第70期美作将棋名人は土山君に | 岡山県将棋情報

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今日は第70期美作将棋名人戦3番勝負の日。本日の対局は土山タイキ三段(中2・美咲町)と横山ダイサク三段(真庭)。

朝8時30分頃から関係者が津山市高野本郷の津山キッズ将棋教室の本部に集まり、冒頭に主催新聞社社長様より開会の辞をいただきました。

続いて川口津山支部長より激励の挨拶。そのあと両対局者へインタビューをおこなったのち、振駒の結果1局目は土山三段の先手となった。

持ち時間は各45分、切れたら1分の秒読みとなる。

1局目は横山三段が三間飛車、土山三段は中飛車+左穴熊となった。本局は横山三段が飛車角をうまく捌いて先勝した。続く2局目は土山三段が4枚穴熊の堅さを活かして攻めの態勢からタイスコアとした。3局目は玉頭戦、土山三段の穴熊がやや遠く手厚い守りと攻めにより勝ち切った。土山三段、「初の美作名人」獲得おめでとう!

敗れた横山三段は惜しくも敗れはしたが、最近の傾向としては2-0で一方的な結果が多かったが今回は2-1であり、いかに接戦だったかを物語っております。

ちなみに昨年、白石君(当時小6・奨励会入会のためアマ棋戦に出場できなくなった)に続き今年も中学2年の土山君が美作将棋名人に輝き、少年の活躍が続いている。

結果は月曜日の津山朝日新聞にて報じられる予定です。

また秋から冬になろうかと思いますが3局とも観戦記が津山朝日新聞に掲載される。