令和7年度における立川市議会では、
二人の議員から
科学教育・科学センターの改善、
及び、科学館・科学学習施設の設立に関する質問があり、
教育委員会からは、
詳しく丁寧な答弁がありましたのでお伝えします。
ご理解のほど、よろしくお願いします。
私ども、科学教育に携わっている者としてはとても励まされました。
私は、一教育委員としても、この課題について、
探求し、尽力したいと思っています。
以下、市議会ホームページの議事録から抜粋・要約してお伝えします。
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令和7年6月 第二回定例会
◆(わたなべ忠司君)
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大項目の1点目、科学教育センターについてです。
立川市立小学校科学教育センターは、昭和39年に設立され、今年で62年目を迎える歴史ある本市の独自事業です。この間、多くのセンター員が学び、数千人の出身者を輩出、理工系大学や科学技術職をはじめ各界で活躍しています。
また、センター出身の保護者の子どもや孫が通い、センター出身の若者たちが講師や指導員で活躍するなど、この科学センターは出身者と地域とで歴史を築き、伝統をつなぎ、発展してきたものと言えます。
飯田教育長も、過去、八小時代、センター長として携わられていたので重々御承知かというふうに思います。
昨今の理科離れが進む中、学校授業では体験できない子どもたちの、なぜ、何を考える楽しさや、自然現象の面白さを学ぶ場の提供、そして科学にたけた子どもたちの才能の伸長や自ら探求できる子を育てる場としても大きく貢献している当事業は、高く評価され、その現れとして近年の参加希望者も年々増え、毎年200名を超える状況、さらに保護者の皆様からも常々好評の言葉を聞いているところで、立川には、この事業があるからわざわざ立川市に引っ越してきたという御家庭も実は複数お聞きしています。
改めて、この理科、科学教育の意義について考え、本市の科学教育センターの取組について、今般の状況を踏まえ、さらに推進できないか模索していきたいと思います。
まずは、市の考える理科、科学教育の意義と本市の科学教育センター事業の現状認識を伺えたらと思います。
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◎教育長(飯田芳男君) 初めに、市の考える理科、科学教育の意義と本市の科学教育センターの事業の現状認識について、お答えさせていただきます。
理科、科学教育の意義としましては、身の回りの出来事に関する興味、関心や知的好奇心を高め、疑問に思ったことを探求的に学ぶ力を育てるものであり、環境学習や社会とつながりのある学習に結びつく教育であると捉えております。
その上で、本市の小学校科学教育センター事業につきましては、理科、科学への興味、関心をより一層高める価値ある取組であると認識しております。
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◆(わたなべ忠司君)
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理科、科学教育の意義は、まさしく今、教育長も答弁されたとおりでございますけれども、子どもたちの論理的に考える力を育て、物事を自分で考え、問題を解決する力を養う科学的思考力の育成や、身近な自然現象などについて体験的に学ぶことで、自然とのつながりや大切さを実感する自然への関心と理解、そして、自由度の高い活動を通して、興味、関心に基づいて学ぶ姿勢を育てる主体的な学びの促進にあると思います。
これらは、理科以外の学びや実社会生活の中で様々な場面でも応用として活用できるものと考えます。さらには、この科学に対するポジティブな体験が将来の理系分野への進路や職業選択の動機になることもある、これは理系人材が求められる現代において早期から関心喚起になります。
ここまで、いいこと尽くしで申し上げましたが、これに加え、科学教育センターの醍醐味は、他校の児童とグループワークを通して協力し合う力、意見を伝え合う力が自然発生的に身に付くこと、協働とコミュニケーション能力が向上することにあり、開催されている全ての実験がほぼこのグループワークです。
ある保護者の方から、「グループワークは、親が家庭で教えてやることはできない。わざわざ教室に高いお金を払ってでも通う価値があるという部分を公教育の枠組みで、ほぼ無償に近い形で担っている本当に貴重な存在」とおっしゃっていました。
ここまで私自身も気づきませんでしたが、このような高い評価を本事業は受けているということも御認識をいただければと思います。
このように、科学教育センターの多面的な教育効果についてどのように評価をし、継続的な事業推進に向けて、市はどのような体制支援をされているのか伺います。
◎教育部長(齋藤真志君) 小学校科学教育センター事業につきましては、学習指導要領の内容を超える発展的な学習により、知的好奇心や問いに対する探究心を高めたり、問題解決能力、思考力の育成につながるなどの教育的効果とともに他校の児童と協働的に学ぶ機会を創出できるなど、多面的な効果があると認識しております。
科学教育センターの継続的な実施に向けて、予算や指導員等の人材の確保に努めておるところでございます。
◆(わたなべ忠司君)
事業推進に向けての市の支援体制は、今伺ったところでございます。
それでは、科学教育センターの運営体制について聞いていきたいと思います。
現状の運営スタッフ体制ですけれども、どのようになっているのか伺います。
◎教育部長(齋藤真志君) 現在、科学教育センターは、第八小学校の校長がセンター長、副校長が副センター長を務め、市内教員やセンターOBのほか、学生や地域の方々が指導員などのスタッフとして運営を担っております。
◆(わたなべ忠司君) センター長は八小の校長先生が担われて、副校長が副センター長、そして、スタッフ等、センター員のOBや地域の方、また市内の教員の方々も御協力いただいているということで、ほぼほぼ皆さんが、特にセンター員OBや地域の方々におきましては、ほぼ手弁当でお手伝いをいただいているということを私も認識しているところです。本当に頭が下がる思いでございます。
その中、昨年度は諸事情で事務局長が不在となり、校長が兼務し膨大な事務作業をこなされたと伺っております。また、この事務局長の人件費は市の予算にはないとも聞いていますが、こういった運営人材の体制、様々な要因で欠員となった場合、市はどのように考えているのか伺います。
◎教育部長(齋藤真志君) 運営の人材体制でございますが、年度途中にスタッフの欠員が生じた場合は、センター長や教育委員会事務局等が代わりとなるスタッフを探すこととなります。
現在、学校の働き方改革を推進している中、週休日に科学教育センターの運営に参画できる教職員を確保することは難しい状況であるなど、運営をサポートするスタッフの人材確保は大きな課題と捉えておるところでございます。
◆(わたなべ忠司君) おっしゃられるとおりだと思います。市もしっかりと欠員の検索をやられているということは認識しているんですけれども、なかなか人材が見つからない。そういった中で、実は今年度も校長が事務局長を兼任されているというふうにも伺っています。
そういった体制づくりをさらに市も応援していただきたいというふうに思っておりますし、やはり多くの子どもたちが希望を持ち、そして多くの保護者が期待をし、参加する科学教育センターでもあります。この期待や希望を裏切らない運営体制の御配慮も改めてお願いをしたいというふうに思います。
続きまして、宇宙エレベーターロボットの学びについて聞いていきたいと思います。
科学教育センターでは、これまで大変人気の高いカリキュラムとして、宇宙エレベーターロボットプログラミングコースがあります。通常、同様の民間でのロボットプログラミング教室を受けると、かなり高額であるものが、この公教育の枠組みでほぼ無償で受けられ、さらに他校のセンター員とグループワークを通して協働とコミュニケーション能力の向上、そして、競技会を通しての競争力や達成感など、まさに科学教育センターのいいとこ取りの看板的カリキュラムであります。
過去には、全国大会で平成28年に準優勝、令和元年には全国3位と、すばらしい実績も残しました。また、この成績だけではなく、結果よりもそれまでの過程がすばらしいと、とあるセンター員、これは小学生ですが、感想として述べたことがいまだに私も心に響いています。
毎年受講希望者も多くて、中には、このためだけに科学教育センターに申し込む子もおり、多数応募者の中から抽せんでこれまで行われてきましたが、保護者の皆さんからは、希望者全員が受けられるようにしてほしいという強い要望もここ数年いただいてきたところです。
それだけニーズも高く盛り上がってきたカリキュラムですけれども、今年の募集要項、募集資料ですね、こちらは保護者向けに配られている資料ですけれども、こちらには機材の老朽化や指導者不足などの理由から開講を一旦休止するというふうに書かれていました。
この宇宙エレベーターロボットプログラミングコースの休止理由について、経緯等、詳しく御説明ください。
◎教育部長(齋藤真志君) 令和6年度までの数年間については、受講生である科学教育センター員(児童)の中で、抽せんで選ばれた一部の児童を対象に宇宙エレベーターロボットプログラミングコースを開講しておりましたが、令和7年度は同コースを一旦中止としております。
このことは、宇宙エレベーターロボットの機材の老朽化とともに指導者の継続的な確保が困難であることを理由とするものでございます。
なお、センター員全員が参加するメインのコースの講座内容の充実を図りながら運営に努めていくこととしております。
◆(わたなべ忠司君) これだけ盛り上がってきたカリキュラムがなくなること、大変残念ですし、期待していた子どもたち、そして保護者も大変なショックであろうと思います。
先ほど来、この問題は二つあり、まず一つは機材の老朽化、モーターやバッテリーはパワーが弱まり、タイヤは滑り、そしてケーブルは裂けてむき出しになったものをテープで補修し、これまで使用されてきたということで、機材は既に廃盤で新品パーツを正規ルートで購入できない状況とも聞いています。
新品の機材を導入できないのか、市の考えを伺いたいと思います。
◎教育部長(齋藤真志君) 指導者の確保が課題となっている中で、今年度は、教育委員会として宇宙エレベーターロボットの機材を購入する予定はございません。
重ねての答弁となりますが、科学教育センターに参加する全児童が参加できるメインのコースの充実のほうを図ってまいります。
◆(わたなべ忠司君) これは機材1台当たり大体10万円程度だったと思うんです。例えばこれを10台で100万円、これくらいでしたら、これまでの講座の実績や成果を踏まえると十分元の取れるコストパフォーマンスだと思います。
また、これはもともとの導入は某企業からの寄附とも伺っています。そういった経緯も踏まえて、あらゆる手段で機材の手配を御検討いただきたいというふうに思います。
次に、問題の二つ目、先ほど来からお話がありました指導者不足です。
これまでセンター員OBがほぼ無償で担ってきました。また、事務局長がサポートをされてきたということも聞いています。しかし、それぞれの生活形態や本職の職場環境の変化により担えなくなってしまったと。これは先ほど質疑した当事業の運営スタッフ体制にもつながるんですけれども、安定的な事業運営に向けて、何となくやれているからいいやではなくて、教育委員会も当事者意識を持ってスタッフ体制や講師、対価、あと欠員時のカバー等を事務局と一緒に考えていくべきだというふうに思います。
この指導者不足の現状について、市の考えを伺いたいと思います。
◎教育部長(齋藤真志君) 市の様々な事業や取組においても担い手の不足が課題として挙げられている状況です。
スタッフの方々は、科学教育センター以外に仕事や家庭などのそれぞれの生活がある中で関わってくださっております。
科学教育センターのスタッフの確保は、今後継続的に課題となるものと捉えており、センター長と共に、教育委員会においてもどのような支援策が可能であるのかを検討してまいります。
◆(わたなべ忠司君) 宇宙エレベーターだけではなくて、ほかのカリキュラムもいろいろ御検討いただきたいというふうに思うんですけれども、この宇宙エレベーターロボットのカリキュラムについては、年間を通してではなくてスポット的なスケジュールであったというふうに思います。そのスポットごとに、例えば当ロボット機材メーカーの方を講師としてお招きする手法、あるいはセンター員OBの中には、現在、八王子の東京高専に通う子もいまして、当高専はロボコンゼミなどで活発に活動していることから、こういった学校や、あるいは大学などと提携して、先方には実験者の募集のPR、そして当方には学生による指導等のお互いのメリットを模索しながら指導者確保も考えられるというふうに思います。指導者の手配についても何とか御検討をいただきたいというふうに思います。
ということで、改めてこの宇宙エレベーターロボットプログラミングコースの今後について、市の考えを伺いたいと思います。
◎教育部長(齋藤真志君) 令和8年度以降の宇宙エレベーターロボットのプログラミングコースについては、今後、指導者の確保の課題等も含めて、センター長と相談のほうを進めてまいりたいと考えてございます。
◆(わたなべ忠司君) これだけニーズの高い宇宙エレベーターロボットです。何としても復活に向けて諸課題に取り組んでいただき、さらには、競技会も全国大会をまた目指すような盛り上がりに育てていただければというふうに、切に思います。
次に、科学を学ぶ活動拠点に移ります。
現在、第八小学校の理科室をはじめとする体育館や空き教室を活用して講座が行われていると思います。しかし、理科室隣の事務局事務所も手狭で、講座ごとに都度準備や撤去、学校行事との場所確保の調整等が煩雑、さらに、センター員は市内各所から来校する上で、交通の便、バスの本数も頻繁には通らないから大変という一部の保護者からの声もあり、活動拠点として様々な課題があることをいろいろ伺っています。
一時期、センター員が300名を超える年度もあり、これ以上増えた場合、活動場所はどうすればよいのかといううれしい悲鳴の反面、ぎりぎりのときもありました。
現状の科学教育センターとしての八小を拠点とする諸課題について見解を伺います。
◎教育部長(齋藤真志君) 活動拠点に係る課題でございますが、施設としても新しく実験の備品がそろっていること、また、体育館が広いことから実験等を安全に実施することができる一方、実験等を安全に実施するための教室の確保、講座を円滑に行うための教材の保管が課題となっております。
また、講座の実施に向けて、センター職員ではない第八小学校の職員に一部お手伝いのほうをしていただいたり、センター長を管理職が務めなければならないなどの負担があることも認識しております。
今後も、安全かつ円滑に実施できるように、センター長と調整してまいります。
◆(わたなべ忠司君) 様々な諸課題があることは、行政側もしっかりと認識されていることというふうに理解しました。
その中で、当スタッフをはじめ参加した子どもの保護者、そして地域、そしてセンター員OBの方々から、都度都度、立川に科学館をという声を聞いていると思います。これは、ここにいる議員の皆さんも聞かれていると思うし、これまで議会でも議論の中で幾度と出てきているものです。
さすがに、現状において市が独自で新たな箱をつくるのはなかなかハードルが高いということは、財政の面からも皆が理解するところでありますけれども、科学拠点の位置づけとしてこの立川にそういった施設があれば、何てうれしい話だろうと誰もが思います。
多摩地域には、八王子市にコニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)や小平市に5市で共同運営する多摩六都科学館があります。
こういった事例を鑑み、改めて立川市の科学を学ぶ活動拠点への見解を伺いたいと思います。
◎教育部長(齋藤真志君) 現在、学校施設を利用することで、センター長、副センター長が円滑に運営をすることができており、現時点で新たな活動拠点を創設する考えはございません。
しかし、探究心、好奇心の向上、他校の児童とも協働的に学ぶ機会の創出、論理的な思考力、課題解決の力を育むなど、科学教育センターの果たす役割は大きいと認識しております。
今後、科学教育センターのより一層の充実に向けて、先ほど議員のほうからも御提案いただきましたが、大学や企業等との連携も探りながら取組の工夫をセンター長と共に検討してまいります。
◆(わたなべ忠司君) 市独自で新たな箱等をつくるのは大変難しいのは分かります。ですが、民間との連携や近隣市との協働、あるいは既存施設の活用など、手法としては、いろいろ考えられるというふうに思います。
長年のみんなの科学館への思いと、そして専門的な活動拠点を検討いただき、ぜひ前進させていただきたいと思います。
とあるセンター員のOBの子が書いた「立川市への科学館設立を実現するためには」という学校での論文、これを拝見させていただきました。いかに課題を明確にし解決を目指すかが示されており、大人顔負けで真剣に思いがつづられています。
こういった子どもたちの夢を募らせているのが、まさしく科学教育センターです。本当にすばらしいことだというふうに思います。
また、ふだんは不登校のお子さんが科学教育センターには通ってくるということも聞いています。そういった複合的な成果もあるようです。
あと余談ですけれども、当センターに関わるスタッフの皆さんが、公教育以外の場面で立川教育振興会として、毎年夏休みに市の補助もなく独自で科学のひろばを開催しています。毎年、申込み開始直後には、ほとんどの講座が瞬間的にほぼ満席になる人気イベントです。ぜひ議員の皆さんも、今年の夏、見学していただきたいというふうに思っております。
これだけ理科、科学に対する子どもたちの興味や関心の高い文化を築いてきた立川市です。ぜひ行政も引き続き力を入れて支援、さらに発展させるべく取り組んでいただきますことを要望いたしたいと思います。
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令和7年6月 第二回定例会
◆(浅川修一君)
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次に、子ども科学館について伺います。
私は、立川の子どもたちに理科や科学の学習や実験に触れてほしいと思っております。さきの議員が紹介された多摩六都科学館に、私も子どもを連れてもう何度行ったか分かりません。
議員になった当時から科学館の建設を質問してきました。最初の質問は1991年、皆さんが子どもの頃だと思いますが、質問をしてきました。
今、新しい公共施設の建設など考えられないというような雰囲気ですが、私は立川の魅力発信には、こういう夢のある話といいますか、思い切った計画、取組が大事だと思います。
そこで、子ども科学館について、夢のある施設だと思いますが、建設について認識を伺います。
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教育長(飯田芳男君) 子ども科学館についてお答えいたします。
近隣では、八王子市のこども科学館、小平市にある多摩六都科学館があり、実際に利用した学校からは、子どもたちが笑顔で活動していた、実験的、体験的に学ぶことができてよかったという声も上がっていたと聞いております。
一方、本市においても、国の研究機関、国文学研究資料館、南極・北極科学館などをはじめ、立川防災館など子どもたちが学べる施設が多くあり、立川の大きな魅力であると捉えております。
現時点で、新たに子ども科学館を設置する計画はございませんが、立川市内の魅力ある施設を有効に活用してまいりたいと考えております。
◆(浅川修一君) 分かりました。
これに限らないんですけれども、私はその発信ということについては、お金はかかると、財政は必要だと、やっぱり魅力を発信することについて、ちょっと言葉はあれですけれども、あまりけちっていったんでは魅力はなかなか発信できないというふうに思うんです。ぜひ御努力をお願いしたいと思います。
次に、子ども科学館の取組ですけれども、国の研究機関との連携とか、本当に大事だというふうに思うんです。それで、そういうことを進めながら、やっぱり市長もこれから長く市長をやられると思うんですけれども、私は思い切った施設というんですか、そういうことが必要だというふうに思うんですけれども、連携も含めてどんなふうにお考えでしょうか。
◎教育部長(齋藤真志君) 子ども科学館に関連しまして、文部科学省では、STEAM教育を推進しており、創造性や問題解決能力の向上、論理的思考力やコミュニケーション能力の向上が期待されております。
また、教育委員会としましても、市長公約である生きるチカラの育成において、理科教育、科学教育は重要な役割を担うものであると認識しております。
本年度も第八小学校を会場として小学校科学教育センターを開講しており、探究心、好奇心の向上、他校の児童とも協働的に学ぶ機会の創出、論理的な思考力、課題解決の力の育成に期待しております。
先ほど教育長が答弁しましたとおり、子ども科学館を設置する計画はございませんが、教育委員会においては、理科教育、科学教育の充実を図ってまいります。
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令和7年 3月 総務委員会
◆委員(わたなべ忠司君)
健康会館については、・・・・・・・・・・・・・・・・・ほかに何か活用できないかなというふうに、検討なんかできないかなというふうに思ったんです。例えば、今、八小で行われている科学センターとか専用の場所が欲しいという意見も一部ある中で、そういった学供施設として何かあの位置につくるのもありなのかなというふうに考えたんですけれども、そういった視点も含めて、ちょっと全庁的に横串を刺して意見聴取をしていただく中で、もう一回考えていただければなというふうに思いましたので、一言だけ申し上げておこうと思います。
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今の歴史民俗資料館を今後どうしていくのか、また子ども科学館の建設とかという話もあると思います。公共施設の面積20%削減というのが頭にあって、難しいとは思うのですけれども、一方で、この市の文化芸術振興の重要拠点にもなり得ると思います。こういったものを合わせた市立美術館があると大変すばらしいなと率直に思うのですが、市長のお考えをお聞かせください。
◎市長(酒井大史君) 立川の美術館建設の平成7年というと、私が市議会議員をしていた頃だなということで、ちょっと記憶の中ではあまり定かではないんですけれども、建設に向けた課題が山積する中で議論を重ね、本市ではファーレ立川アートの109の作品群をまち全体が美術館構想の中核と位置づけながら、まちとアートの融合を目指し、まち全体を美術館に見立てた感性のあるまちづくりを推進してまいりました。
このような中、令和2年度に、立川駅北口ではGREEN SPRINGSに立川ステージガーデンやたましん美術館などの民間施設がオープンするなど、文化芸術を振興する環境が徐々に整備をされております。
一方で、立川駅南口の文化拠点施設として整備をされた子ども未来センター及びたましんRISURUホールにつきましても、平成22年5月に策定された旧庁舎周辺地域グランドデザイン及び公共施設再編の検討状況を踏まえ、現行の指定管理者による特命・非公募により、指定管理5年間の延長での協定締結を予定いたしております。
今後の文化芸術のまちづくりにおける文化的な施設のあり方につきましては、旧庁舎周辺地域における次のステージを目指す中での検討や、現在ある民間施設とのさらなる連携の模索など、多面的に考えていく必要があるものと考えております。
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◆(わたなべ忠司君)
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最後に、事項別明細359ページ、学力向上事務について、科学教育センターについて伺いたいと思います。
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◆委員(わたなべ忠司君)
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昨年度まで私も文教委員長として現場に出向かせていただいて、その中で、保護者の方から意見を伺ったんですけども、今一番人気のある宇宙エレベーター、本当に人気があって申込みが殺到して抽せんになってしまうといった現状になっています。
この宇宙エレベーターを目的に科学教育センターに申し込んだのに、受けられなくて泣いている子もいるというようなことも伺っておりますけれども、単刀直入に、全入の体制が築けないのか伺いたいと思います。
◎指導課長(佐藤達哉君) 私も宇宙エレベーターロボット大会には毎回参加をさせていただいていて、非常に子どもたち生き生きと取り組んで、すごいすばらしい内容だなと思っております。
一方で、やはり指導する体制含め、また機材の確保、そういったところが一つ課題になってくるのかなと思っています。
また、大会を運営するに当たって、参加チーム数が増えるということは長時間にわたってしまうというところもありますので、バランスを取りながら進めていくことが今後も必要かなというふうに考えております。
◆委員(わたなべ忠司君) 全体的な体制のバランスも必要だと思うんですけど、ただ大変意義のあるプログラムでもありますし、大変人気のあるプログラムというところもあって、これがあるからこそ、今、科学教育センターも大変人気があるのかなというふうに思っていますし、ある意味立川の科学のよりどころにもなっているんじゃないかなというふうにもつくづく思っています。
ぜひ何か体制できないかな、つくれないかなと、全入とは言わずとも、少しでも拡充はできないかなというふうに、それは要望したいというふうに思うんですけども、その中で、この宇宙エレベーターの機材もだんだん古くなってきています。新しい機器が欲しいという声も伺っていますし、このバージョンによって、近年は市内でのこの宇宙エレベーターの競技大会をやっていますけども、その以前は市外、全国といったところにも出向いて優秀な成績も収められている記録もございます。
そういった中で、外部の大会参加への基準もしっかりと視点に入れながら、この機材の更新について、今現状どのように考えているのか伺いたいと思います。
◎指導課長(佐藤達哉君) 年間、この委託費の中で宇宙エレベーターロボット大会含め、その他実験観察等もやっておりますので、そのあたりの配分をまたどういったところが見直せるか、またどういったところで軽重をつけられるかというところ、引き続き検討してまいりたいと思います。
◆委員(わたなべ忠司君) なかなか、委託費の中でやっていただいているところもあるんですが、これも今現状の宇宙エレベーターの機材については寄附で賄っていただいているということでも伺っています。そういったところの交渉も含めて、ぜひちょっと、台数の拡充も含めて御検討いただければというふうに思います。

