国際親善試合 ドイツ代表vsウクライナ代表 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


EURO2024に向けて予備登録メンバー発表後、ほぼほぼメンバーが固められた
状態で迎える本選直前にウクライナ代表とのテストマッチが組まれました。
ニュルンベルクはフランケン・シュタディオンで開催された一戦は、
ホームで押し気味に試合を進めたドイツ代表でしたがウクライナ代表と
0-0のスコアレスドローで試合を終えました。
※試合は現地時間6月4日(火)開催。


さて試合の方ですが…その前にドイツ代表のレジェンド、
ベルント・ヘルツェンバインに対して哀悼の意を表し黙祷が捧げられました。
さ、改めてキックオフと同時にウクライナ陣内へ侵攻するドイツ代表。
何となく、ドイツが押し込んでウクライナが引きつつ、インターセプト
したらカウンターに転じる…ていう予想図はできていましたが、
案の定、ゴール前をガッチガチに固めるウクライナに対してドイツの攻撃陣は
なかなかコレを破ることができず…前半4分にターの縦パスがウクライナに
カットされるとコレをトントンと前に繋がれ、ハーフウェー付近まで
上がっていたドイツDFライン裏へ飛び出したムドリクがパスを受けると
一気にドリブルでドイツ陣内を駆け上がってゴール前まで達します。
しかし、懸命の追い上げで追いついたドイツDF陣のマークをかわして
ムドリクがシュートを放ちますがこれはアントンに当たってこぼれるも、
そのこぼれ球を拾ったツィガンコフが追撃のシュートを放つもこれは
ドイツにとって幸いにもクロスバーの上を越えてウクライナはチャンスを
逸してしまいますがこの日最初のチャンスは劣勢のウクライナでした。


気を取り直して再びラインを上げてコンパクトな陣形を保ちつつ、
ウクライナ陣内へ侵攻するドイツ。巧みなパス&ムーヴとムシアラの
独力突破を織り交ぜながらバイタルエリアまで侵攻するも、やはり5-3-2と
ゴール前でガッツリ人数をかけてスペースを埋めるウクライナに対して、
至近距離で相手の守備を崩すのはかなり困難ではないかと思えるほど
詰まり気味な攻撃に終始するかと思いきや、前半10分にミッテルシュテットが
PA外ながらロングレンジのシュートを放ち、結果的に枠外となりますが
少しずつ、ウクライナDF陣を揺さぶってゴールへの道筋を立てると
前半15分には左CKからのこぼれ球が左サイドのグロスへ渡ると、
グロスからゴール前へクロスが入れられるとここにフリーで待っていた
ギュンドアンがヘディングで合わせるものの、頭で叩きつけて放った
シュートは自身の右ヒザに当たって勢いが死んでしまうとウクライナの
GKトルビンにあっさりセーヴされてドイツは決定機を逸してしまいます。


中盤に入ると一時、ウクライナが主導権を握ってドイツ陣内へ侵攻する
一場面がありましたが、ドイツがこれを戻りながらの守備で退けると
再び試合のイニシアチヴを握ってドイツがウクライナ陣内へ攻撃を再開します。
ただ、どうしてもウクライナの守備ブロックに対して密集地帯を突破
するのは非常に困難であり、それでもウクライナのプレスを掻い潜りながら
相手の守備を崩すアイデアを練りながらパスを回すドイツは前半29分、
左サイドから右サイドへ大きくボールを振って相手の守備陣を揺さぶると
キミヒとムシアラの連携でHSを裏抜けしたムシアラがキミヒからの
スルーパスを受けると独力突破でPA内へ侵入し、ウクライナ守備陣を
引きつけたところでPA内でフリーのグロスへパス。
このパスを受けたグロスがダイレクトに右足で合わせますが、
シュートはクロスバーの上を越えるに留まり、ドイツは得点機を
逃してしまいます。


終盤になってウクライナがボール保持の主導権を握り、
ドイツのハイプレスを搔い潜り強豪クラブでプレーするジンチェンコや
ムドリクを中心にドイツ陣内へ侵攻するもキミヒの巧みなパスカットから
一旦はボールを奪い返すドイツでしたが、逆サイドへ逃れようとターへ
パスを回すもパスがそれるとターがツィガンコフの執拗なプレスを受けて
逆にボールを奪い返されるとゴール前への侵攻を許し、
最後はツィガンコフからの
クロスを受けたヤレムチュクがシュートを放ちますが、
ここは守護神ノイアーがブロックしてドイツはピンチを脱します。
その後両国とも効果的なシュートを放つことができず、
前半はスコアレスに終わります。後半へ続く…。


さて後半。
ドイツはギュンドアンに代えてフューリッヒを、更にヴィルツに代えて
ウンダフを投入し、シュツットガルト勢2人を加えて攻撃面での変化に
期待したいところであります。
しかし、立ち上がりから巧みなパス&ムーヴでウクライナ陣内へ侵攻し、
相手ブロックをゴール前へ釘付けにするも5-4の強固なブロックを敷く
ウクライナに対してムシアラやフューリッヒのドリブルも織り交ぜながら
崩すのを試みますが密集地帯を形成する相手の守備ブロックを崩すのは
容易ではありません。
後半11分には左サイドでミッテルシュテットとフューリッヒの連携から
巧みに裏へ抜けてゴール前へクロスを送るも、パスを受けたウンダフの
シュートはスヴァトクのタックルによりブロックされてしまいます。


中盤に差し掛かり、次の一手に出たドイツはムシアラに代えてバイアー、
更にハヴァーツに代えてミュラー、更にターに代えてコッホを投入。
そしてウクライナの攻撃を凌いだドイツが反撃に出ると後半16分、
そのバイアーがアンドリッヒのスルーパスに合わせてウクライナDF陣
裏へ飛び出してパスを受けるとフリーで放った強烈なシュートは何と
クロスバーを叩くに留まり、運悪く先制とはなりませんでしたが、
少なくともこの交代策がゴールの希望を抱かせる一場面となります。
バイアーはこの数分後にも密集地帯となったウクライナDFライン裏で
浮き球パスを受けるとワントラップからシュートを放ちますが、
これはウクライナGKトルビンにセーヴされてしまいます。
この後ウクライナは交代策に出てステパネンコに代えてブラツコ、
ツィガンコフに代えてヤルモレンコ、ムドリクに代えてズブコフを
投入します。
ドイツは更にアンドリッヒに代えて、他の一部の選手と同じく代表
デビュー戦となるパヴロヴィッチを投入します。
一方のウクライナはヤレムチュクに代えてドフビクを、
更にシャパレンコに代えてスダコフを投入します。


両国ともにスコアレスのまま試合は終盤に突入。
攻撃に決め手を欠いたまま迎えた後半43分、ミッテルシュテットの
クロスがウクライナDF陣に弾かれ、最終ラインにいたグロスがこぼれ球を
キープするもドフビクのプレスから逃れようとノイアーへ出したバック
パスが微妙に短く、自陣ゴールを飛び出して全力で駆け上がってきた
ノイアーが拾ってチョコンとグロスへ?繋ごうとするもこれもハンパな
パスとなり、これをカットしたヤルモレンコ?のヘディングパスに
合わせてドフビクが裏へ抜け出したところでドフビクのポジションが
オフサイドていうことで、ドイツとしては事なきを得ましたが、
もしもオフサイドでなかったらハーフウェー付近から無人のゴールに
流されていたところでした…。


そんなこんなで両国ともに最後まで攻撃に決め手を欠いた一戦は
スコアレスドローに終わりましたが、ドイツとしては比較的相手を
押し込んで戦えていただけにそこはポジティヴにとらえてイイかと
思います。


サッカーゴール

▼ドイツ

ゴールなし

▼ウクライナ

ゴールなし


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:ノイアー
DF:キミヒ、ター、アントン、ミッテルシュテット
CMF:アンドリッヒ、グロス
OMF:ムシアラ、ギュンドアン、ヴィルツ
FW:ハヴァーツ

▽交代
ギュンドアン→フューリッヒ、ヴィルツ→ウンダフ、ムシアラ→バイアー、ハヴァーツ→ミュラー、ター→コッホ、アンドリッヒ→パヴロヴィッチ

イエローカード:

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

〇ウクライナ

GK:トルビン
DF:コノプリャー、ザバルニー、スヴァトク、マトヴィエンコ、ジンチェンコ
MF:ツィガンコフ、シャパレンコ、ステパネンコ、ムドリク
FW:ヤレムチュク

▽交代
ステパネンコ→ブラツコ、ツィガンコフ→ヤルモレンコ、ムドリク→ズブコフ、ヤレムチュク→ドフビク、シャパレンコ→スダコフ、コノプリャー→ティムチク

監督:セルヒー・レブロフ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)