去年に引き続き、
私も、いっぱい元気をもらい、
今年も参加させていただいた
J-Workout のイベント「know no limit 」
先月行われましたが、
スタッフの方が写真を送ってくださり
それを見て、改めて胸が熱くなります。
彼らは「もう2度と歩けない」
「一生車いす生活」と、医師に診断された
脊髄損傷者の方たち。
立ち上がり、そして、歩き出す…
まるで奇跡のようなことが現実に。
J-Workout のメソッドは、
リハビリとは違い、
「残された脊髄に歩行を再教育し、
脳と脊髄をつなぐ神経回路を再構築する」
という考え方のもと、ヒトの成長過程を
繰り返し追って
神経を鍛えるパターントレーニング。
回復のレベルもスピードも
人によって個人差はありますが、
トレーナーとのマンツーマンのトレーニングで
劇的な回復をしていらっしゃる方もいます。
その努力と成果を、大勢の方たちの前で
披露する、年に一度のイベントが
「Know no limit 」
支えてくれた家族や友人、大切な人たちに
見守られながら、
みなさん、一歩一歩、歩いていきます。
その場面に立ち会い、
人間の果てしない可能性に驚き
衝撃をうけながら、
同時に、
それぞれの「何か」のために
歯を食いしばって努力し続けて
「限界」を打ち破っていく
その彼らの姿に、
胸打たれ、言葉を失います。
歩ききったとき…
共に「限界」と闘ってきたトレーナーや
家族の、涙でぐちゃぐちゃの笑顔。
そして、
なにより、
限界を乗り越えた
彼らのとびきりの笑顔。
深い苦悩や苦労や、
背負っているものが大きいほど、
その輝きは、増すのかもしれません。
どうして、こんなに
人は強くなれるのだろう…
私も、いっぱい元気をもらい、
一方で、我が身を振り返り…
あと今年も残り1ヶ月。
1日1日を大切に、精一杯生きよう
と、改めて自分に言い聞かせる
師走の夜です。