なんと・・・
こども将棋大会に50名を超える参加者が!^^;
イオン津山こども将棋まつり&美作親子ふれあい将棋教室・・・津山の地で初めて開催することもあって何度も何度もイオン津山SCや津山支部・真庭支部の皆さんと検討を重ねて今回のイベントを企画してきました。
丁度この時期各地で町内のお祭りなどがあり動員もむずかしいのだが、みんなが協力し合う中で岡山県各地(津山市・真庭市・美作市・岡山市・倉敷市・井原市・勝田郡・久米郡・・・)や県外(鳥取県倉吉市・東伯郡・
香川県さぬき市)などから50名を超えるこどもたちが午前10時のイオン開店とともにドッと津波が来るがごとく受付に来られました。
当日組の子たちも数人いて、受付は津山支部・真庭支部の役員3名でまわしたが、受付デスクが狭いこともあり会場受付はてんてこ舞い状態でした。
それでもなんとか10時30分にもなると受付も落ち着き、無事美作親子ふれあい将棋教室がスタート。
全体の司会は不定玉が担当、まず4人のプロ棋士(福崎文吾9段・矢倉規広6段・阪口悟4段・熊倉女流初段)の紹介に始まり、教室参加者(親子)の記念撮影ののち「文吾と紫野ちゃんの将棋教室」(対局マナー教室=出演矢倉6段&支部役員の掛け合い演技を行い、やってはいけないことを実際に披露しこどもたちに理解を求めました。
そのあと手筋の教室=歩の手筋を福崎9段&熊倉女流初段のコンビで講義、いずれも手を挙げて答えてくれた子にはうまい棒をプレゼントさせて頂きました)~熊倉女流初段×山陽アマ名人の川口剛さんの模範対局を福崎9段のユニークな解説で開始。聞き手役の私もとても楽しゅうございました。^^;
結果は地元の声援を一身に受けた川口さんが熊倉さんの一瞬の隙をついて十字飛車から一気に優勢を築き、そのまま熊倉先生に勝負手を与えず押し切るという展開で終わりました。
ここまで終わってランチタイム!私はとてもチャーミングな熊倉さんと楽しい食事を独占させていただきました。^^;
熊倉女流初段の笑顔です^^; 詰め将棋コーナーでF氏
12時50分に午後の部(ここからイオン津山こども将棋まつり)をスタート。
午後の部で2回目の記念撮影 将棋大会の(1~3位まで)
名人戦対局風景
新人王戦対局風景
熊倉プロの指導対局風景
名人戦決勝戦開始直前風景(大盤解説会場=A会場)
C会場の特別対局風景(名人戦決勝戦・鳥取県×香川県の対決)
大盤解説は福崎9段・聞き手は矢倉6段
盤面に並べながら解説を聞く子も・・・局後の感想戦風景
午後のプログラム(こども将棋大会をA会場=名人戦(31人)とB会場=新人王戦(20人)で、熊倉先生のつきそい向け指導対局&矢倉先生&阪口先生の目隠し将棋対局をC会場で行いましたが、かなり好評で一般の方も足を止めて観戦される方も多かったようでした。(次回もやろうかな~)w
将棋大会の合間を縫って・・・目隠し将棋、最後まで反則なしに指してくれました。
こども将棋大会の結果は以下のとおり(敬称略)
名人戦の部(小学4年生以上&それ以下の希望者)
優 勝:藤川達矢(香川県さぬき市)
第2位:橋嵜卓万(鳥取県東伯郡湯梨浜町)
第3位:白河原拓実(香川県さぬき市)
新人王戦の部(小学3年生以下)
優 勝:山内照皓(井原市)
第2位:玉田涼平(岡山市)
第3位:林 昂平(倉敷市)
特に名人戦決勝はC会場で席上対決が行われ、A会場で対局が終わったこどもたちや付き添いの先生、親御さんを対象に福崎9段と矢倉6段の豪華大盤実況中継を実施しました。
もちろん対局者当人には聞こえなかったはずですが(笑)、双方踏み込みも鋭く、しかも老獪さも備えていてとても初段、1級の将棋とは思えず、優勝に絡むだけのことはあるな~大人顔負けの将棋だなあ~と。
それにしても岡山もこどもの将棋レベルは決して低いわけではないのだが、やはり他県からの遠征組の強さが目立った大会でした。
新人王戦のほうも県内の遠征組が上位独占の結果に終わった。
地元、岡山県北部のこどもたちの入賞がなかったのはちょっぴりさびしいけれど良い目標ができたと私自身プラス思考で考えていきたい。
また両リーグとも成績が今回振るわなかった4人に3手詰め将棋の本が手渡されました。(次大会は1つでも勝ってほしい願いを込めてます^^)
将棋大会と同時進行で行われたプロ棋士の「驚異の目隠し将棋」もC会場は対局が終わったこどもたちや一般の買い物客も足をとめて観戦くださっていました。ここでも福崎先生の解説パフォーマンスは冴えわたりましたよ~。(どちらかのプロが反則をすると集まったこどもたち全員にうまい棒をプレゼントすることになってましたから・・・まあでもお二人ともプロですから名誉にかけて対局されてたので安心していたのですけどね。
福崎9段が所々で「おっと、うまい棒か~!^^」「おや、これは二歩・・・!!ではないね^^;」なんて漫談で集まったギャラリーみんなを楽しませてくれました。矢倉先生&阪口先生、本当にお疲れさまでした~)
結果は88手で後手の矢倉6段の勝ち。でも最後まで譜面は最後まで間違えませんでした~さすがでした~^^棋譜は後日本ブログで公開しますね~
この将棋まつりでは懸賞詰将棋・初心者向け(3手・5手)を2題出しておりましたが正解者多数で15名の方に色紙が当たり福崎9段から手渡されました。
また入賞者6名で記念撮影をさせていただきました。
後ろが名人戦入賞者・前列は新人王戦入賞者のみなさん
将棋まつりが終わって反省会を近くのレストランで津山支部&真庭支部の有志でやりましたが、最低1年に1回は開催しようということになりました。
最後に今回ご参加いただきました選手・ご家族の皆さま、付き添い講師の皆様・・・そして支部役員、将棋連盟の先生方、そして今大会でたくさんの賞品と場所を提供くださいましたイオン津山SCの皆さまには厚くお礼を申し上げたいと思います。
ほんとうに有難うございました!