社内不倫に対する通達文書の一例をご紹介いたします。
ご参考いただければ幸いです。
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前略
私共からの突然のお手紙をお許し下さい。
今般、大変失礼ながら御社の社員〇〇〇〇氏と業務委託先である△△△△氏について社長様に是非お耳に入れておきたいことがございます。
この二人はいわゆる不倫関係にあり仕事上を理由に親密な関係を続けています。現に先日、ラブホテルから出てくるのを見かけましたから。
仕事の発注については特別に優遇しているのが明らかです。勿論、自分の愛人ですから、優遇するのは当然ですが、彼女は〇〇氏から肉体のほか、金銭供与をも受けているのです。
愛人だから貢いでもらったといえばそうかもしれませんが、御社から請けた仕事上の利益から供与を受けることは、賄賂としかいいようがありません。
更にあきれることに、〇〇氏については、前の仕事先を裏切り、仕事欲しさに取引先の女性社員に近づき、不倫関係に至ったという訳です。御社ではこんな営業が許されるのでしょうか？
昨今日本経済が低迷し、各企業も生き残りをかけて、懸命な葛藤がなされている中、こんなことは御社の性績（成績）もさぞ低迷しているのではと影ながら心配しております。
もしこの事実にご不審な点が在り、嘘だとお思いであれば一度、二人に確認していただけたらよいかと存じます。
いずれにせよ、先ずは、御社社員である△△△△氏に対するかなりの行動管理や業務上の正しい教育が必要とも思われます。
そして、〇〇氏につきましては取引先である御社に対する愚弄とも受け取れるこれらの行動を謹んで頂き、今後このような不愉快なことの無いように、厳重な処分をお願い申し上げます。
又最後に突然のご無礼をお許し下さい。御社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
草々
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