こんにちは。
この本、友人がFacebookで紹介していたのを見て、即買い!
Amazonから購入
下心はありませんよ、念のため。(笑)
どんなレストランが載っているのか、興味があったので
買ってみました。
たくさんのレストランが載っていたけど、私の知っているのは
ほんの数軒。
いやいや、そんなことじゃなく、、、
この本、メチャクチャ面白く、また、たくさんの気づきがありました。
「新東京いい店やれる店」って、決して品がある題名ではないけれど、、、
つまり、男の人のための、女の子を落とすための、、、(笑)
キレイな言い方で言うと、女性の心をトキメかせるお店の紹介です。
それも、文体は語りかけるようで、また洗練されている。
レストランの選択は独断で、この言い切りが気持ちがいい。
全体の構成が季節毎で、また、お花見や花火などシーン別。
「映画館に行かない?」よりも、「隅田川の花火見に行かない?」
いつでもできる遊びに誘われるよりも、その季節しか出来ない遊びに
誘われた方が、OKしやすい。また同様にいつでも食べられる食事に
誘われるより、「上海ガニが美味しい季節だから、食べに行かない?」
(文中より)
その食事中に交わす会話も想定しているのでしょう。
食べ物以外に、季節の植物やその土地の紹介、食材のウンチクや
料理の歴史などなど、、、
読んでいても、とても勉強になる。
読み物としても、最高のレストランガイドです。
チョー明確なターゲットの本の紹介
35歳以上の紳士(マーケティング用語ではM2)。
味よりも、徹底的に「トキメキ」基準。
ここまでターゲットが絞られていて、楽しい本は久しぶりです。
う~ん、勉強になるなぁ。
「食べログ事件」もバッサリ ↓
あれほど当てにならないものは無い。ほとんどがランチの評価。
ミシュランの3つ星店より神田のキッチン南海神保町店の方が上。
男の作戦を見られちゃ困る。
帯の「エロ本です」は、女性に気軽に買わせないため。
このセンス、バツグンです。 ↑
本の最後の結びが「粋」です。
イタリア人が昔から言う通り、人生はマンジャーレ(食べて)、
カンターレ(歌って)、アモーレ(恋をして)だ。
食べるだけのためにレストランに行くんじゃ、つまらない。
レストランは恋をしに行く場所でもあるのだ。
恋をしましょうよ、恋を。
だから、イタリア人はモテるんだな~。
って考えつつ、、、
7月12日発売したばかり、¥1680。
それも、小学館からですっ!!
応援ポチッ、よろしくお願いします ↓
マーケティングの師匠
エクスペリエンスマーケティングの、
藤村先生のブログです。 ↓