トモニイコウカップ | GKコーチ健太の日々挑戦!

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こんばんは。
16日からスタートした「第3回トモニイコウカップ」

これはヴィッセル神戸が主催する大学フェスティバル。

今回3回目になる大会に初めて呼んで頂き、Cチームで参加してきました。

我々のグループは関西国際大学、北陸大学。

初日は関西国際大学Aチームにボコボコ!(>_<)

学生コーチ主体のCチームは悔しさは表現するものの敗因の追求まではたどり着かない状態…

今回、僕が引率させてもらう事になったので、選手たちに勝つための準備の大切さ、チームコンセプトの明確化が出来たらと思い、ビデオカメラ、プロジェクターを持っていきました。

まずは僕と学生コーチでビデオ分析。

タイムと内容をメモし、ミーティングへ行きました。

まずはチームの戦い方の現状把握。

ビデオを見て初めてわかることが多かったと思います。

また学生コーチの指示を聞くだけのスタンスだったので、考えることを植え付ける為にディスカッションを行い、一方的に話すのではなく、発言する場を作りました。

チームの方向性はなんとなくで、このミーティングで攻守の共通理解を図りました。

少しでもチームの変わるキッカケになればと根気よく気長に行いました。

そして夕食は大会参加大学での全体会が行われました。

色んな大学チームと交流出来ました。

2日目は雪がちらつく中、石川県北陸大学と対戦!

前日のミーティングで新しい発見や共通理解を元に挑みました。

結果最後まで走り続け、勝利。


初勝利に準備の大切さと共通理解の重要さを感じてくれたかと思います。
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一時間後に続けて関西国際大学Bと行いましたが、前の試合と違って、走れない、コミュニケーションは全然ない…
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勝ちたい気持ちよりも疲れなどの気持ちが前に出て、自分にブレーキをかけてしまっている…

ハーフタイムに勝利はもちろんなのですが、もう少し小さな目標に変えました。

「失点してもいい。1取ろう」

選手達の目付き顔付きも変わり、プレーが明らかに変わりました。

全体で守り全体で攻撃し、見事得点!(^_^)

何か感じたかな?

次の日から、順位トーナメント。

一回戦は神戸学院大学。

試合前のミーティングでは選手達も積極的に会話して少し成長をかんじさせてくれました。

ですが、強さ、早さにビビって3失点。

ハーフタイムには気持ちの持っていき方でプレーは変わる。昨日やれた実績がある!!最後まで諦めずにやってみろ!!と僕なりの悔しさ、勝ちたい気持ちを表現しました。

諦めずに走りゴールを目指し、逆転勝利!!

これまた各上の相手に逆転勝利は本当に彼らの自信になりました。またトーナメントでの一発勝負の勝利。この嬉しさを味わえた事は次に繋がりますね!

そして次は同志社大学。

名前やユニフォーム、体格にビビらず、チャレンジしよう!

技術、戦術理解の差は歴然でした。

失点を繰り返すことに顔付きは「もうダメだ…」という弱音を吐きたくなるような表情が感じ取られました。

前半0-8。
ハーフタイムは落ち込んで会話なし。

もう失点を悔やんでもしょうがない!同志社大学相手に何も出来ずに終わるか?意地を見せろ!全員で1点取ってこい!!

選手達のスイッチはもう一度入り直しました。

球際で相手の自由を奪い、リスクをおって、前線で全員でチェイシング。

やってくれました!!大敗しましたが皆でもぎ取った一点の価値は大きいと思いました。

その後ホテルまでの道中、選手達は自分達でミーティングを始めました。

無口でなかなか意見をしない選手もそれぞれの考え、意見を発表するようになっていました。

考えを持つようになってきた姿を見てとても嬉しいですね。

チームも僕自身も成長させてもらった大会でした。