
現在発売中のCHANTO12月号に、読者の方のご自宅の、
収納改善ビフォアアフター事例を掲載していただきました。
実は編集部の方から企画のご依頼を頂いたときに、
「私は『お片付けノート』という手法をつかって、
本人の片付けに対する意識や行動を根本的に改善していくことをお勧めしています。
私のやり方だと雑誌のビフォアアフターのような
『一気にすっきり』というような企画には
ちょっとそぐわないかもしれません…。すみません!
あまり一気に減らしたり一気に片付けるのは、
お部屋はすぐにキレイになったとしても、
本人の行動が変わらないとあまり意味がないと思っていまして、
1日で終わるビフォアアフターという形ではなく、
事前からお片付けノートを始めていただいて、
自分でも気づかない不要なモノを減らす感覚や、見つける感覚を養ってから
当日もっと大きく減らしたり、大きく片付ける、というようなことであれば
できると思います。」
と申し出てました。
それで実際に実践していただいたのが掲載ページです!
読者の方がまず2週間、
お片付けノートをつけていくうちに気づいたことや変化していく様子がわかります。
そして、奥様よりもたくさんモノを持っているご主人にも変化が現れます。
お片付けノートを実践してからだと、モノの要不要の判断が早くなっているので
当日大きく片付けるときもとてもスムーズでした。
実践していただいた読者の方は、
160センチサイズの段ボールがにパンパンになるほどの衣料品、バッグ、
靴などを古着DEワクチンに寄付。
その他不燃ごみや燃えるゴミが4~5袋。
大きな衣装ケースが4つ不要にになり
当日お片付けを終えたアフターのお部屋のすっきり感!
ぜひ誌面をご覧ください。
「でも、この状態が100点なわけでも、ゴールなわけでもありません。
まだまだ収納の中はパンパンです。
このまま不要なモノを減らし続けていけば、今日より明日、明日より明後日、
どんどん快適な部屋になっていきます。頑張ってください!」
とお伝えして帰ってきましたが、
その後2ヶ月、ご主人もすっかり1日1~2個のモノを減らす習慣がついたとのこと!
順調に不要なモノを減らし続けていく中で、
「買い物も、本当に好きで大事にしたいモノだけにしようという意識が
自分の中にしっかり芽生えました」という嬉しいご報告をいただきました。
ご本人の中に根付いてくれたらいいなと思っていた
「アフターのアフターの方が重要」ということも、
しっかり実感していただけたことが、本当にうれしかったです。
このような機会をいただけて感謝しています。
お片付けノートは、自分の中で片付けに対する感覚的な部分や考え方、
買い物の仕方やモノの持ち方などの行動が
変化するのを自分でははっきり感じ取れるのですが、
目に見えて部屋が片付いていくにはある程度時間を要するので、
劇的な変化を求められるメディア向きではないんですよね。
でもこういう形で、ビフォアアフターのお手伝いができてとても新鮮でした。
ありがとうございました!
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