朝日新聞11月1日 「谷川俊太郎 11月の詩」の欄に発表された詩「午前四時」に注目しました。一部引用させていただきます。

 枕もとの携帯が・・・・・
 「もしもし」と言ったが
 息遣いが聞こえるだけ
 誰なのかはわかっている・・・・
 切れない

 無言は恐ろしい
 私の心はフリーズする

 言葉までの道のりの途中で
 迷子になったふたつの心を
 宇宙へ散乱する無音の電波が
 かろうじてむすんでいる

 朝の光は心の闇を晴らす・・・・
 
 (引用)

谷川さんは、「ラジオ工作」の趣味をお持ちです。
であるから書ける言葉を感じます。
そんな観賞の仕方もおもしろいものです。

かかれた内容は
無言電話の知り合いとの
無言の細い関係だが
それでもコミュニケーションと思い
糸が切れないよう願う
重いものです。

電波が「糸」として
役に立っている姿に
無線家として
感慨深い思いで読みました。

是非、新聞を探して読んでみてください。