「理科離れ」が、教育的にも、社会的にも問題になり、科学振興を、教育現場も、社会も、マスメディアも、政府も、企業もつくってきました。「科学・技術は楽しいよ。」とお金も、人も投じて、働きかけ、その成果は明らかに目に見えるようにまでなりました。科学技術時代へ返り咲きつつあります。
 
 そして、これからの問題です。これからは、生徒たちが、現場教員が、科学愛好家が、自ら、この活動の中心とならなければ、と思います。「大きな所」から与えてもらう受身的な考えや、この活動を個人や特定の企業・団体の利益にする考えに陥らないようにしながら。
 
 「理数重視」の政策転換ができつつある新たな段階にきていると思います。多くの団体、企業、出版・マスコミなどが、このテーマに注目し、行動してくれました。しかし、主役はこれからの日本を支える子どもたちです。何のために科学を大切にし、この活動をするのか。良く考え、視点をはっきりさせ、「理数重視」の時代に、生徒たちも、現場教員も、草の根の科学愛好家も自由闊達な実践を積み重ねたいと思います。