



会津葵 かすてあん
新潟に行ったついでに、少し足を延ばして会津若松(福島県)にも寄ってみました。 雪景色の会津若松城もまた違った雰囲気で、中々きれいです。
当日は中国からの団体観光客が訪れていて、日本人の観光客より多いくらいでした。 最近は、有名観光地では良く見られる光景ですけど、冬の会津若松も観光コースに含まれているんですね。
外国からの観光客誘致は、観光地にとってこれからの重要テーマらしく、中国観光客の存在は益々大きくなって来ているようです(爆買も一部話題になってます)。
今日は、その会津若松のお菓子を紹介してみます。
会津若松城のお堀端に、重厚で少し特徴の有る蔵をそのままお店にしている一軒の和菓子店が有ります。
会津葵というそのお店は、創業は戦後の比較的新しいお店ですけど、その家系を辿ると会津藩の御用を務めていた茶問屋につながるのだとか。 お店の名前も会津藩の(徳川家に繋がる)会津松平家の家紋会津葵に因んでいるようです。
その会津葵で取り合えず買ったのが、こちらの代表菓かすてあんです。
カステラ生地の中に小豆こし餡を入れて焼き上げた会津葵独自のお菓子で、今では会津若松を代表するお菓子の1つになっています。
最初は、大きな生地を切り分けているのかと思ったら、1つ1つ(7cm角ぐらい)が小さな型に入れられ焼き上げているようです。 また、上面の模様は、藩主の文庫印(会津秘府)をうつしたものだそうです。
カステラ生地といっても、細かい気泡がいっぱい詰まっていて、かなり滑らかさの有るもの。 また、生地には蜂蜜の他、日本酒や牛乳も使われていて、少し複雑な味わいが魅力的に思えます。
餡も自家製のもので、しっとり感が有って、こし餡としてはしっかりとした小豆の風味も楽しめます。 恐らく、カステラ生地の風味に負けないような餡作りがされているのかもしれません。
このかすてあん、良く作り込まれた完成度の高いお菓子という印象を受けました。 1029円(5個入)他
かすてあんを食べていて、あるお菓子を思い出しました。 それは、長崎の平戸で買った花かすていら。
元々は、平戸藩松浦家に伝わる古典的なお菓子で、明治以降は作られることも無かったのですが、近年平戸の和菓子店が共同で再現したお菓子です(こちらもカステラ生地にこし餡を入れた焼菓子)。
会津藩でも、当時長崎を通じての文物のやり取りが行われていたそうなので、このかすてあんも花かすていらも、同じ根っこを持ったお菓子 なのかも知れませんね。
平戸の花かすていらは、以前こちらで紹介しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kzuyoshino/31873854.html
会津葵
福島県会津若松市追手町4-18
TEL:(0242)26-5555