'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第13節(レバークーゼンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はバイ・アレーナにて
難敵レバークーゼン(B04)との首位攻防戦。
またも相手に先制を許す展開になりながらも、
またも2-1を逆転でバイエルンが難敵を破り、
順位表でも2位→首位へと逆転しましたアップ
※試合は現地時間で12/19(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ハビ・マルティネス
■レオン・ゴレツカ

※11月のドルトムント戦で右ヒザ十字靭帯損傷の
 重傷を負ったはずのヨシュア・キミヒが
 なんと今節から予定よりも早い復帰をしました。


さて試合の方ですが、
首位レバークーゼンのホームに乗り込んだ
2位バイエルン。再びパヴァールがいる右SBの
ポジションはズーレが埋め、中盤の安定の為か
アラバがトリッソとともに中盤に入り、
そのアラバが抜けた左CBにはリュカが入るていう、
首位攻防戦ながら守備的な配置に変化を
加えてきました。
変化を加えてきたことで連携にやや不安を
抱えることになるとは思いますが、
立ち上がりからレバークーゼンの3トップが
バイエルンのビルドアップを阻もうと
積極的に複数名でパスコースを塞ぎに行きます。
その為、バイエルンはノイアーのロングパスの
精度の高さに頼って相手のハイプレスを
無効化することを試みますが、
レバークーゼンも守備ブロックが非常に
コンパクトにまとまっており、フリーで収まる
場面がありません。


そして攻撃時もバイエルン同様、タッチ数の少ない
ショートパスをつないでボールを保持するのが
得意なレバークーゼン。
バイエルンのハイラインの裏への縦パスに
飛び出したディアビからパスを受けたアミリが
放ったシュートはボアテングが防いで
CKへと場面が変わりますが前半14分、
ショートコーナーへ変化させることで
バイエルンの守備陣を揺さぶり、アミリが
ゴール前へクロスを送るとPA内後方で
フリーであったシックがダイレクトボレーで
ゴールに叩き込み、ホームのレバークーゼンが
先制します。
ノイアーは一歩も動けませんでした。


これで7試合連続で相手に先制を許してしまった
バイエルンですが、両ワイドにベイリー、
ディアビとスピードスターを揃える
レバークーゼンの前線に苦しめられます。
前半28分には再びハイラインの裏を今度は
シックに突かれ、センターサークル付近から
独走で持ち込まれゴールを決められますが、
これはシックがスルーパスを受けた位置が
オフサイドであったことでピンチを免れます。


前半31分には追い打ちをかけるように、
バイエルンにアクシデントが発生します。
何のプレーが原因かは不明ですが、
コマンが足を痛めてしまったようで
プレー続行不可能となりサネと交代します。


バイエルンはレバークーゼンの前線からの
ハイプレスに苦しみ、最終ラインから中盤の
アラバやトリッソへつなぐことすら
非常に困難な状況に追い込まれ、
サイドで勝負をせざるを得ない状態になり、
そうなるとレバークーゼンのWGとSBに挟まれ
上手くフリースペースを利用することが
できません。


そんなバイエルンに、苦しい前半で迎えた
数少ないチャンスが訪れます。
前半43分、自陣左サイドでビルドアップの際
リュカが球出しに手間取ってしまいますが、
そこから右へサイドチェンジしてボアテング、
ミュラー、サネとつなぎラインを押し上げます。
一旦はレバークーゼンにインターセプト
されますが大きくクリアしなかったことが
奏功し、前線に残ったズーレがパスカットすると
それをサネ、ミュラーとつなぎます。
そして、ミュラーにはしっかりとゴール前の
状況が見えていたのか、ゴール前でマーカー
であるターの背後へとポジションを移した
レバンドフスキめがけてクロスを送ると、
ボールは飛び出したフラデツキとターの
頭上を越え、レバンドフスキがどフリーで
頭でゴールへ流し込み、バイエルンが1-1の
同点として前半は終了します。
後半へ続く…。


後半に入っても、お互いハイラインを保ち、
ラインをコンパクトに保って細かくつなぎ、
強固な守備ブロックを形成して
ハイプレスを仕掛けて相手の攻撃の芽を潰す
ていうプレースタイルである為、
そのほとんどは中盤でのせめぎ合いに
時間が費やされているようです。
もちろん、相手のゴール近くまで侵攻する
ことはありますが、決定的なシュートには
至っていない状況です。


バイエルンの主戦場は、やはり攻撃的な
デイヴィスがいる左サイド。
リュカから起点となるパスが出されると、
アラバを経由して下りてきたミュラーや
ニャブリがパスを受けつないでいる間に
大外から彼らを抜いて上がるデイヴィスに
ボールを渡して局面を打開しようと試みますが
そこは帰陣の早いレバークーゼンDF陣が
スペースを埋めてバイエルンからボールを
奪い返します。


後半22分にはようやくバイエルンが
ビッグチャンスを迎えます。
自陣右サイドでトリッソ、ズーレ、サネの
3人でのパス交換から相手の守備を引き付けると
そこから中央のミュラーを経由して逆サイドを
フリーで駆け上がってきたニャブリへ渡します。
ニャブリがそのまま持ち込んで若干角度のある
ところからでしたが左足でグラウンダーの
シュートを放ちます。
おそらく枠をとらえたシュートでありましたが
ここはフラデツキがボールを弾き出します。


そして、バイエルンはここで復帰したキミヒを
トリッソに代えて投入、更には前半コマンに
代わって入ったはずのサネに代わって
ムシアラを投入します。
確かにここ最近のバイエルンの失点の多さや
組み立ての場面での精度の低さていうのは、
献身的にプレーすることができるキミヒの
不在が響いていたていうことも
あったかと思います。


前半はボールポゼッションやパス成功率、
シュート数の面でレバークーゼンに劣って
いましたが、後半本来のスタイルを
取り戻したように見えるバイエルン。
後半39分には右サイドでサポートに入った
ミュラーとムシアラのパス交換から、
先ほどと似たように中央でアラバを経由して
左サイドをフリーで上がってきたデイヴィスへ
渡すと、デイヴィスの持ち込みからゴール前へ
グラウンダーのクロスを送ります。
これに合わせたのは右から上がってきた
ムシアラでしたが、彼のシュートは右ポストに
直撃してしまい、得点とはなりません。


そして、1-1の同点のまま迎えた後半A/T、
レバークーゼンが自陣右サイドでの組み立て
から、パスを受けたターのトラップが大きい
ところをマークしていたキミヒが奪うと
そのままフリーで待っていたレバンドフスキへ
パスします。
そしてレバンドフスキが放ったシュートは
ブロックに入ったタプソバに当たって
コースが変わり、ゴールネットを揺らします。
土壇場で2-1と逆転に成功したバイエルンが
順位でもレバークーゼンを逆転して
首位での越年となりました。
次節は1月3日(日)、ホームでのマインツ戦
となります。
コロナ禍で過密日程となる為。


戦績:9勝3分1敗(勝ち点:30)
得点:39、失点:19
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半43分:レバンドフスキ
後半45(+3):レバンドフスキ

▼レバークーゼン

前半14分:シック


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ズーレ、ボアテング、リュカ・エルナンデス、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:トリッソ(→キミヒ)、アラバ
OMF:コマン(→サネ→ムシアラ)、ミュラー、ニャブリ
FW:レバンドフスキ

監督:ハンジ・フリック

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:ドラゴビッチ、ター、タプソバ、シンクラーフェン
MF:ヴィルツ、バウムガルトリンガー、アミリ
FW:ベイリー(→デミルバイ)、シック(→アラリオ)、ディアビ

監督:ペーター・ボシュ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)