今朝は定例の日曜津山キッズ将棋教室の日でした。
日の出とともに朝早くから目が覚めて教室準備にかかる。
「いったい朝っぱらから何を準備するんだい?」と思われるかもしれませんが、昨日がJTこども大会で岡山に行っていたため準備ができておらず、帰ってやろうと思っていたら爆睡する始末。そんなこんなで教材に使う資料や棋譜並べの選定と予習、星取りを整理して対局カード、認定状の作成、大会チラシの補充、出席簿、カメラの電池・容量、チェスクロックの電池、教室終了後の子どもたちへのご褒美のお菓子などの買出し。そしてチェスクロックやアルコール消毒液、移動図書などの車への積み込み作業がある。
朝8時30分に会場の津山中央公民館に到着、急ぎ荷物の搬入、机や椅子の並べ替えなど会場設営を他の講師らとともに行う。9時前には来場のこどもたちに「おはよう!」と平静を装い挨拶をしていく。
9時になると開講式、みんなに一斉に挨拶を行い、これからの大会などの連絡事項を伝達。
そのあと前回までの昇級者に認定状の授与式。
このあとマナー講座へと進みます。マナー講座では昇級された子どもたちのか中からテキストの「マナー・礼儀を大切に」の箇所を音読してもらいますが、今日は最近いっぺんに二階級あがったIくんにお願いしました。Iくんありがとうございました。
その音読のあとで昨日のJT杯こども大会中で気づいたマナー違反について例を示しながら示す。
高学年の腕試しコースの予選3回戦のところで一人の子どもが相手が指すのを待っている間、机の手前の端を指でカタカタ、カタカタと叩いている。そして相手が指すと手離れが悪く駒を行ったり来たり・・・そして指したと思えばチェスクロックのボタンをトントントンと最低でも2~3回たたき、相手の子が指すまでまた机の手前の端をカタカタカタカタとず~っと叩くのであった。これっていったい何なんや?相手に「はよ~、行けや~!」と口では言わないのだが、手指で言わんばかりに見えたのだ。対局が終わった後その子には注意はしたが何の反応も示さなかった。結局その子は予選3回戦で負けたのだがこのようなしぐさの子どもには(無意識にやったのかもしれないが・・・)申し訳けないけれど多くの観客がステージ前で観戦する壇上対決の決勝戦には行って欲しくないと思った。
もし、みんながこのような場面で集中力を切らされるようなことになった時は審判を呼んで必ず注意してもらいましょう、と話をしました。
さて、話を戻します。(最近よく脱線します~)
この後はミニ講座へ。
3班に分かれて行います。
1つ目は有段者クラス、これは最初から実践対局。今日はマーチャン先生、ノッポ先生にも入ってもらいました。
大盤操作の向うでは有段者たちがしのぎを削っています。
ノッポ先生の対局風景
Dサポーターの対局風景
2つ目は1級~9級の中級・上級クラス、不定玉とソータ先生で昨日のJT杯の会場入り口で配られた詰将棋(1手・3手)をみんなに順番に出題。簡単に解答できないのもあってみんな真剣そのもの。3手問題でも結構な詰将棋エキス満載でみんなで楽しめました。後半はプロ棋戦順位戦C2から狩山五段対佐藤六段戦の棋譜鑑賞。
普段の狩山五段は受け将棋で手数が長くなる傾向にありますが、本譜はひとはかわったような指しまわしで完勝されてました。
3つ目は10級~の初級・初心者クラス、こちらはカズキ先生とサブロー先生で必死問題の演習を行いました。
不定玉はホワイトボードの反対側にいたのですが、なにやら騒々しい子どもがいたようで講師の先生も何度か注意していたようです。
後半は全員で相互対局(昇級戦)をおこないました。
本日の昇級者は・・・
Mイツキ25級⇒24級へ(6連勝規定による)
Mエイミローズ27級⇒26級へ(6連勝規定による)
Sユウヒ27級⇒26級へ(9勝3敗規定による)
新任のソータ先生の対局風景 サブロー先生の対局風景
マーチャン先生の対局風景
ステージより入口方面を見渡す・・・
11時45分をまわったところで本日の将棋教室も終了となりました。
参加したみんなにほんの気持ちですがよくかんばったしるしにお菓子を差し上げました。
今日も後で忘れ物を発見!強化ガラス製の水筒です。心当たりの人は不定玉までお願いします。
また次週も連続になりますが、同所(津山市中央公民館大会議室)で日曜津山キッズ将棋教室をおこないますので大勢の方に参加してほしいと思います。