読書日記 1350 「さみしい夜にはペンを持て」 | 香川でのたうつ菓子屋のブログ・別腹

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香川県三豊市高瀬町「清水菓子舗」&「ほっこり堂」オーナーの
極めて個人的なブログです。




少年の冒険を通して、文章の書き方、文章を書く楽しみ、意義を教えてくれる本。

ま、少年と言ってもタコなんですけど、
で、教えてくれるのは、ヤドカリのおじさん。

だからファンタジーっぽくて、
学校生活のいじめも生々しくならないで読めます。

しかも全ページ挿絵付きだから、
この本、子供が読んだら、毎日何か書きたくなるやろなぁ。

もう感受性が薄れたオレのようなオッサンでも、
文章の魅力に改めて気づかせてもらいました。

日記と言っても、出来事を書くんじゃなくて、
考えた事や感情を、じっくり考えて、自分の言葉で書く事。

誰かに評価してもらおうとして、ウソで盛らない事。

未来の自分に宛てて書く事。

書き続けても、何も変わらないかもしれないけど、
書き続けていたら、自分が何者なのかが分かりそうな気がします。