岡野あつこです
仲良し夫婦は
お互いの価値観の違いについて
よく話し合っている
なぜよく話し合いをするのでしょうか。
それは、
価値観の話し合いをすることが、
夫婦関係をより円満に維持できる秘訣だと知っているからです。
価値観の違いを話し合うことの大切さは、
おもに次の3つです。
たとえば、
お金の使い方や育児の方針について
夫婦間で価値観が違った場合、
話し合いによって
「じつは子どもの頃にこんなことがあって……」
「就職したばかりの頃、こんな人に会って……」
というように、
お互いの価値観を形成する理由となる背景やルーツが浮かび上がってくるはず。
そこを理解できると、
「なるほど、そういう視点もあるのね」
と納得でき、
お互いをより深く知ることができるようになります。
価値観の違いを話し合うことは、
お互いに「なぜ、そう考えるのか?」を伝え合うことです。
それは、
自分の考えに相手をしたがわせるのではなく、
相手の考えに自分が屈服するのでもなく、
お互いを尊重することにつながっていきます。
たとえ価値観が違っていても、
「じゃあ、こういうのはどうかな?」
と妥協点をみつけ、
新たな解決策を提案できるきっかけにもなるでしょう。
そうしたプロセスのなかで、
夫婦はお互いの信頼感や愛情を強化していくことができるのです。
自分以外の新鮮な価値観を楽しめる
これは仲良しの年の差カップルにもよく見られることですが、
「そもそも相手とは何もかもが違うので、いっそそれを楽しむことにしている」
という考え方です。
子どもの頃に観ていたTV番組や
はじめてのデートで観た映画、
カラオケで歌う昔のヒット曲も
学生時代の友だちの年代も
すべて違えば逆に新鮮に思えるもの。
こういうケースを参考にすれば、
価値観の違いは
「面倒なもの」から「楽しいもの」に変えることができるのではないでしょうか。
「そんなふうに感じているのね」
「そんなことを思うのか」
というように、
お互いの違いを受け入れることで、
より豊かな夫婦関係を築くことができます。
大切なのは、
価値観の違いを感じたらそのままにしないことです。
「分かり合えないもの」
として放置するのではなく、
「夫婦関係を成長させるチャンス」ととらえ、
とことん話し合ってみましょう。
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