こんにちは!夫婦問題研究家の岡野あつこです。


最近、
離婚相談救急隊には奥様から離婚を切り出されてしまった男性の相談者の方が増えてきたのですが、奥様へのちょっとした日頃の接し方や気遣いが足りなかったことに気づいていないのが原因と思うことが多いのです。たとえば奥様に「私のこと何もわかっていなかったよね」と言われたら、奥様から『気がついて』の強いメッセージです。これまであなたは奥様を気遣えず、自分本位で過ごしてきたかもしれません。奥様の「優しくしてほしい」「もっと自分を見て欲しい、評価してほしい」という気持ちをわかってあげていなかったのでしょう。
今すぐにでも奥様のことを理解することに努め、評価してあげたほうが良いでしょう。





「そんなこと急にいわれても…どうしていいかわからない」
と戸惑うかもしれませんが、早く行動に移さないことには離婚の方向にいってしまうのが目に見えています。


具体的にどうするかをお教えします。



まずは、女性の気持ちを知るために誰か女性に相談してください。
年齢は関係なく親戚でも、部下でも、カウンセラーでもよいので少なくとも3人に話を聞いてもらいアドバイスしてもらいましょう。自分のことと言うのが恥ずかしかったら、人のこととして相談しても構いません。相談する時はこれまでを振り返り、できるだけ具体的な出来事を正確に話すことをおすすめします。たとえば一生懸命につくった食事に心ないひとことを言ってっしまったとか、誕生日などの記念日を忘れてチクチク言われた…など、思い当たることは何でも話してみることです。


アドバイスをもらう中で、奥様の気持ちが少しずつ分かってくるでしょう。そこでこれまで気づかなかった奥様の長所がうかびあがってくるはずです。そうしたらすぐに行動。言葉に出して気づかなかったことを誠実に謝って感謝やほめることを伝えましょう。


なお「何もわかっていない」という言葉の裏に、過去の許せない出来事が隠されている場合もあります。


過去の言動は、
もはや取り返しはつきませんので言い訳や弁解はせず、そこはひたすら謝りましょう。言い訳や弁解をすると、過去の嫌な出来事がいつまでも奥様の記憶に残ったままになります



過去よりも将来に目を向けてもらえるように『これからはこうするから』と丁寧に説明してわかってもらえるように、きちんとプレゼンテーションをしていきましょう。