8月6日、宮沢賢治の思想・哲学とシュタイーナー教育の融合による独特な教育実践をされているNPO法人「東京 賢治の学校 自由ヴァルドルフ・シューレ」http://www.tokyokenji-steiner.jp/の学童クラスに保護者の方の求めに応じ、楽しい科学実験・工作「不思議な世界」というテーマで一人でボランティアに行ってきました。シュタイナー教育を受けている小学校1年生から4年生ということで、どんな実験がいいのかずっと考え悩みました。 結局は自分ペースで企画することにしました。ただ、科学の授業は高学年からなので、理論では無く疑問と不思議な体験に心がけました。
まずは実験ショーです。ブーメラン、スプーン曲げ、スプーン折り、トランプをラップの芯で透視する実験(これは7月の青少年のための科学の祭典で仕入れたばかりの「新作」)、空気砲(これは有名)、送風機と風船による「空中浮遊」、剣山を風船に押しつけても割れない実験、欲張ると飲み物が全部流れてしまう琉球焼の教訓茶碗、紙おむつに使われている吸収ポリマーを使った実験などをやりました。私自身が欲張りすぎでタイムオバー気味でした。(苦笑) こどもたちはとてもこ好奇心が強く、どんどんと目が輝いてきました。乗ってくれるのでついついこちらもたくさん「脱線」トークもしてしまいました。
次は、「バランス鳥」の工作作業。くちばしだけでゆらゆらと指にとまる「つり合い」の原理を使ったかわいい工作です。(下記の写真) 全員完成しました。工作へのやる気と力は他の学校の小学生より高いと思いました。色つけも、個性的でした。先生方もご自分の作品を作っていました。できた鳥を手に記念写真を撮り終わりました。
多摩川のほとりに、親たちが建てた2階建ての校舎があり、そこで手作りの教育を受け学ぶこどもたちを見て、教育の原点に来たような感動を持ちました。十数年前児童十人位で始まった賢治の学校も今では170人だそうです。今では、新校舎建設と学校法人取得めざし準備中だそうです。賢治の学校の発展と日本の教育への闊達なアピールを期待しています。
先生方から「また来て下さい。」というお言葉をいただいて、別世界から帰るような気持ちで帰路につきました。私自身また新しい体験ができてうれしく思いました。教育は終わりのない探検ですね。

