古代インドの「四住期」の思想というものがあります。

人生を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」と四つに分けた考えです。

深い意味がありますが、

現代風に、勝手に解釈をすると、

「学生期」、子どもから青年の学び成長する時期、

「家住期」、働き盛りの頃、家庭や社会に貢献する時期、

「林住期」、定年を迎え、子育ても終わる時期、

「遊行期」、悠々自適に、次の世代に継ぐ時期

と、私流に置き換えてみました。

 

良く考えてみると私の「林住期」は、定年退職した60歳、

立川市立科学教育センターの仕事に就いた時からかもしれません。

大変な現職中学教員生活から引退し、

好きな分野の活動を楽しめるようになりました。

科学センターという「林」の中に「住」み、

素晴らしい仲間たちと共に、

自由な思索と行動をとり

自由闊達、縦横無尽に活動していました。

ですから、忙しかったけれども

自己をみつめ、ゆったりとした気分で過ごし、

「家住期」(仕事や家庭に追われるような状態)ではありませんでした。

 

そう考えると、

科学センターの任を降りた今は、

「遊行期」に入ったのかも知れません。

科学センターという「林」から出て、

諸々の事柄からかなり離れ、

次世代に引き継ぐ道を歩いているのかも知れません。

中国「五行説」の人生論の、「白秋」(人生の仕事を終えて、静かな澄みきった秋空のような境地)

とか、その先の「玄冬」(成熟した深みの時期、次の世代への橋渡しの時期)の時期あたりにいるのだと思います。

まあ、本質的には、人生の終わりに向かい、向き合う時期です。

しかしながら

生きることへの意欲

益々旺盛になるものです。

一日一日を大切にするようになり、

友を大切にするようになります。

登山にたとえると、

上りは、上ばかり見て、苦しいですが、

下山のときは、はるか遠くをパノラマのように見渡せて

自然をゆったりと鑑賞し、

下界の街並みの豊かさに感動できるものです。

ですから、

下山を

ゆっくり、ゆっくり、時間をかけ

時には、切り株に座って休み、

空気と空と景色を楽しんで

下りて行きたいと思います。

凡人の遊行とは、そういうことかも知れません。

長生きするとはそういう事かも知れません。

 

さてさて

ムック本「60歳すぎたら やめて幸せになれる100のこと」

五木寛之著「捨てない生きかた」

という、自分が65歳過ぎのコロナ禍の頃に買った

本の名が、相異なる2冊の本を読み返してします。

なるほどの連続です。

あの頃は、忙しくて熟読、理解してませんでした。

詳しくは、次回に書きますので

お楽しみに

 

追伸

こんなこと書いてますが

あっち行ったり、こっち行ったりの

毎日であります。

まあ、それが人間ですかね。

Let   it   be. ですかね。