西海岸では、気候も違うし、着るものも違う。

当然素材も違うんです。

ここに出展しているアパレルメーカーも、思い切りヤングはないけど、

対象は、まあ20歳から上は果てしなく。(笑)


こちらは、「ミセス」も元気ハツラツです。

日本だと、専門店向け「ミセス」アパレルが厳しいだとか、お店を厳しいとか

言われてから随分と長いですが、私が思うに、アメリカはそんなことはない。

(と思う。)

日本では、「おばちゃん」くさいのが敬遠されがちだけど、こちらには

しっかりその市場があって、逆に元気なんじゃないかな。と思うくらいです。

売る方も、買う方も、洋服が好き、ファッションが大好き、、、そんな

元気さが凄く感じられるんです。


例えば、日本のミセスは、感覚は若いテイストに合わせて、サイズをミセスの

パターンにするのが多いけど、こちらでは、テイストもすべてミセス。(笑)

日本の服は、欧米の人から見ると、総じて「可愛過ぎる」「子供っぽい」

と言われます。 仕方がないですよね。日本人は「カワイイ」文化だから。

日本のミセスも「カワイイ」に合わせていくから、ギャップが生じてくるの

でしょうか。


欧米の人が服に求めるのは、「大人っぽさ」や「セクシーさ」。

それに、ミセスは若い頃と違って、「豊かさ」が加わる。

だから、いい洋服を着たい。決してすごく高級ブランドを求めている訳では

ないけれど、質感だったり、高級感を求める。

つまり、豊かさと成長、成功の表現なのかもしれません。

だから、、、「ミセス」の市場はきちんと存在し、それに加えて

とっても元気なんだと思う。


ここニューヨークの展示会場の廻りには、この展示会に買い付けに来るお客様の

お店は
ほんのわずか、、、です。

マンハッタンを見ても、世界中にある高級店となんら変わりはありません。

だから、ここを市場調査してもダメなんです。

実際に買いに来ているのは、他の州からであり、もっと田舎のブティックさん

だし、地元に根付いているお店だからです。


ミセスも超元気なアメリカ。

アメリカのファッションは奥深い

そう思いました。


応援ポチッ、よろしくお願いします ↓ (この四角をクリック!)

老舗ニット会社社長の「みんなで一緒」ブログ-ランキングバナー・ニット赤