GKコーチ健太の日々挑戦!

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- 環太平洋大学サッカー部GKコーチのBlog



岡山県にあるIPU・環太平洋大学体育会サッカー部ゴールキーパーコーチのBlog

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お久しぶりです。

今日は2024年度天皇杯岡山県代表決定戦でした。

対戦相手は僕の古巣三菱水島FC。


準備はしてきた。対策も練った。

やる気もあった。気合も十分。


じゃあ、なぜ勝てない?


①緊張?

慣れない環境と応援。雨でスリッピー?

相手も同だ。


②背負うもの?

4年生最後の天皇杯だからなのか?


③綺麗に崩そうとしすぎ?

④戦えているか?(ファイティングスピリッツ)


色々あるけど、やはり、勝てるだろうという隙。

そこを社会人はついてくる。逃さない。


また応援でベンチからの声はかき消されるなか、中でコミュニケーションが取れない。主導的ではない。

じゃあ日頃を振り返った時に…

個人はとても努力をしている。

レベルは上がっている。


では個々はチームになる努力はできていただろうか?


個々が上手くても組織としてのベクトルを合わせた集合体になれてない…そこが薄い。


そして、なによりも

我々は強くない。勘違いしてはいけない。

ひたむきに泥臭く全力で頑張る集団でなければならない。そこに初めて個人の努力が重なって大きな強い集合体になると僕は思う。


今回でどれだけの選手が気づいただろうか。

次やったら負けない。で片付けて無いだろうか?


負けるべくしての負け。

たくさん学びがあったはず。

この負けは無駄にしてはいけない。


勝ってたらこの気づきはなかった。

前に進もう。成長しよう。


古巣三菱水島FCの皆さん全国大会頑張ってください!応援しています📣

久々の投稿になります。

皆さんお元気でしたか?😊


今回は新たな試みとして、GKウェブミーティングを行いました。



テーマは「セットプレーの守備」

もうすでに開幕していてる中国リーグの試合を題材に、ディスカッションを行いました。



まずは実際に出場したGKからセットプレーのFPの配置の意図や守備陣の事前ミーティングの内容などを聞き、映像の共有。


また日韓戦に全日本大学選抜に帯同させてもらった本学の羽山アナリスト(元GK)が分析した所感を発表。


また昨年までファジアーノ岡山のアカデミーGK担当していたIPUGKOBの中本氏にも参加してもらい、違った角度からコメントをもらいました。


セットプレーからの失点シーンをみてグループに分かれてディスカッションを実施。そして発表。


目的は守備のリーダーにならないといけない。

そのためには

サッカーIQを高めて知的な的確なコーチングを。

また日頃の積み重ね。練習から手を抜かずゴールをしっかり守り、FPから信頼を得ること。キャプテンシーの構築。


課題

①1人づつの守備の意識、強度の弱さ、責任

②ボールウォッチャーになりマークの重複

③GKのリーダーシップ、コーチング

④具体的な配置の設定 など。


僕自身が思った以上にディスカッションが行われ、たくさんの意見が出ました。


ウェブ上ではありますが、メモを取ったり、グループでは積極的に発表者になったりと本当に上手くなりたいという選手の集合体はすごいパワーを持っています。


僕自身も今シーズン、ワクワクしてきましたし、それぞれのリーグ開幕前の頭の整理。やってよかった。これからも引き続き知的アスリートを、育成するために活動していきたいと思います。


心技体のバランスを考えた育成を🧤

高知県からIPUの扉を開いた坂本君。



入試の面接ではGKです。警察官になりたいですと。入学後うまくいかない日々が続くが、

ある日トップに昇格。そこから彼の怒涛の努力は始まった。何をきっかけになったかはわからないが、レギュラー。警察官2つの夢に向かって全力で突っ走った。

トップでも後輩が試合に出てていて、腐りかけたこともあった。それでも僕は信じてやり続けること。それが成長にも繋がり、突然きたチャンスで発揮できる。

本人はそれを信じてやり続け、突然きたチャンスを掴みレギュラー獲得。追われる立場に。

努力をすることをスタンダードになっている彼にとっては、慌てることはなく、抜かれることもなかった。

その裏には練習後、大学に戻り22時を過ぎるまで勉強。その勉強中身もわかるようになり、私生活が充実し安定し、顔の表情に余裕ができ、周りを見てリーダーシップがとれるようになっていました。

試合では天皇杯で全国のピッチに立ち、J2ヴァンフォーレ甲府との試合も出場。リーグも制してインカレのピッチにも。

そして夢でもあった高知県警に内定し、夢を掴んだ。とんとん拍子。彼の努力。我慢強さの賜物です。

この彼の頑張りはこれからの後輩へも伝えていきます。素晴らしい題材として。

本当にお疲れ様。これからのご活躍をお祈りしています。