読書日記 1355 「深夜、生命線をそっと足す」 | 香川でのたうつ菓子屋のブログ・別腹

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香川県三豊市高瀬町「清水菓子舗」&「ほっこり堂」オーナーの
極めて個人的なブログです。




燃え殻さんと、二村ヒトシさんのラジオのトークを編集した一冊。

相変わらず、燃え殻さんの疲れた感性と、
時々見せる、鋭い感性が秀逸。

生き辛くて、でもすべてをさらけ出して、
小さなことにも悩みまくって、考え過ぎて、
不器用な生き方やのに、いろんな事をやらかしてしまう。

タイトルの「生命線をそっと足す」の意味は、
いつ死んでもいい、と思っているけど、
ちょっと救われた気分になった夜には、
もう少し生きてイイかもしれないと思い直す事。

軽そうなトークに聞こえるけど、実は重い1冊。

みんなあえぎながら生きていることが分かって、
ちょっと救われたような気分になりますな。