出来上がった生地がゆるくてべたついて、

このままだと成型しにくい,もしかしたらパンの

形にならないかも知れないと焦ったことは

ありませんか?


この時点で失敗してしまったと落ち込んで

しまうかもしれませんね。


でも、大丈夫。

そんな時は、粉を少しずつ足して

丁度良い硬さまでこね直してあげればいいのです。



どの様な状況下で起こるかと言うと・・・


・材料の計量ミス


お水の量を多く入れてしまった為にベタついた

生地なのか、粉を少なく計量してしまった為に

この様になったのか、

このどちらかの計り間違いです。


・粉の種類を変えた


粉によってその粉がどれだけの水分を

取り入れることができるかの加水率が違うので、

いつも焼いているレシピの粉を変えたら水分量は

変わります。


・湿度と温度が高い夏


湿度が高く気温の高い夏は、

乾燥している冬と同じ仕込み水の量にしてしまうと、

ゆるい生地ができてしまうことがあります。

冬に丁度よかったらレシピの場合、

夏は数%仕込み水を減らした方がベタ付きがなく

良い生地になります。



あーーこのままでは、上手くパンの形を作れない

かもしれないと、パン作りを始めた頃には焦った記憶があります。

でもこの時点で失敗はしていませんよ。



皆さまもこの様になってしまったことが、

一度や2度あるのではないでしょうか。


大丈夫です。


慣れてきたら焦ることなく対処することが

できるようになります。




先日、生徒さまから質問がありました。

仕込みの時に卵を倍量入れてしまったので

粉を足しても大丈夫でしょうか?という内容でした。


大丈夫です。


少しずつ、粉を足してこね直しをして丁度良い

生地の硬さにしてくださいとお伝えしました。




また、この間のレッスンでは、

生徒さまが持ち帰り生地を作る時に

水分量を間違えて多く計ってしまったことに

手ごねを始めてから気が付きました。


その時は、お玉で軽く一杯分くらい足して

丁度良い生地の硬さになりました。


その時にその方はとても恐縮されていましたが、

この経験をされたことは、ご本人は勿論のこと、

一緒にレッスンを受けていた生徒さまの為にも、

実際に見て学べたのでとても良い

経験になったのではないかと思いました。



ご自宅で、この様な状況になっても

慌てることはなくなりますね。




18年近くパンを焼いてきましたが、

この様なことは何度もあります。


最初は失敗してしまったと思い

生地を捨ててしまったこともありました。

もったいないことをしました。


このブログを読んでくださった方は、

この事象は失敗ではないということを理解して頂けたかと思います。



最後に・・・

あれ?今日のこねあげた生地、ベタついてゆるいと

思ったら、少しずつ粉を足してこね直して

みてくださいね。


復活させた生地には何十倍もの愛着がわきますよ。



 


 

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