第28期美作将棋竜王戦三番勝負行われる! | 岡山県将棋情報

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美作将棋新竜王白石くん 

2月3日に津山市中央公民館で行われた第28期美作将棋竜王戦の上位2者(片田一輝さんと白石智也くん)で本日9時過ぎから津山市東公民館和室で三番勝負が行われた。

1局目がスタートしたところの両雄、どちらが勝っても初タイトルとあって興味深いシリーズとなった。

立会には日本将棋連盟津山支部の小林支部長、市本副支部長、川口幹事長、福島幹事、白石くんのご両親、mskzさんらが見守る中、静かに指し進められた。

対局終わっての感想戦の様子です

1回戦は振駒の結果白石くんが先手となった。戦型は片田さんが四間飛車、対する白石くんは居飛車で対抗、序盤のにらみ合いが続く中盤の入口で自重した片田さんが出た銀をもとの位置に引くというところから手損となり主導権を握った白石くんがそのまま押しきる格好となった。

続く二回戦では手番がかわり片田さんが先手。一回戦の感想戦を15分程度やった後、15分の休憩を挟んで10時30分頃から始まった。戦型は片田さんの雁木に対し白石くんも腰掛け銀から飛車を8一、4二金型の最近の流行形となった。局面が動いたのは片田さんが飛車を浮いたところでと金を作られてリードを広げられ白石くんが1局目に続いて制勝。今回は片田さんは白石くんの勢いに押されて力を出し切ることができなかったようだ。

小林支部長から賞状と副賞を手渡される両雄。

白石くんが2-0で本棋戦で史上最年少の「美作将棋アマ竜王」の座を射止めた。本当におめでとうございます。

対局が終わって新竜王は使用した和室に掃除機を入念にかけてくれました。

素晴らしいマナーで締めてくれました。