国際親善試合 ドイツ代表vsトルコ代表。 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて親善試合でしか調整の機会がないドイツ代表。
9月に解任されたハンジ・フリックの後任としてユリアン・ナーゲルスマンが
新監督に就任した先月の米国/メキシコ戦ではそれなりにポジティヴな結果が
出せたようですが、今回はベルリンはオリンピア・シュタディオンに
トルコを迎えて対戦し、試合はドイツが先制したものの、
最終的に2-3とトルコに敗れちゃいましたダウン
※試合は現地時間11月18日(土)開催。


さて試合の方ですが、
ドイツ代表は本来前線に位置取るハヴァーツをなんと左SBで起用するていう
奇策を見せ…といっても基本的にタッチライン際で高い位置を取っている為、
最終ラインはビルドアップ時3バック状態となりますが、このハヴァーツが
プレッシャーがあまりかからないであろう位置からどぅやって攻撃に絡むのか…
また守備の時はどぅするのか見ものだと感じる立ち上がりとなります。


そんな前半5分、ドイツはトルコ陣内右HSでFKを得ると、ギュンドアンが
左サイド前方へ蹴り出したボールをリュディガーが受けるも弾き返され…
しかし、ヴィルツが拾ってキープするとキミヒを経由して右サイド後方の
ヘンリヒスにパスが渡ると、裏のスペースへ巧みに飛び出したザネへ
スルーパスが入ります。
ザネがどフリーでゴール前へクロスを送ると、この日左SBとして配置された
どフリーのハヴァーツが右足でダイレクトにゴールへ流し込み、
1-0とホームのドイツが幸先良く先制します。


先制して気持ち的に余裕ができたのか…ドイツは巧みにボールを保持して
トルコのプレスをかわしつつパスを前に繋げて局面の打開を図ります。
予想システムではフュルクルクとの2トップとなっていたザネも組み立ての
段階では右サイドに開いているものの、局面では内側に絞って前半16分に
キミヒからのスルーパスに巧みに裏へ飛び出してシュートを放ちます。
残念ながらこのシュートは枠外となりましたが、時折トルコの反撃を
許すものの、ここまではドイツが優位に試合を進めている感じです。


トルコは終盤に入ると左足を負傷したと思われるアクババが一旦はピッチの
外に出て治療を受けますが、プレー続行不可能と判断されたのか、
アブデュルカディルと交代となります。
そして前半38分、トルコは最終ラインからドイツ陣内左サイドのスペースに
ロングパスを送るとここに巧みに飛び出したカディオグルがボールを受けて
ザネの追撃を受けるもドリブルでPA内まで持ち込み、右足で強烈なシュートを
決めて1-1の同点に追いつきます。
カディオグルにパスが渡った時、ドイツDFラインの右SBのヘンリヒスが
ラインをしっかり作れておらず、その為に抜け出されたのかなと…。


トルコは同点に追いついたことで勢いがつき、ドイツから試合の主導権を
奪った感があるかのようにトルコの攻撃陣がドイツ陣内でプレーする時間が
比較的長いように感じます。
そして前半A/T、ドイツがトルコのハイプレスに最終ラインから巧みに繋ぐ
ことができず、一旦GKトラップに渡してロングボールで逃げることで前方に
大きく蹴り出しますが、このボールを中盤でトルコに回収されると
パスを受けたカーン・アイハンからまたもDFライン裏へのロングボールを送られ、
おそらくロングパスを送られたであろうヤズジュがジャンプしてもボールは
その頭上を超え、ファーサイドに流れるとそこにフリーで飛び込んできた
ユルディズがボールを拾い、至近距離から右足で強烈なシュートを叩き込んで
2-1とトルコがドイツを逆転して前半を終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
トルコはユクセキに代えてドルトムントでプレーしているエズジャンを投入。
ビハインドを早いタイミングで取り返したいドイツは立ち上がりの後半4分、
トルコに自陣に押し込まれますが左サイドで代わって入ったばかりの
エズジャンからキミヒが後方からでしたがチャージングに成功しボールを
奪い返すとパスを受けたヴィルツが巧みなステップからドリブルでトルコの
守備網を突破すると一気にトルコ陣内へ持ち上がります。
そしてトルコ陣内PA手前まで持ち上がると左右にパスの選択肢がありましたが
ヴィルツは左からフリーで上がってきていたフュルクルクへのパスを選択。
パスを受けたフュルクルクは巧みなステップで相手DFをのマークを外すと
右足で放ったグラウンダーのシュートがゴール左下に突き刺さり、
望んでいた通り早いタイミングでドイツが2-2の同点とします。


スコアをタイに戻したドイツですが、やはりビルドアップの時にトルコの
ハイプレスに苦労させられ思うようなボール運びができていない印象ですが、
逆に後半16分にトルコボールとなった時に前線と中盤が連動した巧みな
プレスからインターセプトに成功すると、キミヒから裏へ抜け出したザネへ
パスが渡るもトルコのDF陣もしっかりマークについており、トラップボールを
回収されてしまい、決定機には至りませんでした。
中盤に入るとトルコはカディオグルに代えてエレン・エルマリを、
ヤズジュに代えてバルシュ、更にカフヴェジに代えてユスフ・サリが入ります。


そして後半23分、トルコがドイツ陣内でのプレーからユルディズがファウルを
受けてFKを得ると、右サイドに蹴られたボールをPA内に侵入したアブドゥルケリムが
ダイレクトに右足でゴール前へ折り返しのボールを蹴るとブロックに入った
ハヴァーツの左手に当たった疑いからVARによる審議にかけられるとこれが
ハンドの判定となり、トルコにPKが与えられます。
これをユスフ・サリが冷静にゴール右下隅を狙うとGKトラップの読みは当たって
いましたがボールを弾き出すには至らずゴール。
これで2-3とトルコが再び勝ち越します。
この後トルコはユルディズに代えてアクテュルコールを投入、
一方勝ち越されちゃったドイツはキミヒに代えてゴレツカ、そしてヴィルツに
代えてニャブリを投入し同点目指した戦いが続きます。


終盤に入りドイツはブラントに代えて代表初招集となったドゥクシュを投入。
より攻撃的な選手を投入したドイツは後半42分にトルコボールをザネの
素早いプレスバックで奪い返すと中央部をドリブルで持ち上がり、
右HSをオーヴァーラップしてきて裏へ抜け出したヘンリヒスへスルーパスを
送るとこれをヘンリヒスがダイレクトにゴール前に低空クロスを送ると
飛び込んできたニャブリが足を伸ばしますが届かず…絶好の同点機を逃して
しまいます。


その後8分間という長いA/Tを経てスコアは変わらず、
10月に連敗を止めたドイツでしたが再び敗戦となってしまいました。


サッカーゴール

▼ドイツ

前半5分:ハヴァーツ
後半4分:フュルクルク

▼トルコ

前半38分:カディオグル
前半45(+2)分:ユルディズ
後半26分:ユスフ・サリ(PK)


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:トラップ
DF:ヘンリヒス、ター、リュディガー、ハヴァーツ
CMF:キミヒ、ギュンドアン
OMF:ブラント、ヴィルツ
FW:ザネ、フュルクルク

▽交代
ヴィルツ→ニャブリ、キミヒ→ゴレツカ、ブラント→ドゥクシュ

イエローカード:

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

〇トルコ

GK:アルタイ
DF:チェリク、オザン・カバク、アブドゥルケリム、カディオグル
MF:アクババ、ユクセキ、カーン・アイハン
FW:ヤズジュ、ユルディズ、カフヴェジ

▽交代
アクババ→アブデュルカディル、カディオグル→エレン・エルマリ、ヤズジュ→バルシュ、カフヴェジ→ユスフ・サリ、ユルディズ→アクテュルコール

監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)