【58】 2024 令和6年9月7日(土) ☀
3日目
もう,3日目。
この日は,今回の目的地『空木岳』まで登り,それから,ゆっくりする暇もなく下山に向かい,
駒ケ根市を大急ぎで車で出発,広島市へと走り,私は,深夜,日付が変わる前に自宅に
到着。 強行軍の日だった。
朝~~~ 出発
4:00 起床
ヘッドランプつけて,何かとゴソゴソ。外に歯磨きに出てみたら,ちょっと寒い。
この時刻に,2名の方が出発されていた。
山荘に戻った時,管理人さんが食事場所のストーブに火をつけておられた。
まあ寒いのは分かっていたが,ストーブか!!と思った。
麓で,じっとしてても汗が噴き出る,にじみ出る生活を送ってきた今年は,ちょっと驚いた。
5:00 朝食は5:00からの部
諸準備整えて5:38 山荘を出発。
昨日,山荘のある場所に下り立った時,「明日この道を登って,この山を越すんだなあ~」
と思って眺めた時,細い道がず~~~~と上まで続いてた。
それを見ただけでしんどくなった道。
行かねば・・・・
5:38 寝起きか悪いというか,出だしが本当にしんどかった。
本日,前を歩いて(いや,飛び跳ねて)写真を撮ってくれる彼女。地下足袋!!
(今回のブログ,3日目は全て彼女が撮った写真を活用させてもらうことにした。)
後から登って来た若者グループが追い付いて,そして,追い越していく。 ふわぁ~~
~ワクワクするような巨岩・奇岩の連続~
近づいてみると,見えてたよりもっともっと巨岩!!
7:00 標柱R14 標高2782m地点
これからワクワクするような巨岩・奇岩が続出。
こころ 踊る。
ワクワクするが,足痛をかばいながらの岩場越え。
今までの様にヒョイヒョイっと進めなかった。
その内,パーティーのリーダーが,荷物を分担しようとみんなに呼び掛けてくれた。
足は痛かったけれど,面白い岩稜歩きを楽しみながらアップダウンを進んで行けた。
ホッとするひと時。 でも,上りより下りが痛いのよ。
上がって来たぞ~
は~~い! 到着
~空木岳~
7:40 R15 空木岳山頂(2864m) 日本百名山&日本百高山。
バンザ~イ!!
もう一つ山頂標識がある。10人ほどの登山者が眺望を楽しんでおられた。
こちらの標識と,もう一度。 やったーー!!
永年の念願だった 空木岳(2864m)登頂! 山頂東直下に,空木駒峰ヒュッテ。
お天気も問題ない,ここでのんびり過ごせたら良かったなあ~
ここでもう1泊出来たらなあ~ 自宅が長野県に近かったらなあ~
と思いながら下山開始となった。
~池山尾根を下山~
7:56 360度の展望をゆっくり楽しみたかったけれど時間がない。
先へ進む。
下山は池山尾根を下る。このルートには,「小地獄」とか「大地獄」がある。名前が凄いので
私に通過できるのかな・・・と事前調べをした。(大丈夫そうだ。)
水場もある。自然歩道と言う登山道だ。
先ず,山頂直下からヒュッテに向かうザレ場を下り,分岐は駒石方向でなく
下の道,空木平避難小屋の方に向かって進む。
8:02
足もとはガレザレ道で歩きにくいけれど,淡々と。
何にもまして,あっつ~~と言う嫌な気分ではない。涼しい風も頬に当たる。
後方の山の稜線に白いものが見えるが,あれが「駒石」だろうな。8:54 避難小屋
ダケカンバの山道を下る。
9:57 「ヨナ沢の頭」通過
10:33 「迷い尾根」とかの表示もあったが,迷っちゃいけないと気を引き締めて。
木の根が張り出している段差もあったけれど,まあ歩きやすい自然歩道を進んで来た。
10:44 はい。ここが「小地獄」だそうな。
鎖場を通過したら・・・
次は,大地獄と言うんだから,もっとすごい所が出てくるんだろう。
さて。
11:03 階段があったけれど,雨の日,こんなところは無理だなあ。
今の私にとっては,こういうところが一番難所。
11:25 11:48
11:51 「マセナギ」って言う所
*ところで,マセナギって何?
「X X なぎ」のことで,多分「崩壊地」の事ではないか・・・と
先行者たちがブログに書かれていた。
高齢者は熱中症に気を付けること
休憩も水分摂取のみ。 行動食,何食べたかな?
12:25 池山・空木岳分岐点 1750m地点
次々と,細かく分岐点などの標識が登場。辺りはずっとよく刈られた笹の道。
13:08 13:37 「林道終点」 長かったなあ~
駒ケ根の市街地を見下ろす。 よく歩いたなあ・・・・
13:39 以前からの「林道終点」標柱から坂道を下って行く。
この辺りは,一昨日(5日)下山後の駐車地を探しに来た時確認済みの道。
さらに池山尾根ルートを歩いて駐車地へ。 14:10
少しずつ町の気配が漂ってきた。でも,まだまだ。階段が続く。
階段を下りながら,運転仲間が,
「車はこの階段下りたら一番近い所に停めてありますからね。」と言った。
階段の先に駐車地が見え,まさしく,真正面に仲間の車があった。
14:40
14:40 「池山尾根登山口」に無事下山 ばんざーい
思っていたよりずっとずっといい山だった。凄い岩だった。
巨岩・奇岩の連続で,あの山の上で1日ボ~っと過ごしたいくらいだった。
私はこれでほっとしたのだが,仲間のうちの二人は,ここから我々を乗せて
広島まで運転してくれるんだ。疲れているだろうに・・・・
本来ならばこの近くの温泉でゆっくり汗を流したかったろうに,下山予定が
かなり遅れていたので,温泉と晩御飯は中止。一路,広島へ。
途中のSAで,有難うね~,御免ね~と休憩しただけ・・・
(12・2km 9時間0分 参考)