過去に、こんなご相談を承りました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
【ご相談内容】
結婚して17年。現在、中学と小学の3人の子供がいます。
私は専業主婦。旦那は会社経営者です。
子供達が幼い頃から暴言、暴力、はありました。
私のいない時には子供達に死ね、子供が嫌い、ボコボコにしてやる、など。
家には夫が壁に拳の穴も。
育児はしない会社人間。
熱を出して苦しむ子供を見ても飲み会へ。
昨年、私や家族に内緒で新車バイクを購入し事故。
(入院中も暴言など)最近も子供に酷い暴言を吐き
子供が精神的に不安定や腰痛。
何かあると・・・
こんな生活できる当たり前だと思ってるのか?出て行け!別れてやる!お前の家じゃないなどと
脅しのように言う。
私も、子供達も怯えて生活しています。
Kさん・30代後半・女性
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
長い間3人のお子さんと共にお辛い日々を本当によく耐えて頑張ってこられましたね。
相談内容を拝読する限り、ご主人は典型的なDV夫ですね。
そして長年、DVやモラルハラスメントを受け続けていると、
暴力を受けるのは自分が悪いからだと思い込む方が多くいらっしゃいます。
どんな理由があれ、人は暴力を受けてはいけないのですからもし、
Kさんがそのような気持ちになっていたとしたらご自分を責める必要はありませんからね。
それから暴言、暴力の環境に長くいると
「この人にはやはり私が必要」と思い込み、共依存の状態になりかねません。
そうなってくると、暴言、暴力の悪循環から簡単には逃れられなくなってしまいます。
お子さん達にも虐待のようなことをしているとなると、
お子さんの精神面、肉体面のことも考えて、ご主人とは距離を置いた方が良いように思います。
お子さんもいらっしゃいますので、今すぐに離婚をする必要はありませんが、
自立できるまで、またはお子さんがある程度大きくなるまでの間は
生活費をもらいながら、別居を続けていってはいかがでしょう。
婚姻費用の分担の調停で婚姻費用を決めて貰えば、
生活費を貰うのに顔を合わせる必要もありませんから心配いりません。
まずは別居の前に
思い出す限り、暴力、暴言をされた日にちや状況などを書き出しておいてください。
ご主人の暴言をICレコーダーなどで録音しておくのも忘れずに。
壁の穴のなど、証拠として目に見えるものは写真に残しておいて下さいね。
Kさんやお子さん達がもし心療内科などに通院しているのであれば
その診断書も貰っておいたほうがいいです。
また、地域の女性センターや警察の生活安全課、自治体が運営する福祉事務所などにも相談をし、相談の事実を作っておくこと。
役所の無料法律相談や法テラスなどで相談しておくことも大切です。
別居した後、どのようにやっていけば良いのか、
DV防止法などでどのように守ってもらえるのかなどを詳しく教えてくれますので。
もしご実家に逃げることができるのであれば、
DV防止法の改正によりKさんとお子さんだけではなく
ご親族等へ接近禁止命令も出せるようになったようですし
ご実家が難しいようであれば、シェルターなどの保護施設があります。
お子さん達を守るのはKさんだけです。
怯えた生活では幸せは掴めません。
ご自身の人生、お子さんの将来のためにも勇気を出して頑張ってください!
応援しています!
岡野あつこの新しいブログがOPEN!
尼さんになった岡野あつこが強運な人生を伝承
ご相談はこちらから
夫婦問題で困ったら、岡野あつこの離婚救急隊