




冨士屋 小男鹿
今日は、徳島を代表するような有名お菓子の紹介です。 そのお菓子は、徳島市内の冨士屋の代表菓、小男鹿(さおしか)です。
ビジュアル的にも特徴の有るこのお菓子、実はこちら大阪でも一部デパ地下で買うことが出来ます(他の地域でも可能な所が有るようです)。 でも、出来るだけ現地のお店で直接買いたかったので、今まで我慢してました。
先日、徳島に行った際も駅ビルにもこの小男鹿が売られていましたが、もちろん買いません。
冨士屋のお店(本店)は、徳島の中心部から少し離れていて、徳島からはJR牟岐線で2駅離れた二軒屋駅近くに有ります。
因みに、徳島の主要な和菓子店は、こちら冨士屋同様、市街中心部から少し離れた眉山の東側麓近くに集まっているようです(元々徳島は水があまり良く無かったそうで、綺麗な湧き水を求めて眉山の麓に自然と集まったのかもしれません)。
明治3年(1870年)創業の徳島では比較的古いお店、冨士屋の本店は、内部も老舗和菓子店の雰囲気が残る佇まいで、かなり良い感じ。 商品の方は、現代的なお菓子では無く、長年培ってきたお菓子が多いようで、お茶席用と言うより贈答用のお菓子が中心の品揃えになっているようです。
小男鹿は、上面のストライプが特徴の棹菓子で、その縞模様と切り口に点々と現れる大納言小豆の模様が、鹿の毛並みを思わせるこちらの代表菓です。
一見カステラ風にも見えますが、こちらは小麦粉では無くキメの細かい米粉がベースの蒸菓子のため、ふんわりした柔らかさとムチッとした独特の質感が有ります。
口当たりが大変まろやかで、生地に含まれている山芋の風味、和三盆糖独特のやさしい甘さも魅力的なお菓子です。 1018円(半棹)他
因みに、徳島には同種のお菓子を作るお店が他にも有りますけど、”小男鹿”の名称が使えるのはこちら冨士屋だけのようです。 次回は、そんな小男鹿に似たお菓子も紹介してみたいと思います。
次は、特産の和三盆を使った干菓子の霰(あられ)三盆です。 このお菓子は、徳島や香川の上菓子屋さんでは比較的良く見られるお菓子です。
最初は、芯にあられが入っているのかと思いましたが100%和三盆糖で、その姿からあられと名付けられたようです。
因みに、和三盆は、サトウキビから伝統的製法で作られる上質な砂糖の一種で、甘さだけの一般的な白砂糖と違い、まろやかでコクの有る甘さが特徴です。
この霰三盆も、品の良い甘さの他、サトウキビのコクのような独特の風味も備わっていて、単に甘いだけでない味わいも楽しめます。 また、一辺が約5mmくらいの大きさなので、舌の上でスーと溶けてゆく口溶けの良さも気に入りました。 ちょっとクセになりそうな感じです。
でも、この霰三盆はデパ地下では売られていないし、どうしよう。
冨士屋
徳島市南二軒屋町1丁目1-18
TEL:(088)623-1118
http://www.saoshika.co.jp/