君の夢は何だ? | アスユメ_labo.通信

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このメッセージを見ている全ての子どもへ
君の夢は何だ?
今すぐ行動していつか叶えてみせろ!

本田圭佑


子どもの日にツイッターにあげられた

熱いメッセージ

現在もアゼルバイジャンリーグで活躍を続ける
現役プロサッカー選手の本田圭佑からだ

小学生の時の夢は
世界一のサッカー選手になりたい
今もその夢の途中にいる

本田圭佑が
子どもたちにメッセージを送り続けるのには

理由がある



2010年ワールドカップサッカーアフリカ大会

その時に立ち寄った

南アフリカの孤児院

サッカーも知らず

夢を見ることも知らない子どもたちに
衝撃を受ける

それでも

サッカーボールで一緒に遊ぶ子供たちの姿に
人生観が大きく変わったと言う

恵まれない子供たちにも

サッカーをする機会を届けたい
サッカーを通して

自分の夢を持つことの大切さを教えたい
夢や希望を持ち続けてほしい

本田圭佑は
抑えきれない衝動から
帰国後、日本で貧しい子ども達に向けて
お金のかからないサッカースクールを開設した

そしてスクールは
一見うまく行っているように見えた


しかし

そこには理想と対峙する厳しい現実があった

やはりお金がかかりすぎる


サッカーを通して

夢や希望を持ち続けてほしいと言う理想は
経済的にアプローチしなければ

根本的な問題は解決しないことに気づいた

それをヒントに


2017年 AFRICA DREAM SOCCER TOUR 

をスタートさせた


今回は協賛スポンサーからの支援をベースに
ケニア・ウガンダ・ルワンダの3か国で

現地の子どもたちに

無料でサッカースクールを開催した


サッカーをする機会を提供することからスタート
将来の優秀な才能を発掘し

プロサッカー選手を育てて行こうと言うものだった

しかしこのプロジェクトも暗礁に乗り上げる


見つかるはずの優秀な才能を

短期間では見出すことができなかったのである

慢性的な貧困とプレー機会の少なさが

ハードルをはね上げる


協賛企業からも

成果の出ないプロジェクトを疑問視するようになり
事業の継続が危ぶまれる事態に陥った

そんな状況の中

あれだけこだわっていた

サッカーからの脱却を試みた


これが唯一の活路を見出す結果となる

サッカースクールに集まった子供たちに

サッカー以外の教育を試みたのだ

スポンサー企業の育成プログラム

 

つまり

企業の得意とする

コンピューターのプログラミング教室を開き
プログラミングに興味を持たせたり

日本料理屋で和食づくりの楽しさを体験させ料理人に興味を持たせたり


サッカーとは一見関係のないアプローチから

サッカーを通して仕事への興味、やりがいを見出す


つまり

生きがいと生きることへの喜びを知るきっかけ

を提供したのだ

この活動は資金だけを提供してきた

スポンサー企業の意識変化も起こすことになる


企業からの派遣スタッフも

自分たちの仕事のすばらしさ

子どもたちに直接技術を伝える楽しさ

見たことのない技術に夢中になる子どもたち


スタッフの誰もが

まだ見ぬ将来の有望な人材が

きっとここから生まれることを実感していった

本田圭佑が

企業を巻き込み

一体となってプロジェクトは実現した


AFRICA DREAM SOCCER TOUR

機会の不平等に直面するアフリカの

子どもたちに与えた3つの機会(チャンス)


・無償でのサッカー指導の機会(チャンス)
・サッカーアカデミーの入団の機会(チャンス)
・サッカー以外での才能発掘の機会(チャンス)

2020年12月日本財団は

2020年度アスリートによる社会貢献として 

AFRICA DREAM SOCCER TOUR に

HERO`s AWARD 2020 賞 を贈った

 

本田圭佑の地道な社会貢献活動が

世の中に伝えられることとなった

そして

子どもの日


このメッセージを見ている全ての子どもへ
君の夢は何だ?
今すぐ行動していつか叶えてみせろ!

本田圭佑



今も自分の夢を追い続けている
だからメッセージも輝きを増す
 

 

 

Written by Kaz Okayasu

 

 

 



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