シングル向け?のプログレの曲特集 | 玉置の森のブログ

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今日の玉置の森ラジオ📻は?

私の一番好きなROCKのジャンルはプログレッシブロックなんですけれども、プログレ=長い曲、難解、親しみ難いイメージがあると思います。 

そういったイメージを払拭?するような、実際にシングルヒット、若しくはシングル向けの曲もあります。それらをご紹介させていただきます

中には有名な曲もありますし、長い曲はありませんので、是非ともお楽しみくださいませ!

それでは、Let's Get Started!

The Buggles/Video Killed The Radio Star

まずは、この曲から!きっと聴いた事があると思いますよ!

1979年、元イエスで、後にエイジアを結成する、ジェフリー・ダウンズ(Key)と元イエスで、プロデューサーとして著名なトレヴァー・ホーンが結成したグループ。

日本でのタイトルは「ラジオ・スターの悲劇」で、全英チャートでは1位を獲得。1981年に放送を開始した、アメリカの音楽番組MTVで最初にオンエアされた曲でもあります。

Styx/Mr.Roboto

1983年発表のアルバム「Kilroy was here」からのシングルで、全米チャート第3位まで上昇しました。

冒頭には日本語で「ドモアリガト ミスター・ロボット マタアウヒマデ」「ドモアリガト ミスター・ロボット ヒミツヲシリタイ」と歌われていますね。

Rush/The Big Money

1985年リリース「Power Windows」からのシングルで、全米シングルチャートでは45位も、アルバムは第10位と健闘しました。

なかなか分かりやすい曲で、楽しめると思いますよ( ╹▽╹ )

Dream Theater/Another Day

1992年リリース「Image&Words」収録曲で、ヒットはしてませんけど、分かりやすいパワーバラード調の楽曲です。

KANSAS/All I Wanted

1986年リリース「Power」収録曲。

これまでの彼らの作品と違って、産業ロック寄りで、プログレ色薄めの売れ線狙いと揶揄されたりしました。

アルバムやこの曲は悪くないのですが、これまでのKANSASファンとすれば、劇的に作風が代わったので、違和感は感じてしまうでしょうね。私のように、この作品で、KANSASを知ったファンには問題はありませんけどね。

ギターは名手・スティーヴ・モーズ!

Emerson,Lake&Powell/Touch And Go

1986年のリリース「エマーソン、レイク&パウエル」収録曲で、元ジェフ・ベック、レインボー、M.S.G、ホワイトスネイクの「渡り鳥」コージー・パウエルがカール・パーマーの代わりに参加した(同じPで始まるからねぇ)唯一の作品。

往年の大傑作群「タルカス」「恐怖の頭脳改革」「展覧会の絵」と比べるとアキマヘンが、これはこれで良い作品になっています。この曲も短い曲ではありますが、スケール感があって良い曲だと思います。

GENESIS/Invisible Touch

ここから、全米NO1ヒット曲が続きますよ。

1986年リリース「Invisible Touch」は、全米3位、全英では1位を獲得し、このシングルは全米ビルボードシングルチャートで第1位を獲得しました。

フィル・コリンズ(Vo.Dr)の人気絶頂期だった頃の作品なので、産業ロック、と揶揄されたりして、往年のGENESISファンはどう思った事でしょうね。

BOSTON/More Than A Feeling

1978年発表のデビュー作「BOSTON」収録曲であり、彼らを代表する楽曲。

この作品は、デビュー作にも拘らず、全米チャート第3位、全米だけで1700万枚、全世界で2500万枚も売り上げる大ヒット作となりました。

この作品のデモテープは、マサチューセッツ工科大学出身のマルチプレイヤー・トム・ショルツが全てを演奏したもので、史上最も高い完成度を誇るデモテープ、として有名で、それを聴いたレコード会社が、一発でリリースを決めたそうですよ。

ASIA/Heat Of The Moment

1982年リリースのデビュー作「詠時感〜時へのロマン」からのシングル曲で、このアルバムは全米チャート9週間連続NO1ヒットとなり、この曲自体も全米シングルチャートでNO1ヒットとなりました。

私は2nd「ALPHA」が大好きな作品ですが、このアルバムもケチのつけようが無い、大傑作の作品で、ダイナミック&ドラマティックな曲調で、エイジアは、ギターのスティーヴ・ハウの貢献度がとても高いバンドだと思います。

Pink Floyd/Another Brick In The Wall

1978年発表の大傑作2枚組大作「The Wall」収録曲で、シングルヒットなんて無縁だったピンク・フロイドですが、この曲は全米チャート、全英チャートでそれぞれ第1位を獲得した大ヒット曲になります。

ま、それにしては、クセが強い曲ですけどね。

YES/Owner Of A Lonely Heart

一旦解散したイエスが、1983年に再結成して発表したアルバム「90125」からのシングル。

イエスもシングルヒットには無縁のバンドではありましたが、この曲は、な、な、なんと!全米シングルチャートNO1ヒットを獲得!アルバムも第5位まで上昇し、新生イエスをアピールするきっかけになりましたね。

そして、この作品でドラムを担当していた、アラン・ホワイトが先日お亡くなりになりました。今秋に来日公演が計画されていましたが、アラン・ホワイトはやってきません。残念ですね。アラン・ホワイト在籍時のイエスのLIVEは、この作品の次作「ビッグ・ジェネレイター」のツアーでアランのプレーを観ました。

この日記は、アラン・ホワイトに捧げます。