昨年9月以来の能勢妙見山。今日は八朔祭があります。
八朔祭は。約400年続く、伝統のお祭で、お寺の説明によりますと
「八朔とは旧暦8月1日のことで、この日は農民の間で初穂を恩人に送る習慣があったことから「田の実の節句」ともいわれます。また、「たのみ」を「頼み」に掛け、武家や公家の間でもお世話になった(頼みとした)方に感謝の気持ちを示し贈り物をする日となりました。
そこから、日頃お世話になっている妙見さまに感謝する法要を行い、さらなる家運の隆昌や事業の繁栄を祈る八朔会となりました」
というものなんだそうです。
日蓮大聖人像
うりゃ~!玉置の森よ、よう参ったのう!と仰ってくださったかわかりませんが(;'∀')
境内はいつもと変わりません。
お話を聞くと、台風接近のため、奉納芸能は中止となり、元々、餅撒きや太鼓、屋台は予定になかったそうです。
400年続くお祭なのに、寂しいですね。路線バスやケーブルが廃止になり、かなり参拝者が減っているとはお聞きしましたが、ここまでとは思いもしませんでした。
台風接近も大いに影響があるのでしょうが、駐車場もガラガラだし、来るのは私のようなハイカー、トレラン、ロードバイクで来ている人ばかり。
開運殿
能勢妙見山の本殿になります。北辰妙見大菩薩が祀られています。
祖師堂
棲神殿と称するそうで、本尊久遠実成本師釈迦牟尼仏、多宝如来、普賢菩薩、弥勒菩薩、不動明王、愛染明王、四天王が須彌壇上に祀られ、中央には宗祖日蓮大聖人、左には開山日乾上人が祀られています。
開運殿、祖師堂ともに、お題目「南無妙法蓮華経」を20回お唱え申し上げました、以前お聞きした寺務の方に、何回でも構わない、納得するまでお唱えしてください、とお聞きしましたので、そうしています。
境内からの眺望。
八朔祭限定の御守がありましたので、頒布していただきました。
妙見大菩薩の眷属はお馬さん。
能勢妙見山境内には八神馬が奉納されており、全てにお参りしますと、妙見大菩薩に素早くお願い事を届けてくださるそうです。
以前から7頭は見つけていたのですが、最後の一頭が見つけられませんでしたが、今日、無事に発見しました(*^^)v
ありがとうございました。
天候の事もありますので、帰る事にします。またお参りさせていただきます。
能勢は素晴らしい環境なのですが、公共交通機関が全くないので、奥之院や歌垣山、七面山、野間の大ケヤキに行くと、帰りも歩かなくてはなりません。以前はバスがあったのですが、廃止となり、ハイキングで来る方も激減、能勢電鉄も、阪急川西能勢口駅から妙見口駅までの直通が早朝を除きなくなりました。
ポテンシャルは非常に高い場所なのにもったいないんですよ。
帰りは新滝道コースにて下山します。
妙見口駅からの主なルートは5つありますが、一番短いルートで、駅からお寺まで約3.2キロになります。
紅葉の大木。
独特の存在感ですよ( ´艸`)
旧表参道だけあって、石仏や祠、石板も多く祀られています。
雄滝行場。
むっちゃ荒れてました。写真は無理ですわ。残念ですね。
白滝稲荷神社。
立派なお滝行場もあり、立派な社殿もあります。
社務所に女性がおひとりいらっしゃいましたが、特に話を聞く雰囲気にもなかったので、話しかけませんでした。
穴明神。
前回(2022年)の時には穴にいらっしゃったのに、出されちゃったのね(;^_^A
吉川八幡神社
御祭神は、応神天皇御霊(八幡大菩薩)
お参りした時には拝殿で、月並祭を斎行されていました。年配の女性神職さんから手招きされまして、ひょんなことから、昇殿させていただき、祭典に参列、大祓詞奏上、玉串奉奠までさせていただき、直会を兼ねた茶話会までお誘いくださいました。
久次米宮司さん、とても多彩な方のようですね。興味深いお話をお聞かせ下さいました。また、1時間半お話をしていて、ご縁がある感じですし、これからまたお参りさせていただこうと思いました。
鉄道にはあまり詳しくないのですが、カットボディがもう三両目になっています。
鉄道愛が感じられますね。御守もありますし、鉄ちゃんは、吉川八幡神社へGo!ですね( ´艸`)
天候の事もありましたので、午後1時には帰りました。
また妙見さんと吉川八幡神社さんにはお参りさせていただきたいと思います。そう遠くないうちに(^_^)v