令和5年8月27日(日)
気が付けば、8月最終週(;'∀')
月日が経つのは早いもので(;^_^A
大峯山上ヶ岳月参り 8月度で、大峯山寺に参拝してまいりました。今月で47ヶ月連続登拝となりました。50ヶ月も射程距離となりましたね(*^^)v
ここまで、開扉期間中、無事にお参りできています事は、山上大権現と役行者さん、聖宝理源大師のおかげだと思っています。
当たり前のようで当たり前ではない事は、本当に重々思っていて、感謝しています。本当に神仏のおかげだと思っています。
この日は、レンゲ谷コースで悲しい事がありました。何もなくて登って、何もなく下山する事の有り難さを嚙み締めた1日でありました。
いつものように、奈良交通バスにて洞川温泉バス停に到着。
標高800mなので、涼しくはないものの、暑くもありませんでした。
洞川八幡宮に参拝後、いつものように、大峯山 龍泉寺にお参りさせていただきました。
本堂では、講参りの皆様、山伏で一杯でした。順番を逆にして、八大龍王堂でお勤めの後、本堂にてお勤め申し上げました。
八大龍王堂から、山上ヶ岳方面へヘリコプターが飛ぶ様子が確認でき、納経所でお話を伺い、遭難の一件を知ることになりました。
大雨が降って、山上川も増水したのでしょうね。
大木が流れ着いていました。
この後、西浦清六本舗さんを訪れ、ご主人にお車で清浄大橋まで送っていただきました。
清浄大橋では、対策本部が開設されていましたが、残念なことになりました。
女人結界門にて、気を引き締め、登拝スタート!
道中には、何か所も崩れた跡や大木が倒木となって、道を塞いでいました。
二少年遭難碑。
8月は必ずお菓子と飲み物をお供えさせていただき、ご供養させていただいております。いつも道中を見守っていてくれていますからね。
鐘掛岩。
今日も多くの方々が登っておられました。
和邇御嶽山の皆さんと今年もお会いすることができました。
今年も9年前の約束を果たす事が叶いませんでしたが、必ず果たす事ができると信じて、来年に賭けたいと思います。
因みに、和邇御嶽山の皆さんは、伏見稲荷大社でも、三徳亭を休憩場所に指定されているようで、ご縁を感じているところであります( ´∀` )
西の覗。
今日も元気な絶叫が大峯の山々に響いていましたよ( ´艸`)
大峯山寺。
夏休み最後の日曜日。多くの講参り、ハイカーで賑わっていました。お山に人が戻ること、賑わうのは喜ばしいことであります。
しっかりとお勤め申し上げました。
お花畑から、稲村ヶ岳、弥山を拝します。
今日はいつもなら稲村ヶ岳へ縦走するのですが、天候が不順なので、諦めることにしました。
一般登山者さんには
ここ山上ヶ岳は、日本第一の修験道の霊地であり、霊峰であり、聖蹟である事を認識していただき、妙覚門から中は、お寺の境内であり、それはお花畑や日本岩も同様であります。
ここは信仰に特化したお山であります。修行第一の霊峰でありますから、山伏、行者、講参りの皆さんを最優先に考えていただき、信仰でお参りしている方の気分を害することは、お控えくださいますようにお願い申し上げます。
山上ヶ岳は、緊急事態を除き、基本的にテン泊禁止であります。小笹宿になりますが、お花畑では火気使用厳禁であります。お花畑での食事は、火気を使用しないもの、おにぎりやパン、お弁当に限られます。
どうしても火器を使用したい場合は、五ヶ寺の参籠所でお願いします。また、大峯山寺周辺のベンチでも食事は厳禁です。偶に食事しているアホな山伏もいますが(-_-;)その人は間違っていますので、マネしないでください。
また、おトイレも、大峯山寺にはありませんので、五ヶ寺の参籠所でお願い申し上げます。これまた、大峯山寺付近の隠れた場所で小用を済ませばいい、と宣うクソッタレな山伏もいますが、そいつは天罰が下りますので、マネしないでください(私の目の前でそう宣った山伏は、これでもか!ってくらい怒鳴りあげましたので💦)
山では楽しんでいただきたいですが、ここ山上ヶ岳は、今もって女人禁制を護持する、信仰に特化した、修験道の霊峰であります。
修験道に携わる方にとっては、特別な霊峰なのです。それを尊重してくださいませ。
山は素晴らしい。もう秋の風が吹くような心持。
しかし、侮ると山は牙を剥き出します。決して侮る事なく、制覇するなんて、そんなおこがましい考えは捨て、登らせていただく、有り難いという気持ちで登ってくださいませ。
今月も無事に下山できました。ありがとうございます。
早くも来月で、令和5年度の山上詣りがラストであります。
9月は、いろいろ考えており、仕事の都合によりますが、山上に参籠し、大峯山寺にて護摩祈祷、蛇之倉七尾山や、天河大弁財天社お礼参りも考えています。
9月も無事にお参りできますように(人''▽`)