過去に、こんなご相談を承りました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
【ご相談内容】
妻と成人した3人の子供がいます。
第三子妊娠以来、夫婦関係は全くありません。
その当時妻にそれとなくなんどとなく誘うそぶりを見せましたが、
しまいには「よそでしたら」と言われ、
それ以来20年以上オナニーですませてきましたが、
5年前くらいから耐えられず風俗に5回、
1年半前から出会い系で知り合った既婚女性とセックスフレンドとなりました。
家庭に影響ない範囲で関係を続けていたのですが、
先週バレて不貞行為は100%悪いと、また性行拒否はしていないと言い張ります。
私が100%悪いのでしょうか?
その女性とは関係を切り、妻には謝罪しましたが
納得してくれません。
Eさん・60代・男性
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
20年以上前からご夫婦の間でセックスがなかったということですが、
まだ、20代、30代の若い頃からお互いに満たされない思いで過ごして来られたとは、
なんと悩ましいことであったかとお察しします。
セックスは夫婦の絆を確かめるとても大事な役割を果たしますから、
逆に言えばそれなくしては、愛情や信頼感も深めにくいでしょう。
しかし離婚もされずに、
3人のお子さんをちゃんと成人させられたということは、
お2人とも親として責任、使命をちゃんと果たされ、立派のことと敬意を表します。
妻がセックスを拒否するときは、
体が疲労困憊している、夫に不満があってそれを気づいてほしくて、
セックス拒否を武器として使う、
恥ずかしくて心にも無く拒否の態度をとる、などがありますが、
奥様の場合は前者だったと思います。
男性にはわからないかもしれませんが、
子供を3人出産するということは、肉体的には本当にきつい大きな負担です。
ましてや小さい子供を2人育てながら、また3人目を妊娠・・・では、
お腹の赤ちゃんをかばう必要もあったでしょうし、
肉体的にも精神的にも限界まで疲れ切っていらしたと想像されます。
ですから、その時こそご主人の優しさ、思いやり、手助けなどがよほどないと、
セックスする余裕がなかったのだと思います。
3人目が生まれて、
お腹にはベビーがいないからもういいだろう、とご主人は思うかもしれませんが、
3人の育児といえば、心身ともに奥様はさぞ大変だったろうと思います。
ひょっとして、また妊娠したらどうしようという不安も奥様にはあったかもしれませんね。
女性の体はとても精神状態に左右されますから、
ご主人も拒否されて淋しかったかもしれませんが、
奥様も、もっと家事育児に協力して!と
SOSを必死に発していたのかもしれませんね。
そこが夫婦として1つの危機であり、
お互いに助け合って乗り越えれば
さらに夫婦としての一体感、信頼感が強まったチャンスでもあったのですね。
現状の打開策としては、
自分の、拒否された時の落胆やその後誘っても振られた時の辛さ、
仕方なく外に求めた言い訳など、ご自分の気持ちを言うだけで無く、
逆に、
「貴方の大変さを気づいてあげられなくて、夫として協力が足りず、
今心から反省しています」という謝罪の気持ちを誠実に表すことが大切です。
そして、家庭を壊すつもりは全くなかったこと、
親としての責任は忘れていないこと、
妻をまだ愛している(でしょ?)ことなどを付け加えてください。
奥様も意地があって、簡単に許すわけにはいかないと
虚勢を張ってる部分もあるかもしれませんから、
奥様が受け入れやすいように、貴方は低い姿勢を保ってください。
弁解や奥様に対する不満や非難などは
絶対に慎んでくださいね。
岡野あつこの新しいブログがOPEN!
尼さんになった岡野あつこが強運な人生を伝承
ご相談はこちらから
夫婦問題で困ったら、岡野あつこの離婚救急隊