ドラマ小説「成長のベースはサッカー」第24話 | GKコーチ健太の日々挑戦!

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姫路合宿の朝練を終えて次は午前練
9:00からスタートしてまずはグラウンド整備とライン引き。

準備ができた頃、先生が到着。
少しだけ曲がったタッチラインを見て、これがチームの現れや。やり直し。1年生全員で一度コート全部ラインを消して書き直し…心の修行です。

その後、ブラジル体操。大きな声が姫路市内にこだまする…

まず最初はクロスダッシュ💨
2つのグループに分かれて対角のコーナーに配置。笛の合図で対角のセンターまでダッシュ。

センターラインをジョグで回復。
センターから対角のコーナーまでダッシュ。

ゴールラインをジョグて回復。
またコーナーからセンターへダッシュ。

意味わかります?Zのように横はジョグで斜めはダッシュ💨一面でやると元の位置に戻るまで斜めのダッシュは4本。それで1周。それを10周。えーん

これはウォーミングアップです。
その次はゴールラインに座ってスタートしたり寝転んでスタートしたり…
縦105mのコートをジグザグに笛の合図でターンダッシュ💨約70本。

そのあとシャトルラン。これも50本近くダッシュ💨

そして往復走。縦105mのコートにあるラインにダッシュでボールを持ってそのラインにボールを置いてゴールラインに戻りすぐターンしてそのボールをとって戻ってくる。

①ゴールラインスタート
②ゴールエリアライン
③ペナルティエリアライン
④センターライン
⑤反対面のペナルティエリアライン
⑥反対面のゴールエリアライン
⑦反対面のゴールライン

この7本のラインにダッシュでボールを置きに行ったり戻したり。これも50本近く……ガーン

くたばったところにGKとFWだけ残ってシュート練習…笑い泣き

クロスからとシュート練習。
GKが100本キャッチするまで終わらないルール

最初のクロスとかは本当に楽勝でラッキーカード。こぼすわけがない。

シュートは弾くとノーカウント。
クロスとシュートをキャッチし続けた50本以降、
握力がなくなってきて、なかなかキャッチできない。汗かいて顔がどろパックのような視界が狭い90本代…

FWが打ったシュートはバウンドして僕の顔に…
その時少し避けるように見えたのかもわかりません。

監督がストップをかけ、

監督「ボールが怖いのか?」

僕「いえ、怖くありません。」

監督「今避けたやないか!」

僕「いえ…」

監督「フィールドはボールを一人一つ持て!」

といわれ、監督の横に約50名がボールを持って並び、バケツリレーのように次から次へ監督へボールを渡す。

約2m付近で僕の顔にめがけて、パントキック50本チュー顔で受け止めました。

監督「これで怖くなくなったやろ。100本キャッチやり直し」

そこから再スタートしたキャッチ100本は、20本ぐらいですでに汗だく、僕は汗でびしょびしょの泥まみれのグローブを外した。なぜなら泥でパームが余計に滑るから。素手で死に物狂いでくらいつき100掴み取った…

それで終わりかと思ったら…
GKは手押しジャンプえーん

ゴールラインからセンターラインまで手押し車のようにフィールドに足を持ってもらい両手でジャンプしながら前に進む。センターラインには水が入ったボトルが…

100本キャッチを終えた僕の両腕はすでに張り裂けそうだったが、大声を出しながらゴールへ向かった。もう立てなくなりぶっ倒れた僕に、頭から水をかけ、動けなくなった僕をみんなが担いで宿舎へ…

これで初日の午前が終わった…

※この内容はハードですが、もう笑い話の思い出話です。誰かを責めるわけでもなく、生い立ちを語ってるだけですので、誹謗中傷はお控えください。昔はみんなこんな感じでしたもんね爆笑これがあったから今の自分があると今では感謝していますので。ニヤリ

さて、午後はどうなったでしょうか?^_^
お楽しみに〜