トップ > 東京 > 5月9日の記事一覧 > 記事
【東京】科学の楽しさ 実験で伝える 立川で大学生ら2010年5月9日 マイナス196度の液体酸素でいったんしぼんだ風船が常温でふくらむ様子を観察する子どもたち=立川市立第八小学校で | |
大学生らが実験を通じて子どもたちに科学の楽しさを伝える「世界一行きたい立川科学広場」が八日、立川市幸町二の市立第八小学校であった。体育館や運動場で約五十の実験が行われ、訪れた子どもたちが科学の不思議や楽しさを満喫した。 立川青年会議所が企画し、東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「CAST」に呼び掛けて実現。市立六中のサイエンスクラブやパソコン部も参加した。 マイナス一九六度で凍ったバナナでくぎを打ったり、偏光フィルムを使った箱でまるで壁の中を手が通るように見えたり、さまざまな実験を体験した子どもたちから「楽しかった」「不思議なことも分かりやすく説明してくれて面白かった」との声が上がった。 東大理学部三年でCAST代表の西口大貴さん(20)は「小さいときにイベントを通じて理科好きになった。同様に科学の面白さを楽しく伝えたい」と参加の動機を語った。立川青年会議所の宮田龍之介理事は「日本は科学技術で発展してきたが、理科離れや事業仕分けでの予算削減など現状に危機感がある。『なぜ』と疑問を追求する子どもの心を育てたい」とし、今後も同様の催しを企画するという。 (萩原誠) |