国際親善試合 フランス代表vsドイツ代表 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて親善試合でしか調整の機会がないドイツ代表。
ナーゲルスマン新監督を迎えたものの、これまで強豪との対戦はなかったにも
かかわらず思ったほどの成績を出せていない中、遂に強豪国との対戦と
なってしまいましたが、パルク・オリンピック・リヨンで開催された
フランス戦は2-0でドイツがフランスに勝利しましたアップ
※試合は現地時間3月23日(土)開催。


さて試合の方ですが、
今回のドイツ代表は今季好調のシュツットガルト、そして国内リーグでは
首位を快走するレバークーゼンから比較的多くの選手が招集され、
スタメンでは初招集のアンドリッヒが復帰したクロースと並んで中盤の底を
カヴァーすることとなります。
ベッケンバウアーとブレーメに黙祷を捧げてからのドイツのキックオフと
なりましたが、パスを受けたクロースが後ろへ下げるかと思いきや、
前へ上がってフランスのDFラインと中盤のギャップへ抜け出たヴィルツ
めがけてロングパスを送ると、これを受けたヴィルツがPA外ながらも右足を
振り抜くとボールはゴール右上へ突き刺さり、
何と試合開始からたったの8秒で1-0とドイツが先制します。


さぁ、試合開始直後も直後にドイツの先制ゴールでいきなり試合が動いた
ものの、その後お互いに相手ゴールに近い位置まで攻めることはあっても
ゴールはもちろん決定的なシュートもなく強豪同士中盤での鍔迫り合いが
続いている感じの序盤の展開となります。
フランスはやはりエムバペのいる左サイドを中心に元バイエルンのリュカとの
連携からドイツゴールへの攻撃を試みるケースが多い気がします。
一方のドイツは久々に代表復帰したクロースがマドリーでのプレーのように
ビルドアップ時には最終ラインの左へと下がり、比較的フリーな立ち位置で
時に正確なロングパスを前線まで送り、局面を有利な展開に持っていこうと
試みるプレーもあり、ショートパスのみの単調なプレーとはならず、
ここまでフランスより長い時間ボールをキープしています。


ただ、フランスには左のエムバペだけではなく、右サイドには同じく快足が
持ち味のデンベレがいて、こちらも切れ味鋭いドリブルを持っている為、
対峙するミッテルシュテットにとっては対応が難しいところではあるでしょう。
前半21分にはそのデンベレの仕掛けからゴール前にクロスを送ると、
最終的にボールを拾ったエムバペがシュートを放つシーンがあり、
ボールはドイツにとって幸いにも枠外となりますがフランスのサイドアタック
恐るべしといった感じでしょう。
フランスは更に前半25分、自陣左サイドでリュカとエムバペのワンツーから
リュカがスペースへ抜け出してドイツ陣内をドリブルで持ち上がると、
PA付近でエムバペがボールを拾うとハイスピードでPA内へカットインして
飛び出してきたGKテア・シュテーゲンを巧みなチップキックでゴールを
陥れようとしましたが、ここはテア・シュテーゲンが片手でブロックして
ドイツがピンチを切り抜けますが、中盤以降は先制したドイツの流れを
フランスが奪い返したという様相であります。


ドイツも右SBのキミヒと右SHのムシアラが巧みなコンビネーションを発揮し、
フランス陣内まで侵攻すると右HSで裏へ抜け出したムシアラめがけてキミヒが
スルーパスを送るもここはウパメカノに封じられるていう…バイエルン絡みの
選手達だけで攻防を繰り広げる場面がありましたが、
ドイツにとってはフランスの両ワイド、左のエムバペと右のデンベレの速さに
対抗するのに苦労しているように映ります。
それでも対峙する右SBのキミヒや左SBのミッテルシュテットがハードな守備で
相手の攻撃を遅らせ、たとえゴール前にクロスを上げられても中央部の
スペースをガッツリ埋めてフランスの攻撃をブロックできており、
全体的に集中力の高い守備を見せてフランスの攻撃をシャットアウトした
ドイツがリードして前半を終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
前半は右サイドに重きを置いていたように映っていたドイツですが、
立ち上がりからフランスに対してプレッシャーをかけ続けると左サイドで
ミッテルシュテットが奪い返すとクロースからヴィルツへとボールが渡り、
ヴィルツがタッチライン際のスペースをドリブルで持ち上がるとゴール前へ
クロスを送り、これを受けたハヴァーツが左足でシュートを放ちますが、
これは枠をとらえられず無得点で終わります。


しかし後半4分、ドイツは自陣左HSでクロースがボールを持ってタッチライン際で
フリーのヴィルツへパスすると、パスを受けたヴィルツがフランスDF陣を
引きつけると巧みに中央部へカットインを始め、右サイドからダイアゴナルに
裏へ抜け出したムシアラめがけてスルーパスを送ります。
これをPA内へ侵入したムシアラが受けると左HSのエンドライン際から後方へパスを
返すとここにフリーで飛び込んできたハヴァーツが左足で押し込み、
またもやドイツがゴールを決めて2-0とフランスを引き離します。


フランス的にはドイツに2点もビハインドはさすがにヤバいと思ふ為、
この後もデンベレやエムバペのスピードを生かした突破でドイツゴールを
脅かしますが、シュートが枠を外れる等スコアは変わらず…
中盤に入るとフランスはクンデに代えてクラウス、兄リュカに代えて弟テオ、
更にザイール・エメリに代えてカマヴィンガ、更にテュラムに代えてジルーを
投入します。
一方のドイツはギュンドアンに代えてミュラー、更にヴィルツに代えて
こちらも初招集?のフューリッヒを投入します。
そしてフランスもチュアメニに代えてフォファナを投入します。


お互いにフレッシュな選手を投入して終盤の残り15分に臨む両国。
そんな後半34分、ドイツは巧みなパス&ムーヴでフランス陣内へ侵入し右サイドに
フランスDF陣を引きつけると左サイドをどフリーで上がってきたミッテルシュテットに
パスを送り、これをPA前ながらミッテルシュテットが受けるとGKサンバと1vs1と
なったところで強烈な左足のシュートを放ちますが、これはサンバが左手でブロック
してボールを枠外へそらせ、ドイツに追加点を与えてはくれません。
ドイツはここでムシアラに代えて初招集のウンダフ、更にハヴァーツに代えて
フュルクルクを投入します。
サンバはこの後ミュラーやウンダフの決定的なシュートをストップし、
追加点を取って試合を終わらせたいドイツに試合を終わらせてはくれません。


ピンチを乗り切ったフランスは逆に後半42分、最後までスピードでドイツDF陣に
脅威を与え続けた左サイドでエムバペがドイツDFライン裏へ抜け出すと
ゴール前へクロスを送り、これをミッテルシュテットがクリアミスしてしまい、
あわやOGとなるところをリュディガーが何とかクリアしてボールはクロスバーに
弾かれて枠に収まらず、フランスの得点にはなりません。
そんなこんなでクロース復帰を含む新戦力を代表に採用したドイツがフランスを
相手にお互いに撃ち合いを演じたイメージが強いですが、
最終的に2-0と刻一刻とEURO2024が近づく中で結果が出せたのはポジティヴに
とらえてイイのかなと思ひます。


サッカーゴール

▼ドイツ

前半1分:ヴィルツ
後半4分:ハヴァーツ

▼フランス

ゴールなし


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:キミヒ、リュディガー、ター、ミッテルシュテット
CMF:アンドリッヒ、クロース
OMF:ムシアラ、ギュンドアン、ヴィルツ
FW:ハヴァーツ

▽交代
ギュンドアン→ミュラー、ヴィルツ→フューリッヒ、ムシアラ→ウンダフ、ハヴァーツ→フュルクルク、クロース→アントン

イエローカード:ナーゲルスマン監督、アンドリッヒ

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

〇フランス

GK:サンバ
DF:クンデ、パヴァール、ウパメカノ、リュカ・エルナンデス
MF:ザイール・エメリ、チュアメニ、ラビオ
FW:デンベレ、テュラム、エムバペ

▽交代
クンデ→クラウス、リュカ・エルナンデス→テオ・エルナンデス、ザイール・エメリ→カマヴィンガ、テュラム→ジルー、
チュアメニ→フォファナ、デンベレ→コロ・ムアニ

監督:ディディエ・デシャン


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)