競馬用語に関して | まったり競馬予想 (´・ω・)

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基本的にはクラシック戦線を中心に検討、予想をやっていきます。

さて今日はお休みなのに競馬がない (地方でもやるか。。。) という事で、ちょっといつもと違った内容の投稿です。

※ この手の話が苦手な方はさらっとナナメ読みしてください


素人ながらにこういった形で競馬に関する文章を書いていると、良く使われる以下のような言葉をかなりアバウトに使用している気がします。

スピード
スタミナ
瞬発力

このあたりの言葉って馬の評価や適性を述べる際に重要になるわけですが、できるだけ統一感を持って使っていくことが大事なんじゃないかと思い始めているため、今日はちょっとこれらの用語に関して考察をしてみたいと考えています。


距離の式

まず一番初めの基本は以下になるかと思います。

距離 = ∫{速度}

文系の方に積分はなじみが無いかもしれませんが、それほど難しい話ではありません。単に速度を全部足すと距離になりますと言っているだけです。時速60kmの車が1時間走れば60km走り、2時間走れば120km走りますって事ですね。

ここで時間と速度の掛け算にしていないのは、この速度が時間ごとに変化するからです。最初の一時間を時速60kmで走り、次の一時間を時速80kmで走れば2時間で計140km走れます、という事なども積分なら表現することが出来ますので、ちょっと難しくなりますがこんな書き方にしてみました。

競馬ではハロンタイムがこれに近いニュアンスだと思います。200m÷ハロンタイム が秒速何メートルかを示す速度になります。速度vs時間のグラフだけ有れば、たとえば2000mを何秒で走れるかみたいな事が計算できるという訳です。

速度の式

次にその速度に関してです。ここからかなり主観が入ってますので内容自体は不適切かもしれませんが、大体のイメージですので大目に見てください

速度 = ∫{ 推進力 - (α×馬場の悪さ + β×適正スピードオーバー分)×馬体重 }

あまり自信はないですが、イメージとしては大体あってるんじゃないでしょうか。

一般的には加速度の積分が速度になります。つまり、エンジンをたくさんふかせばスピードが上がるという事です。ただ加速度という言葉をここで使うと誤解を招きそうなので、"推進力"という言葉に置き換えました。馬が前に進もうとする力をイメージしてもらえばと思います。

また"同じ速度を維持する"という事は、上記の∫の中身を 0 にするという事です。そのため式の後半の抵抗成分が大きいほど、速度を維持するたの推進力は多く必要となります。重馬場であったり、オーバーペースであったりというのがここでいう抵抗成分に当たります。なお摩擦抵抗は重量に比例するものなので、一応馬体重をかけておきました。馬体重の大小は推進力と摩擦抵抗両方に対してトレードオフの関係で効いてくると考えています。細かく言うと斤量もここに足すべきなんでしょうね。

瞬発力に関して

さてまず"瞬発力"に関してですが、これは速度の式の推進力MAX値を指すものと考えています。

たとえば桜花賞のレッツゴードンキは、ラスト4F、 12.5-11.3-10.7-11.5 (46.0) という足を使いました。ハロンタイムの差分 (速度の微分=加速度) は 1.2-0.6-(-0.8) となり、一番大きな1.2秒がこの馬の瞬発力と考えて良いと思いますので、かなりの瞬発力を有する馬と考える事が出来そうです。また、その分最後の減速分も激しいのが瞬発力型のデメリットになるかと思います。

一方、京都記念のキズナは、ラスト4F 11.7 -11.4-11.0-11.3 (45.4) くらいの足を使っているように見えます。ハロンタイムの差分は0.3-0.4-(-0.3)ですね。馬場状態やレース全体のラップが違うので上記の桜花賞と単純比較は出来ませんが、瞬発力の高さでは無くトップスピードの持続力で勝負をする、というのがキズナの能力だと思います。また武さんはこれを最大限に引き出すためにいつも後方からレースをしているのでしょう。

スピードに関して

次に"スピード"に関してです。これは、例えば今の京都馬場を道中11.8-11.8-11.8...のような速いラップで走ることを苦にするかどうか、みたいなイメージと考えています。

スピードというと、まんま速度に当たる部分ではあるのですが、これのMAX値としてしまうとラストの無酸素部分が一番高くなってしますよね。これはまた別カテゴリで、一般的には道中の有酸素部分で無理なく追走できる速度、を指しているように思います。

そこで"適性スピード"なるものを設けてみました。このスピードなら体力のロスなく走れるよ、という値で、つまりこれがスピード能力値です。もし {現在の速度 - 適性スピード} が正の値になる場合、これを速度の式の中の "適正スピードオーバー分"と定義しました。

もし適正スピードが11.9 と12.0 の2頭の馬がいたとしましょう。11.8のラップで進んだ場合それをオーバーした0.1、0.2 を補うために推進力を供給しないといけません。当然、毎度0.2ずつ供給しなければいけない後者の方が道中のロスが大きいことになります。何となくゴールドシップはこの値が異様に低い気がしています。そのため高速馬場速では自慢スタミナも目減りしてしまいます。またスピードのMAX値もそれほど高くは無い印象でしょうか。

スタミナに関して

最後に"スタミナ"に関してです。スタミナを式で表そうとすると、

スタミナ消費量 = ∫{推進力}

超適当ですがこんな感じでしょうか。つまり、推進力の総和がスタミナ消費量という事です。

馬はこのスタミナ貯蔵庫から推進力をちょっとづつ引き出しながら走る訳ですが、この総量が少なかったり、道中のロスが激しかったりした馬は最後におつりが無くなって沈んでいきます。あとは馬場状態が悪かったりすると、普通に走っていても必要となる推進力が大きくなるため、この総量がより重要となってきます。ここ最近で道中の推進力がもっとも必要となると思われる宝塚記念でゴールドシップが良く走るのも、この馬のスタミナの総量が半端ないからだと考えています。

また良く "スタミナ = 長距離適性" のような書かれ方をすることが有りますが、これはちょっと違うんじゃないかと考えています。まあ絶対的な距離が長い分当然スタミナは有った方が良いのでしょうが、今週の天皇賞のような京都良馬場でもしペースが緩んだ場合は道中に必要な推進力はほとんど0になります。それに対して1600mでも馬場が重くてハイペースになれば大きな推進力が必要となり、短距離なのにスタミナは重要になります。

基本的に京都の長距離で重要なのは、このスタミナの配分がうまくできる賢いタイプの馬と人だと考えています。そのため、騎手の腕であったり、馬の気性であったりがより重要です。


まとめ
実際にはもっと沢山の要因が複雑に絡まってるため、"計算で勝ち馬をはじき出してやろう" なんてつもりはさらさら無い訳ですが、こんな感じの具体的なイメージは重要だと考えています。これからも馬の個性やレースの性質を重視した予想ができるように精進していけたらな~くらいの感じですかね



くだらない内容に長々お付き合いいただきありがとうございました

ではでは (`・ω・´)ゞ