朝の通学の時間帯に 信号のある十字路で 停車しました。
向こう側の横断歩道を 右から左にランドセルを背負った女の子が横断していきます。
左側から左折してきた車が 女の子が渡りきるのを待っています。
女の子は横断歩道を渡りきると体を反転して、その車に腰を90度に曲げてお辞儀をしました。
交通ルールでは その車は当然のことをしたのですが感謝の気持ちを伝えた女の子の行動を見ると とても清々しい気持ちになりました。
同じ日の午後4時頃だったでしょうか
車を運転していて信号のない横断歩道を杖をついたおばあさんが渡り始めたので停車しました。
対向車も 停車しています。
おばあさんは足が悪いのか普通に歩くスピードの倍以上の時間をかけてゆっくりと横断歩道を進んでいきます。
すると、あろうことか対向車が早く渡れと言わんばかりにクラクションを鳴らしました。
おばあさんはびっくりして一瞬倒れそうになりながらも慌てて横断歩道を渡り切りました。
なんてひどいことをするんだろうと思いながらすれ違いざまに対向車の運転手を見ると…
車にはシルバーマークがついていて80歳ぐらいに見える男性でした。
同じ高齢者なのに…
やりきれない気持ちでいっぱいになりました。
私は思いやりがあるおじいちゃんになりたいですね。