今、どの企業も採用難で大変だ。

当社も多分に漏れず、採用難である。

 

必要な人員を確保するための方法は2つしかない。

 

採用数を増やすこと

離職者を減らすことである。

 

このうち前者は限界がある。

どの企業も競って求人をかけるからである。

 

そこで後者が重要になってくる。

 

では離職者を減らすために重要なことは何か。

 

それは良い職場を作ることである。

 

しかも、当社はサービス業であるから、人が働きやすい職場を作ることは

商品力強化と同義なのだ。

 

当社が良い職場だと判断する指標が4つほどある。

それは

 

・入社スタッフの既存スタッフからの紹介率

(入社スタッフのうちどれくらいの割合が

既存スタッフから紹介されて入社してきたか)

・退職者の忘年会参加率

・退職者の出戻り率

・パートタイムスタッフの社員転換率

 

である。

 

なお、去年の忘年会は退職者が3名参加してくれた。

 

なお、この指標だけは目標は決めない。

目標にすると強制が生じる。

自然と増えていくのが理想である。

 

さて、良い職場を作るためには、内部体制構築が

欠かせない。

 

内部体制不足のため離職した新人がどれだけいたことか。

 

だた、内部体制管理というのは危険でもある。

 

なぜなら、企業の存続は顧客の創造と維持にかかっており、

内部の組織管理のみに拘泥した企業が知らぬ間に顧客から

見放されていたという事例は多いからだ。


そうならないためには内部管理が目的なのではなく、

市場のニーズを満たす目的の手段として内部体制を

作るのだという意思を強く持つことが大事なのだと思う。

 

うっかりすると、いつのまにか手段が目的になっている

瞬間があり、いかんいかんと思うことがあるのである。