同じ船に乗ること | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


こんばんは。


台風一過の今夜。



私は、昨日の朝から、今夜まで、、、

ちょうど台風が関東を通過している最中、、、

雨も風も、全く感じない、都内のホテルに缶詰でした。



今朝、ホテルの部屋より (笑) ↓

IMG_8229.jpg


IMG_6217.jpg


今年で6回目、年1回の2日間の研修。

「黒帯会」と呼ばれています。

年1回の手直し。 



徹底的な討論を経て、また、他の人と講師の二条先生の

やり取りを聞きながら、すべてを自らで気づき、自ら答えを出す。



毎年同じ6人のメンバーだけの、

とっても、いや、かなり厳しい、疲れる丸2日間ですが、

終わった後の充実感は、もの凄いものがある。



ノウハウを学ぶわけではないので、聞いているだけの時間は

全くありません。



考え、意見をいい、白熱した討論を展開するこの2日間のことを

文章にまとめるには、あまりに濃すぎて、とっても難しい。

でも、少しずつ書いていきますね。



同じ船に乗せること



会社で全員が同じ方向に向く、とか、同じベクトルに向かう。とか、

いいますよね。  経営者は、スタッフを自分と同じ方向、同じベクトルに

向かせようとする。



ところが、これには無理があります。

顔を向かせることに無理がある。 そう人は、簡単に向くものではない。

向かないと、向かせようとする。

向かないと、イライラする。



そこで、同じ船に乗せればいい。 と、考える。

その船はある方向に全員で向かって進んでいきます。

ところが、その中にいるスタッフは、自分の向きたい方向を

向いていてもいい。

つまり、全員が真っすぐ前を向いていなくてもいい。と言うことです。



みんなで〇〇やろう! と、やることを決めるより、

◯◯はやらない。と、やらないことを決める。



そして、最低限それを守ることで、後はそれぞれが違う方向を向いている。

それの方は、自由度は高く、それぞれが主体的に動きやすくなる。



この違い、わかりますか? 




夜、都内のホテルの研修会場を出て見上げた空。

モヤモヤしていたことにも、答えが出て、清々しい気持ちに。


さ~て、明日から、会社で活かしていきますね。


応援ポチッ、よろしくお願いします ↓ (この四角をクリック!)

老舗ニット会社社長の「みんなで一緒」ブログ-ランキングバナー・ニット赤 

マーケティングの師匠
エクスペリエンスマーケティングの
藤村先生のブログです。   ↓

両国の老舗ニット会社社長「ニット」こと岡崎博之の気づき-スコットバナー