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ただ、君がいなくなってから自分の欠点を見つめ直しているうちに、
君がどれだけ大変だったか、
君の存在がどれだけ大きかったか、
ということが、一緒にいたときに
自分が思っていた以上に大きいということに気づきました。
同時に、
自分がいかに至らなかったのかということも。
一番大切な人なのに、
なんであんな態度しかとれなかったのかと。
家事にしても、一人でやるようになって、
自分がやっていたと思っていたものが
実は表面的なものだけで、
いかにやっていなかったかということには気付きました。
多少は進歩してるといいなあ。
それから、君にはかなり迷惑をかけてしまったけれど、
これを機会に自分の人格についても変えていこうと思っている。
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「家事分担の割合からして、
生活費の1対1という負担割合はおかしい」と君は言っていたね。
その通りだよね。
ただ、それは住宅ローンの繰り上げ返済に必死だったからで、
ローンを早く返して、
Nの教育資金などを少しでも多く貯めようと思っていたからなんだ。
数年後の家のリノベ費用も必要だしね。
この辺りも、もっと2人でよく話し合っていればよかったなと思います。
何度か流山の方に来てくれているようだけど、
この前は掃除機や通気口のフィルターを交換してくれてありがとう。
やっぱり君はよく気がつくよ。
流石だと思った。
僕は君ほどうまくできていないかもしれないけれど、
君がいつ帰ってきてもいいように
今までしていなかった窓ガラス拭きや玄関の掃除もやるようになったよ。
大掃除も今年はやってみたけど、
君はこれまで仕事や子育てをしながら
完璧にやってくれて
本当に大変だったんだなーと痛感しました。
年末から寒さも厳しくなってきたけれど、
風邪などには気をつけてください。
君に会いたいです。
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(完)
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