本日の日曜津山キッズ将棋教室（2013/01/20）

今朝の日曜津山キッズ将棋教室は体調不良でお休みすると連絡があった子が３人、そしてスポ少関係でお休みの子が１人連絡がはいったので少し少なめかと考えていましたが、蓋を開けたらなんと17人ものこどもたちが参加してくれました。クラス別には・・・

上級クラスはコースケ1級の１人、

中級クラスはダイチ４級、コーシ５級、リョーガ５級、リョーヤ６級、カノチャン９級の５人

初級クラスにはユーキ１５級、タスク１６級、タカキ１６級、カナト１７級、ヒロト２０級、リクト２０級の６人、

初心クラスのレイジ２１級、ソウシ２３級（新人）、トモチャン２５級、ユウチャン２５級の４人、

入門クラスのアヤチャン２９級の１人だった。

冒頭で、しつこいようだが２７日の岡山県将棋教室交流戦の最後の希望者募集を行い（笑）、その後の講義（ミニ座学）では詰将棋の大事さをPRした。中盤までどんなに優勢であっても終盤で詰みがわからなくて大逆転を喫してしまってはなんにもならないのが将棋だ。もっとも序盤の駆け引き、中盤のねじり合いで差をつけられてしまってはいくら詰将棋が得意だと言ってもだめなのであるが最後のどんでん返しを食らうとその分ショックも大きいわけだ。そこで今日は改めて浦野真彦８段の１手・３手・５手・７手の詰将棋本の紹介をさせてもらった。この教室では入門、初心の入門に近いこどもには１手詰、初心の子には１手～３手詰、初級の子には３手詰、中級の子には３手～５手詰、上級の子には５手～７手詰をやってもらいたい。という説明の中で大盤を使っていきなり某ブログで紹介されて某女流プロがなかなか解けなかった１１手詰問題を出題してみた。当然解ける子なんていないだろうと思いきやいきなり５級の子が「できた！」と手をあげるではないか！試しに解答を言わせてみたらなんと４手目まで正解でそのあと間違っていたが、少し助言し、５手詰問題にしたらスラリと解いてしまった（汗）、まあそれはいいとして要は詰将棋も１１手が分からなくても９手ならわかる、９手がわからなくても７手なら・・・というようにかんがえていけば別に最初から難しい長手数ものをやらなくてもいい。まず１手ものを制覇できたら３手ものを、それも２００問すべてすらすら解けるようになれば５手ものにすこしずつ難易度を上げて行けば良いわけだ。

ということでこの詰将棋シリーズの本は文字も少なく子どもたちにとっては自習にとても良い教材なので買い求めてしっかり使ってみてほしい。（なお断っておきますが、べつに浦野八段からＰＲをたのまれているわけではありません^^）

さて一応３０分ほど時間が経過したのでいつもの昇級戦を実施。以下その様子の画像です。

ヒロト対リクト戦　　　　　　　　　　　　　　　　　タスク対ユーキ戦

ちょっと遠くから全体を写す　　　　　　　　　　コーシ対リョーヤ戦

カナト対タカキ戦　　　　　　　　　　　　　　　　　Nオー先生も見回りをしてくださいました

昇級戦カードはこんな感じ　　　　　ダイチ対リョーガ戦

マルチャン先生の初心・入門者向け指導　コーシ対リョーガ戦

カノチャンはアヤチャンに優しく接しています　そのカノチャン、一転してダイチと真剣勝負も！

トモチャン対ユウチャン戦（初心級）’　　　　　ダイチ対コースケ戦（中級以上）　

今回は親御さんにも一部成績結果記録、手合い係を担当してもらいました。おかげで

２５級～２９級の３人のこどもたちにマルチャン先生のとてもわかりやすい個別指導をしてもらうことができたし、不定玉も上級・中級者・初級者の将棋を見て回ることができました。ほかの教室（水島や岡南）でも親御さんたちがこの部分を肩代わりしてくださってるようで津山でも同じように真似をしていこうと思いますので今後とも宜しくお願いいたします。

そして今日の昇級戦では上級～中級は１月２７日の岡山県こども将棋教室交流戦用に対局時計を使い１５分切れ負け戦の実戦さながらの練習をしました。

さて今日の昇級者（果報者）は・・・

ユーキ１５級→１４級へ（６連勝規定）

カナト１７級→１６級へ（11勝4敗規定）

おめでとうございます！以後ますます励んで欲しいと思います。次回認定状を渡します。

また昇級については今度の教室交流戦で上位入賞した人も考慮しますのでぜひ頑張っていただきたいところですね。

津山キッズ教室の会員の方で交流戦に行く際、交通手段についてまだ未定の方、ご相談に応じますので不定玉まで申し出てください。

そしてもう１つ、今日は久方ぶりにノートＰＣを教室に持ち込みました。１２月１６日に久世エスパスランドで行われたＭＩＴ将棋大会のＴＶ中継の様子（１時間番組）を昇級戦が一段落したところで放映しました。こちらの方も大人気で黒山の人集り・・・＾＾