ラグビーに救われた次男 | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

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東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


こんばんは。


ノーサイド、、、涙に暮れる次男の裕(ゆう)。


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その姿に、私も大粒の涙を流した。




次男の高校のラグビー生活が、今日終わった。

そう、東京都予選ベスト8で敗退したということです。




ラグビーに救われた次男




次男の高校は、文京区の駒込学園と言う私立の高校。



中学1年の2学期から、この付属中学校に入学しました。

中学1年の2学期?




そう、編入試験を受けて、途中から言わばこの学校に引き受けて

いただいたのです。



中学受験でかなり良い学校に合格しました。


でも、次男はその学校にどうしても合わず、度重なる問題をおこし、

学校への親の呼び出しはわずか3ヶ月間でしたが、数知れず。 

何度詫びたことだろうか。

そして、最後は退学勧告。




私たちも相当なストレスを抱え、このままでは、子供も自分たちも

おかしくなってしまう、、、

せっかく合格した学校でしたが、辞めることを決意したんです。




しかしながら、私が必死で探して、せっかく受け入れてくれた

今の学校でも、入学するやいなや、まだ校長先生から呼び出しを受け、、、



そんな時、担任の先生がラグビー部の顧問だったことから、

「岡崎、オマエみたいなワルは、ラグビーやれ!」

と、強制的に入部させられた。




始めは、「ふざけんな! あんな痛いのやりたくない!!」と

反抗しながら、しぶしぶ参加していたんですが、

気がついたら、、、すっかりラグビーに魅了されていたのです。



「デカイ相手にタックルして、キレイに倒した時なんか、

サイコーに気持ちがいい!!」



今まで何も喋らなかった次男でしたが、夕飯時は、

「もうわかったから!(笑)早く食べなさい。」

と言うくらい、ラグビーの話を夢中でするようになった。



顔つきもみるみる明るくなり、引き締まってきました。

小学校時代から(笑)悪事を重ねていた少年が、好青年に

変化していったのです。




振り返ると、要するに、エネルギーが高い次男は、それを

消化する場所も、消化する方法もわからなく、いろいろ悪戯を

やらかしていた。

(次男の名誉の為に言いますが、極悪、ヤンキーではないです。(笑))



ラグビーと出会い、身体をぶつけ合うことから、その高いエネルギーを、

消化する、発散する方法を見つけた、、、と言うことなんでしょうね。



ラグビーに救われた次男



ラグビーで、自身のエネルギーの発散以外にも、もちろん色々なことを

学んだようです。




チームプレーなので、自分勝手な行動はもちろん出来ない。

チームでの責任感も当然身に付く。

先生からも、親身に、相当身体を張った指導をされました。

やはり、先生も「ワル」は可愛いようで、、、(笑)




たまたま、そんなエネルギーの高い連中が、同学年のラグビー部には

大勢いたおかげで、決してラグビーで有名な学校ではない

駒込学園が、今日の準々決勝にコマを進めることが出来たんです。

中学1年から、6年間チームづくりをして来た成果です。




今日の対戦相手は、優勝候補の目黒学院高校。(当然優勝するでしょう。)

選手層も厚く、超超高校級の選手ぞろいです。


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あまりにも体格差、レベルの差があるので、100対0か!?と、

言われていました。



円陣を組むと、、、




コレ 対 コレ ですから~ ↓

目黒学院高校

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駒込学園

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トンガ人のデカイ選手が3人もいて、中でもこのテビタタタフ君なんて、

これで高校2年生ですよ~!!(化け物だ~) 




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彼の突進は、5人がかりでも止められなかった、、、




前半はかなり頑張りました。 


全員死に物狂いの全力プレーで、もしかしてトライ出来るかも、、、

熱い気合いあふれるプレーが、凄く伝わってきました。 
17対0。

次男もいいタックルして、相手を持ち上げてもいました。が、、、




やはり、強豪校は後半が強い!

目黒学院高校が、この
テビタタタフ君を投入してからは、

全く歯が立たず、ため息の連続。

終わってみれば、76対0。



笛が鳴り、ノーサイド。

親子それぞれが、涙に暮れました。





ラグビーには、本当に感謝しています。

いろんなことを思い出し、、、私の涙には、そんな理由も

重なりました。

次男はそこまでは考えはしなかったでしょうね。



でも、いつか、きっと彼にもわかる時が来る。

そう思います。




ありがとう、ラグビーさん。




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