思い出は映画と共に…(バチョン風に)

思い出は映画と共に…(バチョン風に)

昔、集めてた映画のパンフ、
適当に引っぱり出し、当時の思い出…

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適当に
$思い出は映画と共に…(バチョン風に)-さよならジョージア
「さよならジョージア」1981年作
監督/ロナルド・F・マックスウェル 
出演/クリスティ・マクニコル デニス・クエイド マーク・ハミル

  “ウチの兄貴ーわたしがついていなきゃダメなんだ!”

日本公開は1982年の2月頃、ちなみに同年3月にソフィー・マルソーの「ラ・ブーム」が公開された。
前に知り合いにクリスティ・マクニコルのコト話したら“そんなヤツ知らん!”って言われたコトあった、“ソフィー・マルソー憶えててクリスティ・マクニコル知らんのはモグリ!”ってアホなコト言うてた。でも実際映画もあんまり来んかったしなぁ、でも当時はロードショー誌でもそこそこ人気があった、付録のパスケース大の写真を中学んとき学生手帳に入れてたら、持ち物検査で生活指導のボケオヤジに取られた、“コレは誰や?”って、どーせ言うてもわからんから“アメリカの義理の姉です”って適当に答えた。…で「さよならジョージア」は、落ちぶれた歌手の兄とマネージャー代わりの妹のドサ廻りのオハナシ。残念ながらDVD出てない…、オッサンに銃突きつけたり、飲み屋で歌ったり、良い感じの佳作だった。ちなみにあのルーク・スカイウォーカーも出てる(だから劇場で観たんだと思う)「帝国の…」と「ジェダイの…」の間の頃、このときのルークはエラい太ってた…。

クリスティ・マクニコルは他にテータム・オニール共演80年作「リトル・ダーリング」もあった、コレはゴールデン洋画劇場で観た、マクニコル吹き替えが富永みーなさんで、テータムが…コケシアイドル柏原よ○え!(マトモな声優さん使えよ)、少女向け青春モノの佳作、マット・ディロンも出てた、しかしコレも残念ながらDVD出てない。

思い出は映画と共に…(バチョン風に)-泣かないで
他に「グッバイガール」の名女優マーシャ・メイスン共演の81年作「泣かないで」、コレは秀作。
アル中女優の母親と、それを励ます娘との切ないヒューマンドラマ、重いけどニール・サイモン脚本。
運良く高1のとき毎日文化ホールで観るコトができた、パンフもあった、名女優相手にマクニコルも熱演、…でコレも残念ながらDVD出てない、そりゃ誰も知らんワケやな。

82年作のゴールデンラズベリー賞総ナメ(笑)にした「パイレーツムービー」ってミュージカル仕立てのモンもあった、大阪にいた頃、コレは深夜放送で観た記憶がある、マクニコル吹き替えは平野文さん(ラムだっちゃ)だった。総ナメしただけあり残念ながら(笑)コレだけはDVDが出てるらしい…。マクニコル出演作は他に、サミュエル・フラーの「ホワイトドッグ」「白いロマンス」等、以降は……知らん。

「さよならジョージア」でマクニコルが歌うシーン
“涙を抱きしめて/クリスティ・マクニコル”youtubeで観れる、upしてくれた人、スゴいなぁ…

なんだかんだ言いつつ「さよならジョージア」は封切時に観たっきり…でもこの時のマクニコルが一番良かった気がする。


「さよならジョージア」は1982年の2月頃、千日前スバル座にて…
ソフィー・マルソーの「ラ・ブーム」や、フィービー・ケイツの「パラダイス」が公開されたりで、当時の映画雑誌もちょっとしたアイドルブームになってた、ソフィー・マルソーはカレンダーまで出てたし、「ラ・ブーム2」公開の来日の際にヌードにまでなった、クラスのファンのヤツが喜ぶかと思たら、乳首のデカさにドン引きし逆にガッカリしてた、かなり笑た思い出がある(…なんじゃそら)
クリスティ・マクニコル、今はどーしてんのかなぁ…



適当に
思い出は映画と共に…(バチョン風に)-タンポポ
「タンポポ」1985年作
監督 脚本/伊丹十三 出演/山崎努 宮本信子 役所広司 渡辺謙

“これはラーメン・ウェスタンだ!”(どこがやねん)

怪獣の出ない邦画にほとんど興味が無かったが、何かの番組で伊丹十三の喋りが面白くて、なおかつ「お葬式」が話題になってたんで、コレは封切時に劇場で観た(タダ券もらったから)ヘンな映画だった、別にラーメンだけでなく、いろんな“食”に関してのエピソードてんこもり…みたいなオハナシ。チャーハンのネタはかなり笑た、他にもノッポさんがオムレツ作るネタもあり“ノッポさん料理もできんのか”って、できるかな世代の自分は感心してた。結局、伊丹十三監督作をちゃんと劇場で観たのはコレだけでした、他はビデオ等で観た、扱うのが脱税、芸者、ヤクザ…週刊誌のアホネタみたいなモンばっかやったし、話題にはなるけど邦画だからテレビは原語で放送してくれるし(当たり前やろ)、って感じでした。…でも1996年の「スーパーの女」だけは面白かった、このヒトって視点がセコいから、へんなモンやるより庶民的なネタやった方が絶対に面白い…と思た。
だから「タンポポ」も当時の興収はコケたらしいけど、未だにマニアックに支持されてる、自分もコレ一番好きだし(水野晴郎が“ラーメンはイマイチでしたねぇ”って何かの番組で言うとったぞ)。
伊丹十三監督は1997年12月に不幸な死を遂げられました……コワいので敢えて触れません、今更ながら心より御冥福を祈ります、合掌…。


「タンポポ」は1985年の12月の高2の頃、なんば南街スカラ座にて。
当時、劇場で“怪獣出て来んけど、字幕読まんでもいいのはやっぱ楽やなぁ…”って友人と喋ってた。
基本的にアニメ以外の邦画はタダ券もらわん限り、テレビ放送ばっかで済ませてた、もったいないし。
「犬神家…」等の横溝シリーズも笑いながらテレビで観てた、スケキオがマスク取るトコも“おいしそうな焼け具合やな…”って不謹慎なコト言うてた、「八つ墓村」で小川眞由美がショッカー怪人になるトコもネタにしてたっけ(って、イヤなクソガキやなぁ…)横溝作品が放送される度に“今回はどんな殺し方しよるんかな?”ってヘンなトコばっか注目してた、それくらい好きやったってコトで…。
寅さんもほとんどテレビで観てた、ウチのオカンが寅さん好きやったんで、87年「知床慕情」~89年「寅次郎心の旅路」まではオカンと一緒に劇場で観た、既にマンネリ化してても劇場は高齢のファンの方が多かった、ちょっとした小ネタでも劇場内でのウケ方はスゴかった、数をこなしただけあって作り方を心得てんだなぁって感心した、90年以降は甥っ子に焦点が変わったんで観るのヤメた、96年に渥美清さんが亡くなられてシリーズ終了、今更ながら感謝を込め、心より御冥福を祈ります、合掌…。
自分は29作「寅次郎あじさいの恋」と36作「柴又より愛をこめて」が好きやった。


適当に
思い出は映画と共に…(バチョン風に)-インドへの道
「インドへの道」1984年作
監督/デヴィッド・リーン 音楽/モーリス・ジャール
出演/ジュディ・デイビス ペギー・アシュクロフト ビクター・バナージー 
   アレック・ギネス ジェームズ・フォックス

 “あのときのあなたの勇気に感謝できるまで、こんなにも長い年月がかかりました…”

「アラビアのロレンス」等の巨匠デビッド・リーン14年ぶりの作品、結局、本作が遺作になってしまいました。当時、自分は高2だったけど「ロレンス」だけはテレビ放送でなんとなく観てました。
自分は“巨匠って言われるジジィって、どんなモンか…”って失礼なコト思いながら劇場に行った、歴史など不勉強で、どの程度理解できていたかは定かじゃないけど、冗談抜きに…ラスト感動してた。
英国娘アデラは、やがて義理の母となるモア夫人と一緒に、婚約者の待つインドへ…、アホみたいに威張り倒す英国人、反発しながらも媚へつらうしかないインド人…、ふとした誤解をきっかけに、イジメ大好きな外野のアホ共がコレをネタに、弱者を吊るし上げ過去等をさらしモンにして、叩きまくる…。
……こんなハナシやけど、時代や人種を問わず、似たような光景はドコの国にも未だにあるんやね。
オ固い作品ってワケでもなく、冒頭のロンドン~汽車のシーンや、アレック“オビワン”ギネス扮する、インド人のヘンなおっさん等が面白いので、全然退屈しない、モーリス・ジャールの音楽も良い。
後年、「戦場にかける橋“サル ゴリラ チンパンジー♪”」「ジバゴ」「ライアンの娘」等のリーン監督の名作を鑑賞した、長いけどそれだけの価値は十分にあった。NHKで旧作「逢びき」みたときも“巨匠は昔からスゴかったんだ…”と思た。5年程前にWOWOWで「インドへの道」を改めて観る機会があった、魅せ方の上手さに恐れ入ると同時に、たとえお互いの誤解が溶けても人種間や人間の偏見の壁は越えられないのか……、数年ぶりに感動しながらも、何かやるせなく感じた…。
封切公開当時、2時のワイドショー映画紹介で浜村淳さんが“14年ぶり巨匠デビッド・リーン監督、少しも劣っておりません!”って言われてたっけ…最近、自分もそう思う…もうこんなスゴい人は二度と出て来ないだろうし、二度とこんな作品も作られないだろうなぁ…。

巨匠デビッド・リーン監督は1991年4月に83歳で亡くなられました、新作「ノストロモ」企画中でした。「インドへの道」製作当時は75歳くらい(?)……スゴい…。今更ながら、偉大なる巨匠に敬意を示し、心から御冥福を祈ります、謹んで合掌…。
 
 “巨匠の偉大さを実感できるまで、こんなにも長い年月がかかりました…”


1985年の9月、梅田花月の真下の梅田グランドにて。
春に「アマデウス」がアカデミー賞を総ナメにした年で、この時「インドへの道」もノミネートに入ってて、なんとなく気にはなってた…、で同年の8月に公開され、運良く封切り時に観るコトができました。ちなみに本作は助演女優ペギー・アシュクロフトと音楽モーリス・ジャールは受賞。クドいけど、冗談ぬきに良い映画だと思う。主演女優のジュディ・デイビスはイーストウッドの「目撃」や、アレンの「セレブリティ」等にも出演、何演ってもメチャクチャ上手い女優さんだと思う。