(注:この内容は友人から特別に許可を頂き、書かせて頂きました。個別セッションでは、原則は勝手に内容を書いたりはしませんので、安心してください)
先日、Zoomで友人と話していたら、
友人が『自分の残りの人生で、やっておいた方がいいこととかやりたいことって、なんなのかなー?
自分は昔から飽きっぽいところがあって、何をやっても続かないんだよね
まだ出会っていない
【これがやりたかったんだよね】と思えるものが、わたしにとって何なのかな~?と時々考えるんだ。』
というような話をしてくれました。
『飽きっぽいって例えば?』と詳しく聞くと
『子どもの頃から、いろんなスポーツ(体操、バレーボール)をやったり、
音楽でもいろいろ楽器をやったり、
大人になってからはテニスやゴルフをやってみたりしたけれど、
どれも1年くらいでつまらなくなって、結局辞めてしまって続かないの😓
だから、夢中で何かをやっている人(やり続けている人)をみると、ほんとにうらやましい
私には夢中になるほど、好きなこと・やりたいことがみつかっていない氣がしているんだよね』
そういう彼女に
私は色を通してその心理をみてみたくなり、
『カラーセラピーをやってみない?』と声をかけ、セッションをすることにしました。
選んでもらうテーマは
何かを夢中になってやっているときの色
にしました。
選んだのは パープル(紫色)でした
存在意義 プライド 審美眼
※審美眼とは、美しいものや価値のあるものを的確に見分ける能力や眼識を意味する言葉
見る目が厳しいとよく家族にいわれるんだけれど、
例えば学校なんかで作った作品や絵など、完璧に出来たものや自分で納得いったものでないと捨ててしまっていた
(子どもの作品も、それ取っておくの?と思ってしまうことも時々ある)
そういえば……と思い出したのが、
子どもの頃の習い事で、唯一五年も続いたお習字は、大人になってもペン字や筆文字を習ったりしたことがあったから、字を書くのは好きだし、
あと、大河ドラマの題字(書道家の方が書いた筆文字)をみたりするのもすごく好きで、ときめく💕
ということでした
画像お借りしました🙏🏼
筆文字を書くことが好きだけれど、
段々、上手く書けなくて難しいものになっていって
『どうしたらこう上手にかけるの?』となり、ハードルが上がってしまって最近では書いていない
というので、
『それは、なぜなんだろうね?』
と聞くと
彼女は思い出したように
『あ~ぁ!
あのね、子どもの頃に父方の親、私にとってのおばあちゃんたちと同居していたんだけれど、そのおばあちゃんが自分の作品を壁にたくさん貼ったり、人にあげたりしていたんだけれど、それをみて嫌な氣もちがあったの!
すごく自分勝手なおばあちゃんで、母がよくいじめられていて、好きじゃなかったから。
そんなにたいして上手くもないのに、自分の作品を飾ったり、人にあげるなんて信じられない。って
今思えば、それは母がよく言ってたんだよねー
「あんなもの、人にあげるなんてみっともない。恥ずかしいって」
彼女の深くにあった潜在意識
奥底に忘れていた記憶が、ふっと浮上してきた瞬間でした
元々持っている才能でもある審美眼、
彼女の美しいものをみる目が厳しいのもあるのかもしれない
けれど、嫁と姑問題を1番近くでみていた子どもの彼女は、
母が祖母に対してストレスを溜めていて愚痴を聞かされていたことで、
お母さんのいうことがそのままそういうもんだと思い込んでいたのではないか?
だから、筆文字もちゃんと上手く書けたもの、きれいなものじゃないといけない。
自分が書いた作品を人にあげたり、飾ったりするのはみっとない、恥ずかしいこと
そんな風に思ってしまうのも
実は母のものだったのかもしれません
親子関係が逆転し、
子どもの彼女が大人になって
母親の愚痴を聞かなきゃいけなかったのかもしれない
親の言うことを聞く都合のいい、イイコを演じなければならなかった
ちゃんとしなきゃ
完璧じゃないと何か言われてしまう
子どもらしい子どもではいられなかったのかもしれない
(それは私に重なる部分でもあった。私は母の愚痴を聞く子どもだったし、母は他人にはいい顔をして後であの人はねぇーと文句をいうので、私は大人が信用できないと思うところもあった。母の氣分1つで怒られたり、誉められたり。
だから、母の都合のよいイイコでいたらいいんだと思い、子どもらしい感情も時には我慢をしてきた氣がする。HSC氣質にはよくあることかも?)
『これまで思ってたことは、お母さんの思いってことはないかな?
もし、今の大人になった自分なら、客観的にみて
おばあちゃんが自分の作品を壁に飾ったり、人にあげたりするのはどう思う?』
「壁に貼ったりするのも自分がやりたくてやってることだから別にいいんじゃないかと思うし、
渡すのも、それを受け取る人の氣持ち次第かな~と思う。
おばあちゃんは人にみてもらいたくて渡すけど、それをどうするかはもらった側のことだし、
おばあちゃん、ある意味自分勝手だけど、自由人かもしれないな~」
そんな話をしたあとに、私もふっと思い出したことがあった
彼女は人に自分の作品をあげることをあまりしないが、カードセッションしてもらった時に筆文字で書いたメッセージカードを送ってくれていたんです
私にとってはその時々の大切な言葉と思いがあるので、全部取っておいてありました
それを彼女に写メで送ったのです
『これはあなたが書いてくれた作品で私にとっては大切なものだし、【存在意義】ってこれこそがあなただという証だと思う』
それをみた彼女は、
自分がこんなにたくさん書いていたし、
飽きっぽいとおもっていたけれど続けられていたことがあったことに驚いていました❗
そんなことに氣づけたあと
あらためて、これまでやってきたことをふりかえってみて
好きなことをやっているときの自分の色を選ぶと
ライムカラー
キーワードは
初心者 はじめて
自分のプライド
母から祖母への言葉
「あんな素人がたいしたものでもないのに、壁に作品を貼ったり、人にあげたりしてみっともない」がどこかにあった
それもあって、プライドが邪魔して自分の出来上がったものが許せなかった
けれど
初心者の時って、いちばん楽しい時期で、
「なんか楽しそう!」というところから入っているんだよね
だいたい一年でやめているのって、楽しくなくなってやめているから、
これからは難しく考えずに いつまでも初心者🔰の氣持ちで、 楽しめたらいいという意識でいたらいいのかも?
自分へかけてあげる言葉は
【難しく考えずに楽しければいいじゃん】
でした
夢中になれるものがなかったのは、過去の親からの思い込みがあったこと
それに氣づいて話したら、もうその思いは手放せます
これからは、ただただ楽しむことに集中していけば、きっと夢中になれるはず😊💖
セッションを受けてくれて、ありがとうございました!
私もカラーセラピーできて楽しかった!
カラーセラピーセッションで、自分の本当の氣持ちに氣づいて、思いこみを手放して軽やかに前へ進みませんか?