燃え殻さんと、二村ヒトシさんのラジオのトークを編集した一冊。
相変わらず、燃え殻さんの疲れた感性と、
時々見せる、鋭い感性が秀逸。
生き辛くて、でもすべてをさらけ出して、
小さなことにも悩みまくって、考え過ぎて、
不器用な生き方やのに、いろんな事をやらかしてしまう。
タイトルの「生命線をそっと足す」の意味は、
いつ死んでもいい、と思っているけど、
ちょっと救われた気分になった夜には、
もう少し生きてイイかもしれないと思い直す事。
軽そうなトークに聞こえるけど、実は重い1冊。
みんなあえぎながら生きていることが分かって、
ちょっと救われたような気分になりますな。