岡野あつこです。
毎週木曜日は相談Q&Aをお届けします。
【ご相談内容】
別居して、6月で2年になります。
旦那の愛人から嫌がらせを受け、
逃げるように実家に帰りました。
旦那と離婚に向けての話し合いは平行線のままで、
親権を譲らないの一点張りです。
愛人に子供を育てさせたいからと言われたので
正直最初はショックでしたが、
2年近くなると生活が大事になってきたので、
1日も早く離婚したいです。
別居する2ヶ月前から生活費は全く入れなかったので、生活も厳しくなってきてます。
弁護士さんに相談しましたが、
それだけでは証拠にならないと言われ、
慌てるなと助言されました。
子供のためにも1日も早く離婚して、
新しい人生を進みたいです。
アドバイスよろしくお願いいたします。
Kさん・30代後半・女性
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夫の愛人問題でひどくつらい日々をすごされてきたのでしょうね。
親権を巡っても、夫の無神経な言動で
ずいぶん、悲しい思いをされて傷ついたことでしょう。
最近では別居が何年も長引くと「夫婦関係が破綻している」とみなされ、
不倫した側から離婚を求めても
お互いがこのままより良い方向へと説得されることが多くなりました。
既に遅きに失していると言わざるを得ませんが、
それでも今後のために勇気をだして弁護士相談に行ったり
がんばられていると思います。
これからのことですが、
親権はお子さんが小さければほとんど母親に来る例が多いようです。
話し合いで硬直状態になった時、
家庭裁判所に調停を申し立てて
離婚と同時に親権をはっきりさせた方がいいでしょう。
ただ、相手が一筋縄でいかない人のようなので、
弁護士を立てた方が良いでしょう。
弁護士の言うように、
証拠がないと事実は事実でも認められないので、
離婚の理由がはっきりしなかったり、
慰謝料が取れなかったりとあなたに厳しいことになるかも知れません。
しかし、あなたもお気付きのように今後のために行動を起こしましょう。
あなたの方の条件を優先順に整理し、
どれを譲歩できるか、
絶対譲らない事は何か、
弁護士に話し、そして相談しながら、
今までの生活費や財産分与、今後の養育費、
できれば慰謝料など少しでも有利になるよう、
お子様の為にも頑張って下さいね。
2年という期間はもったいないほど長かったですけれど、
あなたが悲しみから勇気を出して行動するために
必要な時間だったのでしょうね。
さあ、
これからは余計な煩わしさのないあなたとお子さんとの幸せ作りに専念できる日々が待っていますよ！！
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