岡野あつこです
このひとは修復できそうだな
ひとめでこんな予感を感じるひとがいます。
逆に
こんひとは時間がかかるかもしれないな
こんな予感にお話を伺いながら相手の目をみていきます。
両者にはどんな違いがあるのだと思いますか？
相談室で私と顔を合わせた時に
笑顔で「こんにちは」と頭をさげて私をまっすぐ見る方。
俯いたまま頭をさげるのがやっとという方。
両者の違いはこれだけです。
私に相談に来る方は人生の危機に瀕して悩み苦しみ
とても不安そうな目をしていたり
泣きはらした目をしていることもあります。
それでも
笑顔で私に挨拶できるというのは
その人のひととなりを感じる瞬間です。
一方で
挨拶することもできないというのは
自分の気持ちにだけ意識が向いているからです。
悩みを抱えて相談に来るのだから挨拶ができない場合だって…
そうですね、
本当にその通りだと思います。
そこで私が注目しているのは
自分の気持ちをコントロールできているかどうか
これに尽きます。
本当はつらいのに明るくふるまえる人は
どんな時でも
相手の気持ちを思いやろうという心根のあるひとです。
一方、
今、私はとても苦しんでいる
相手は、私の気持ちをわかってくれるだろう…
自分の気持ちや苦しみばかりに目が向いてしまっていると
無意識に依存心が働いて
かわいそうな自分を気遣ってくれて当たり前と
相手の気持ちは考えられない状態にいるということです。
いったん拗らせた夫婦関係を修復をするためには
自分だけではなく
相手の気持ちを思いやり、行動することが必要になります。
相手の心を揺さぶることができるのは…
相手の気持ちを思いやり行動ができるかにかかっています。
どんな時でも
ひとは一緒にいて明るい気持ちになる人に心惹かれるもの。
パートナーシップに問題が起きている時は
理由はどうであれ、
相手も心が暗くなっている時なので
明るい言葉と態度で接することができるか
これがとても大切になります。
今は離れて流れている小川になっているけれど
やがてまた合流し大海原に向かう
そんなポジティブなイメージを抱いて
明るく、今の辛い状況にも立ち向かって
雪解けの時を迎えましょう。
パートナーシップで大事なこと
自分だけでなく相手がどんな気持ちなのか想像して行動する
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