'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第18節(バイエルンvsブレーメン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節は日本人選手の佐藤恵允擁するブレーメン(SVW)をホームに迎えて対戦、
ブレーメンの強固な守備とカウンターに泣かされたバイエルンが
0-1でブレーメンに敗れ、連勝がストップしてしまいましたダウン
※試合は現地時間1/21(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール(ケガ)
■セルジュ・ニャブリ(ケガ)
■ヌサイル・マズラウィ(モロッコ代表招集)
■キム・ミンジェ(韓国代表招集)


さて試合の方ですが、
バイエルンにとってここ15年以上ホームゲームでは負けていないブレーメン戦
ていうこともあって立ち上がりからバイエルンがボールキープ率の高さと
ボールをロストしても俊敏なプレスバックから奪い返してのショートカウンターを
駆使してブレーメンを自陣に押し込み、試合を優位に進めます。
前半7分にはブレーメン陣内右サイドで相手からインターセプトしたバイエルンが
ケインがドリブルでPA前まで持ち上がり、相手DF陣を引きつけると左のスペースを
フリーで上がってきたザネへパスを送り、これをザネがダイレクトに左足の
シュートを放ちますがこれはGKツェッテラーの正面でブロックされます。


対するブレーメンはやや引いて守備ブロックを形成してバイエルンのパスワークに
備え、バイエルンにフリースペースを与えない上でバイエルンからボールを
奪い返すと手早くボールを前に運んでカウンターを狙うようであります。
前半8分にはキミヒからムシアラへの縦パスを奪ったブレーメンがそこから
ワンタッチパスを繋げてシュミットへ渡すとそのシュミットがドリブルから前線の
ヴォルテマーデ?へパスしたところに走り込んできたステイがワンツーを
受け取ってバイエルン守備網を突破します。
ドリブルでゴール前まで持ち上がるもウパメカノの追撃を受けた為か、
シュートは決定的なものにはならず守護神ノイアーが正面でキャッチします。


中盤に入っても同じよぅな試合展開が続きます。
お互いの守備に関して言へば、自陣でバイエルンの攻撃陣がつけ込みたい
スペースを埋めてガッチリ固めるブレーメン、そしてハイラインを敷く
バイエルンのラインの裏を取って反撃に移りたいブレーメンに対しては
ウパメカノ等バイエルンの最終ラインがしっかりマークについてスキを与えず、
膠着状態が続きますが前半24分、ブレーメンの攻撃から左右にボールを振って
バイエルン守備陣を揺さぶると最後は右サイドでヴァイザーがヴォルテマーデとの
連携から左足でシュートを放つとブロックを試みたデイヴィスの足に当たって
コースが変わるも守護神ノイアーが手を精いっぱい伸ばしてゴールを
セーヴすることに成功します。


しかしその1分後の前半25分、ブレーメンのCKを守り切って反撃に出る
バイエルンはムシアラがドリブルでブレーメン陣内を持ち上がるもパスを
出す直前にステイにブロックされるとブレーメンはそこから反撃に移行し、
既にブレーメン陣内に入っていたウパメカノとデ・リフトを尻目に既に
バイエルン陣内で待っていたヌジンマーがどフリーでパスを受けると
そのままドリブルからノイアーと1vs1になり、これを制してネットを揺らし、
ブレーメンが先制…と思われましたが、VARによりムシアラがカットされた時の
プレーがファウルと判定され、バイエルンはピンチを免れます。
過去にも似たようなケースはありましたが、確かにウパメカノとデリフトの
位置関係からヌジンマーのオフサイドではなかったでしたが…
さしより、ムシアラとステイのプレーがファウルになってバイエルン的には
良かったことになりますな。


終盤、更に4分というA/Tが設けられるも残り時間で試合展開に変化はなく、
前半はお互いにゴールがなく0-0のスコアレスで終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
お互いに選手交代はなかった為、プレーに変化をつけて臨む等監督の指示
のみでハーフタイムが終わったのだと思われますが、
立ち上がりは前半とほぼほぼ同じような流れでバイエルンがパスワークの
巧さでブレーメンを自陣に押し込むも、相手の守備ブロックを崩しきれず
そこをインターセプトしたブレーメンがカウンターで反撃を試みるという
展開に変わりはないようです。
押し込んでいながら結果が出ないバイエルン的にはあまりよろしくない
展開ではありますが…。


そして後半14分、この試合ではよく見られたプレーではある…中盤で
バイエルンの横パスをカットしたブレーメンがマイボールとすると、
バイエルンからインターセプトした時は中央にいたはずのヴァイザーが
本来の右サイドでどフリーでパスを受けるとドリブルでバイエルン陣内
深くを持ち上がり、エンドライン際まできたところでデイヴィスに
対峙されるとこれを巧みにかわすとPA内に侵入したところで角度の厳しい
ところだった為、クロスを選択するかと思ったら左足でシュートを放ち、
守護神ノイアーの頭上を超えてゴールに突き刺さり、0-1とブレーメンが
先制します。


(おそらくブレーメンに先制されてなくても…)流れが悪いと判断したであろう
バイエルンは中盤に入るとゲレイロに代えてゴレツカ、キミヒに代えてミュラー、
そしてデイヴィスに代えてマティス・テルを投入します。
一方ブレーメンはヴォルテマーデに代えてボレを投入します。
選手と布陣に一部の変化を加えて反撃を試みるバイエルンではありますが、
ブレーメンの徹底した守備を崩せずにいると後半27分には右サイドで得たCKから
ゴレツカがニアサイドで頭で流したボールをファーサイドでケインが
フィニッシュを試みますが、これは枠には収まらずクリアされてしまいます。


終盤に入るとブレーメンは1点をとにかく守り抜くスタイルで臨み、
逆にバイエルンはウパメカノとデ・リフトがブレーメン陣内に侵入した
状態でハーフコートゲームを展開しますが、ゴール前はもう密集地帯となる為、
ゴールから至近距離ではなかなかチャンスは作れず…後半33分にはザネが
PA外ながらフリーでシュートを放つも、GKツェッテラーがしっかりブレ球に
反応してシュートを弾き出します。
バイエルンは更にコマンに代えてチュポ=モティングを投入してゴール前での
決定力を高めたい狙いがあったかと思われ、またテルが積極的にシュートに絡む
プレーを披露しますが最後までブレーメンの守備を崩すことができずことが
できませんでした。
バイエルンがホームで無得点だったのは'19-'20シーズンRBライプツィヒ戦
以来となります。


戦績:13勝2分2敗(勝ち点:41) ※降雪順延により第13節のみ未消化。
得点:52/失点:16
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

ゴールなし

▼ブレーメン

後半14分:ヴァイザー


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ライマー、ウパメカノ、デ・リフト、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゲレイロ
OMF:コマン、ムシアラ、ザネ
FW:ケイン

▽交代
ゲレイロ→ゴレツカ、キミヒ→ミュラー、デイヴィス→マティス・テル、コマン→チュポ=モティング

イエローカード:キミヒ(累積1枚目)、デ・リフト(累積3枚目)

監督:トーマス・トゥヘル

○ブレーメン

GK:ツェッテラー
DF:シュタルク、フリードル、ユング
MF:ヴァイザー、シュミット、リネン、ステイ、アグ
FW:ヴォルテマーデ、ヌジンマー

▽交代
ヴォルテマーデ→ボレ、シュミット→コフナツキ、ヌジンマー→グロス、アグ→デマン、

監督:オーレ・ヴェルナー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)